
映画『遠い空の向こうに』(1999/ジョー・ジョンストン監督)感想‣ロケットに魅了された若者が、逆境に耐え夢を実現するサクセスストーリー!
50年代米ソ冷戦時代のアメリカ、寂れた炭鉱町のウェスト・ヴァージニア州コールウッドが舞台。ここに生まれた男は誰もが将来炭坑夫になると約束されたこの町で、高校生ホーマーは自分の将来に不安を感じていました。そんな1957年10月4日。ホーマーは星空を美しい軌跡を描いて飛んでいくソ連の人類初の人工衛星スプートニクを見ます。宇宙の夢に魅せられたホーマーは悪友たちと「ロケット・ボーイズ」を結成、ロケット製作に夢中になりますが、典型的な昔気質の炭坑夫である父はそんなホーマーの夢をまったく理解できず、息子は当然炭鉱夫になる事が当たり前と考えていました。そんな二人は衝突することになります…