おすすめ映画感想|『ブロウ』(2001/テッド・デミ監督)伝説の米国のドラッグ・ディーラー/ジョージ・ユングの半生
1970年代に実在した伝説の米国のドラッグ・ディーラー/ジョージ・ユングの半生を描くヒューマンドラマ。幼い頃、父親は社長なのにお金がなく貧乏な両親の姿を見て育ちます。やがて父の会社は倒産し、苦しい生活を強いられます。彼は20代の時に、マサチューセッツの田舎から、カリフォルニアという当時の流行の最先端の町へツレへ、幼馴染と共に引っ越していきます。そこで一人の女と出逢い、自分の理想の家族を築くため、マリファナの小売りに乗り出すと、すぐさまその商才を開花させていきます。その後、どっぷり裏社会にのめり込み大成功を収めますが… 友人の裏切り、家族との別離、逮捕など、波乱万丈の転落人生を歩むことになります。