何度か訪問している尾瀬ですが、今回は燧岳、至仏岳には登らず、尾瀬ヶ原をのんびり周遊して高山植物を観賞することのみを目的としました。残念ながら水芭蕉の季節はとっくに終わっており、ニッコウキスゲにはまだ早過ぎた端境期。とは言えここは天下の尾瀬、ワタスゲ、コバイケイソウ、カキツバタ等の大群落にすっかり魅了されました。但し、涼しい朝方の時間帯を過ぎると気温がぐんぐん上昇、酷暑の尾瀬を経験させられることに…標高1400㍍超えの高層湿原でも、油断せず夏場は高温対策は必須のようです。水分補給に関しては点在する山小屋で冷たい水が補給可能なので、大量の飲料水を持ち歩く必要はなさそうです。(自販機の利用も可能箇所もあり…)
尾瀬ヶ原へのアクセス(東京方面から)
●マイカー利用による
練馬IC-沼田IC(約120分)
沼田ICから尾瀬戸倉温泉(前泊地)R120利用で約30㌔の道程、途中道の駅「川場田園プラザ」、「白沢」、「尾瀬かたしな」など個性溢れる道の駅に立ち寄り時間調整(宿のチェックイン時間は 15:00)特に川場田園プラザの人気は凄まじく日曜日の午後訪れた時は、家族連れ他で溢れ返り駐車場はほぼ満杯、ようやく山の中にある「第7駐車場」に停めることが出来た…
前泊地情報
尾瀬岩倉高原 水芭蕉の宿 ひがし(一泊)
前回尾瀬訪問時と今回宿泊、2度目の宿泊。冬季のスキー、その他の季節は敷地内に併設されているテニスコートがありスポーツ合宿客に良く利用されている様に思われた。宿のHPには「地元で獲れる食材を厳選して、旬の味を堪能出来る」と謳われているが、実際はそれ程でもないというのが正直な感想です。天然温泉に24時間入浴可能な事(尾瀬ヶ原散策後、入浴可能)、鳩待峠駐車場までの往復無料送迎付きなのが非常に嬉しい。
尾瀬ヶ原周遊で巡り合った高山植物
歩行時間累計 約7時間 歩程距離合計22.5㌔
ほとんどが木道です。よく飽きもせず歩いたもの…真新しい木道に「TEPCO」の焼き印が押されておりかなり目立ちました。実際企業の協力で木道の整備、尾瀬の自然が守られているのは理解しますが、余りのTEPCO印の多さに辟易しました…(蛇足ながら)
7:10 鳩待峠駐車場 尾瀬戸倉温泉の宿泊宿の車にて駐車場まで送っていただく
7:43 鳩待峠峠バス停着 マイクロバスで急な坂道をひたすら登る(片道1300円)
7:45 鳩待峠登山口出発 暫くは樹林帯の中を歩く下りの坂道
8:32 山ノ鼻キャンプ場着
9:30 東電小屋着
10:36 弥四郎小屋
11:30 龍宮小屋
13:01 山の鼻小屋
14:03 鳩待峠登山口戻り



























































最期に
写真をまとめて振り返ってみると尾瀬の自然の美しさを再認識しました。高山植物の圧倒的な層の厚さにびっくり仰天しますが、池塘が形作る自然美は尾瀬独特…この時期の空の碧さにもびっくり。次回は是非とも山小屋に宿泊し、夕暮れの尾瀬、早朝の尾瀬を堪能したいと思いました…
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