絶対見逃せない映画 おすすめ おすすめ映画『17歳のカルテ』(1999/ジェームズ・マンゴールド監督)感想‣境界性パーソナリティ障害を克服していく少女を描く
舞台は1960年代のアメリカ。17歳のスザンナはアスピリンを大量に飲んで自殺未遂を起こし、親の勧めで精神療養施設・クレイモアへと送られ入院する。医師の診断は“境界性人格障害”。情緒不安定で著しい衝動性を持つ精神病だった。同じ病棟の患者は、顔に火傷の痕があるポリー、虚言症のジョージーナ、大食症のデイジー、そしてリサ。常に監視され管理される入院生活の中で絶望感を感じていたスザンナは、病棟のリーダー格であるエキセントリックなリサに惹かれ次第に、精神科病院が自分の居場所と感じるようになっていく。しかし退院した患者の近親姦を見破り、この患者を自殺に追い込むというリサの行動から、徐々に彼女の行動に疑問を持つようになって行く。スザンヌはやはり自分は社会復帰を目指すべきで、ここは自分が居るべき場所ではないと気付き始めて行きます。