おすすめ映画『カイロの紫のバラ』(1985/ウディ・アレン監督)感想‣映画愛に溢れた、とびきりロマンティックな1作!
ウッディ・アレンが監督・脚本を手がけ、映画ファンの女性がスクリーンの中から飛び出してきたスターと恋に落ちる姿を描いたファンタジックなラブストーリー。1930年代、大恐慌真っただ中のニュージャージーが舞台。セシリアは甲斐性無しの失業中の夫と愛のない生活を続けながら、ウェイトレスの仕事で家計を支えていました。彼女にとって、つらい現実から逃避出来る映画鑑賞だけが心の支えでした。そんなある日、お気に入りの映画「カイロの紫のバラ」を映画館で見ていると、映画の主人公トムが突然セシリアに向かって話しかけてきます。そして、映画世界と現実とのずれが、コミカルに描かれ展開していきますが……。