普達措国家公園は雲南省北西部の「三江併流」世界自然遺産の中心地帯にあり、国際重要湿地である碧塔海自然保護区と「三江併流」世界自然遺産紅山エリアの碩都湖風景区という二部分からなっています。碧塔海、属都湖と霞給チベット族文化自然村が主な構成部分です。シャングリラ地区の主要観光スポットの一つ。海抜は3500mから4160mまでの間。「三江併流」風景名勝地の重要な構成部分でもあります。シャングリラ市街からは22キロと比較的近い距離にあり、総面積は約1313平方㌔ととてつもなく広大です。
シャングリラ地区の訪問時期のベストシーズンは7月、8月の夏季とのことだった。今回5月の初旬に訪問したが、新緑も生えそろわぬ初春の時期で訪れる人もまだまだ少なく、静寂のシャングリラを訪問することが来たが、本音としては最盛期ベストシーズンにシャングリラ地区の再訪を期したい。
世界遺産 雲南の三江併流保護区の一角虎跳峡とシャングリラ 観光バスツアー③
「普達措国家公園」へのアクセス
- 1日目:13:00長沙空港発 ➢ 15:20麗江空港着➢麗江古城 (飛行機にて麗江へ移動、旅行社の送迎車にて古城内へ移動後民宿泊)
- 2日目:麗江古城 ➢ 束河古鎮 ➢ 玉龍雪山(標高5596㍍) ➢ 麗江古城泊(観光バスツアーに参加)
- 3日目:麗江古城 ➢ 長江第一湾 ➢ 虎跳峡 ➢ シャングリラ市内(麗江から110㌔、バスで4時間) ➢ シャングリラ(標高3276㍍)泊
- 4日目:シャングリラ ➢ 普達措国家公園 ➢ 麗江古城泊(観光ツアーバス)
- 5日目: 麗江古城 ➢ 玉龍雪山 ➢ 麗江古城泊
- 6日目:麗江古城 ➢10:20麗江空港発 ➢ 12:35西安空港着 ➢ 16:25青海省西寧空港着(移動)
「普達措国家公園」の概要
公園ゲートからシャトルバスを利用して属都湖に到着する。湖は標高3500㍍を超える高山湖。湖畔には2.7㌔に渡る湖周辺部にしっかりした木道が設置されているので利用する。左手に湖、右手に針葉樹の原生林を見ながら歩くことが出来る。湖には船も用意されているので、船上から湖岸の眺めも素晴らしいと思う。
暫く行くと、バスに乗り換えて碧塔海という別の湖があるが移動する途中には弥里塘という高台(標高3700㍍)が中間にあり、バスで通過する草原を見下ろすことが出来る。碧塔海にも4.5㌔にもおよぶ木道が周囲にあり、同じように散策を楽しむことが出来る。
「普達措国家公園」の見どころ
何といっても静寂さと空気の清涼感が際立っている。空の青さ、雲の白さが素晴らしい。5月初頭の訪問であり、青々と茂る草原は今回お預けとなったが、それでもシャングリラらしさは十分満喫できたと思う。この大自然の素晴らしさは言葉で表現しようとしても難しい…
2か所の湖の周囲を巡る木道の遊歩道はいずれも高低差がほとんどなく、気楽な散歩として楽しむことが出来る。途中売店なども殆んどなく、水、携帯食は必携であるので注意が必要。休憩所や綺麗なトイレは完備されているので安心ながら、いかんせん施設間の距離が相当あるのでこちらも慌てない様に早目早目に済ませておくのが無難だと思う。
余談になるが、シャングリラのホテルで出された朝食に準備されていた「ボックス」に「長期保存用牛乳」が含まれていたのでそれを飲んだが、しばらくして行動中に腹の具合がおかしくなり困ったので、出来ればこれは飲まない方がいいのではないかと思う。
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