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おすすめ本|「60歳からでもシングルになれるゴルフ運動学」川合武司著(日経プレミアシリーズ・新書)

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「60歳からでもシングルになれるゴルフ運動学」のあらまし概要

手の力ではなく胸の筋肉(大胸筋で右の上胸骨を内側に引き寄せる)を使った飛ばしのスイング、腰を素速く回して「角速度」を上げてヘッドスピードを上げる、ヘッドスピードを上げる為に、腕を早く振る必要は全くないという自説を展開されています。「足裏感覚」を鍛えてあらゆる斜面に対応―。体力や筋力が落ちてショットやスコアメイクに悩むゴルファーも、体が自然に動く運動学に則ったスイングを身につければ、60歳からでもシングル入りが可能らしいです。著者は現在81歳で軽々250ヤード飛ばす川合教授(健康科学)が、シニアでも70台でラウンドできるゴルフ術をレッスンを続けています。ドライバーの飛ばし、アイアンの方向性、アプローチの寄せ技、パットの入れ方などそれぞれのパーツに的確なポイントが分かり易く解説されている一冊ですので、スイング見直し・修正に大いに役立つような気がします。

展開される説明はどれも説得力のある内容で、また、自分自身のゴルフスクールのコーチ(最近半年間はレッスンを停止中)からも常々口酸っぱく言われ続けてきた内容とダブる点も多く(重要な事なのにいつの間にか忘れてしまったポイントが多い)本書で改めて指摘を受けると、現在、スコア全く進歩していない理由が良く分かりました。

著者:川合 武司氏 ご紹介 
前・武蔵丘短期大学学長
1939年生まれ。前・武蔵丘短期大学学長、順天堂大学名誉教授。順天堂大学時代はバレーボール選手、卒業後は順天堂大学スポーツ健康科学部教授として、ゴルフやバレーボールの実技とコーチ学、スポーツ指導論を担当。ゴルフ歴50年。ベストスコア69。

ライザップゴルフ

Marika GodwinによるPixabayからの画像

「60歳からでもシングルになれるゴルフ運動学」の感想

高反発ゴルフドライバー【HAYABUSA】

川合氏は1939年生まれで現在81歳です。ゴルフ歴は50年の大ベテランです。もともとバレーボールの経験があり、順天堂大学スポーツ健康科学部教授をされており、科学的にゴルフを解明され、無駄がないスイングにより、怪我を避けて高齢者でも「歩く」「打つ」さえできれば死ぬまでゴルフは続けることが出来ると主張されています。ご本人が正にお手本なの納得させられます。

81歳まで元気にゴルフを続ける為に毎日一時間の散歩を続ける事、毎日2時間300球の打ち込みを日課とされているところが少し常人と違うところかも知れません。また、打ち込みは3日やらないと体がスイングを忘れてしまうので、少なくとも2日に一回は練習場に通わないとダメという事を言われています。この点は少し真似することは不可能かもしれません。会員制の年間パスポートでもあり、一年間打ち放題のゴルフ練習場でも近場にあればの話ですが、毎日練習場で300発撃つというのは大変なことです。

本書でこれはと思ったポイントが多数あったのですが、主なものをピックアップさせて頂きます。いくつかは早速練習場で実際に取り入れてみましたが、どれも効果抜群でしたので、皆様にも是非お勧めいたします。

1. シニアになると体が硬くなりますが、ストレッチなどして体の柔軟性を保つ必要は無いようです。本人は全くストレッチはされていません。必要なのは骨の関節を主体に筋肉を補助として利用し、力の入れ時を工夫してスイングすること。

2. スイングは力を入れない。筋力は無い方がいい位だ!?というお話しをされています。

3. リストワークは使った方が良い。手首のスナップを使った方が確実にヘッドスピードは上がる。但し、使い過ぎはボールが暴れるので、コンパクトなトップから大きなフォローを取るように心がける。スタンス幅は狭くして、体が回転し易いようにする。どんな時でも「力み」は抑えるようにする。(これらが私は全く出来ていませんでした)

4. 力の入れ方の肝ですが、脱力して構えるゆっくりバックスイングに入る、トップの切り返し時点でも力は入れない、ダウンスイングから徐々に少しずつ力を入れていく、ドーンと打ったらそのまま力を爆発させる。フォローは大きく出している。これすなわち0➡100と喩えています。(この点も大事なポイントで私はトップから目一杯力んでインパクトに入っていた様な気がします)=本書内では『ハイブリッド打法』と命名されています。EVが最初は電気の力で駆動し、徐々にガソリンの力で一気に加速するイメージからだそうです。この点が30,40代ゴルファーと60歳超ゴルファーの切り替えポイントではないでしょうか? 巷に氾濫するレッスン動画なででは余り聞けないポイントの様な気がします。

5. スイングは回転運動、回転運動には軸があり、軸を回すと外輪も回ります。内側が早く回れば、外側はもっと早く回ります。『力の伝導』このことは腕を早く振ることよりも、まずは体の軸を早く回す事の重要性が分かります。すなわち、ヘッドスピードを上げようと腕を早く振る必要は全くない。(これはスクールのレッスンでもコーチ自ら腰に手を当て、繰り返し腰の回転が足りない、足りないと左方向に回してもらった記憶があります。今はまた、腰がすっかり怠けてしまったようです)腰を右に90度回したら右足体重、左に180度回したら左足体重の体重移動も重要です。体重移動を伴う腰の回転をビュッと素早く行う事が飛距離アップの秘訣の様です。これはクラブを持たなくても室内でも毎日出来るので実行したいと思います。一日朝昼晩三回やれば250Yは達成できるかも知れません!

6.河合氏がアドレスで一番心掛けている事はアドレスで腕に力を入れない事。腕を下だらりと下げて構える事が大事、特に左腕に力を入れてはいけない。左の上腕二頭筋、左上の筋肉を柔らかくしておく必要がある(今まで左肩、肘、クラブヘッドを一直線に長く使おうと意識していたこともあり、左腕には力が入っていた様な気がします。これではダメですね)左腕は鞭の様にしならせて使うのが正解の様です。

7.最後、ドライバーの飛ばしですが、これは胸で右腕の骨を寄せて、右わきを開けずにバックスイングする。この形を保ってスイングすると、手打ちにはならない。手が暴れないのでミート率がアップする。(未だに気になるわたし自身のフライングエルボーの癖は、これを付ければ解消されるかもしれません。)

最後に

80歳で飛距離250ヤード、しかも70台というのは凄いですね。80歳でゴルフができる様な健康を保てるかどうかもわからないのに、好スコアをキープすることは才能以上のSOMETHINGがあるような気がします。埼玉県吉見町でレッスンスクールが開催されている伺いました。わたしの故郷にも近い町です。本書のなかに説明されていた『カーリング』という概念がイマイチ良く理解出来なかったので、機会あれば直接お会いしお尋ねしたいと思っています。

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