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世界遺産 雲南省 麗江古城 観光バスツアー①

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 念願の麗江旅行がやっと実現しました。麗江は30年間ずっと恋焦がれていた場所です。今回は麗江とシャングリラのパッケージ観光ツアーに参加しました。ベストシーズンは7月、8月と聞いていましたが、時間の都合で5月(連休)に訪問しました。5月はまだ航空運賃も安く、フライトの座席も比較的簡単に取れました。ハイシーズンでの席の確保は早目の予約が必須です。

 今回は麗江発着の観光バスツアーに申し込み、麗江古城をベースに観光することにした。 

世界遺産 雲南省 麗江古城 観光バスツアー①

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「麗江古城」内の多くの路地が見どころ、奥は民宿か?
合計4泊した民宿(古民家を改造)の雰囲気のある門(部屋は想像を絶する快適さ申し分無し)
「麗江古城」城内
「麗江古城」
綺麗な水の湧く井戸のある広場
石畳の商店街が縦横無尽に伸びる
さすが超人気観光地麗江
古城の中心部四方街付近
清らかな青龍の流れる水路(黒竜潭公園から流入)を挟んて街路
左の壁にはトンパ文字
坂道、階段も多い

「麗江古城」へのアクセス

  • 1日目:13:00長沙空港発 ➢ 15:20麗江空港着➢麗江古城 (飛行機にて麗江へ移動、旅行社の送迎車にて古城内へ移動後民宿泊)
  • 2日目:麗江古城 ➢ 束河古鎮 ➢ 玉龍雪山(標高5596㍍) ➢ 麗江古城泊
  • 3日目:麗江古城 ➢ 長江第一湾 ➢ 虎跳峡 ➢ シャングリラ寺2カ所 ➢ シャングリラ泊
  • 4日目:シャングリラ ➢ 普達措国家公園 ➢ 麗江古城泊
  • 5日目: 麗江古城 ➢ 玉龍雪山 ➢ 麗江古城泊
  • 6日目:麗江古城 ➢10:20麗江空港発 ➢ 12:35西安空港着 ➢ 16:25青海省西寧空港着(移動)

麗江へは大都市からは直行便もあるが、雲南省省都昆明にて乗り継ぎ便を利用するのが便数も多く便利。なお、陸路バスを利用した場合は昆明から6時間半、一部高速道路もあるが坂道が多い悪路の連続を覚悟する必要がある。

「麗江古城」の概要

麗江古城はナシ族によって建設された。 1997年にユネスコの世界遺産に登録された。

 ナシ族は8世紀、現在の青海省付近から南下してきたと言われている。麗江古城は、宋代より現代に至る800年の間に、近隣のチベット、少数民族の白族、漢族の影響を受けつつ、ナシ族の政治・経済・文化の中心地として機能してきた。また、独特の象形文字のトンパ文字を使用する独自の文化とチベット仏教の影響を受けている。

 街の周囲には秀麗な最高峰(標高5596㍍)を氷河を見ることができる玉龍雪山など景勝地等を有し見どころが多い。

「麗江古城」の主な見どころ

(麗江一日目)

  麗江は思った以上に古い建築物の保存状態が良く、古城内の家は昔のままの古民家を活かし改装され、素晴らしい町並みとして今も残されていることに驚きました。古民家を改造した民宿(中国名:客棧)が城内に多く、現在も立派に活用されています。

 わたしが泊まった民宿の部屋は内庭付き2階建でした。2階の部屋の南側に大きな開放的な窓、北側にも窓、西側の廊下側にも窓、東の浴室・洗面所にも窓があり、非常に風の通りが良く、通気性抜群の部屋でした。明るく、居心地のよい部屋に本当に感激しました。

 ベッド、ソファ、テーブル、扉などの調度類も古くから使われていると思われる木製で非常に重厚な作りです。部屋の中を落ち着いたとても良い雰囲気にしていました。これならば長期滞在も可能で、長沙に戻りたくなくなりそうです。

 また、中庭には植え込み、様々な花、茶器を置いたテーブルなどが配されていて、お茶を啜りながらゆっくりと時間の流れを楽しめる空間を提供してくれます。

 少数民族のナシ族が建設した古城で、漢族の建築様式とは異なる独特な文化を背景に発展しきた古城であることを麗江古城の中の至る所で実感できました。

 古民家改造の民宿は古城内に沢山作られていて、旅人を受け入れてくれます。石畳の道を散歩していると、ついつい中をのぞきたくなるような魅力的な門構えの民宿を数多く見掛ける事が出来ます。

  石畳は非常に素朴な感じがします。川を跨ぐ古い石橋も数多く掛かり、食堂、みやげ物の売店が軒を並べていますが、どれもみな古民家を改造した作りで、町全体の調和がとてもよく保たれていました。

 バー、クラブ、カラオケ街も有りますが、それは営業する区域が制限されており、目印の大きな水車のある広場から百㍍内の通りにのみ出典を限定されて営業許可を取得している様でした。

夜間古城内に騒がしい音楽が鳴り響き、耳障りになる印象は受けませんでした。

 城内北側にある獅子山公園の頂上には万古楼があります。入場は有料ながらここからは古城全体を一望出来る恰好の場所となっています。黒瓦が敷かれた民家が所狭しと並ぶ古城の眺めは絶景です。公園へ上る途中の坂道には古民家を改造して数多くの喫茶店、レストラン、土産屋が所狭しと軒を連ねています。

 珈琲(雲南省はコーヒーの産地でもある)を飲みながら、皿に盛られた採りたてのフルーツを食べるというのが麗江スタイルのカフェの過ごし方の様です。窓から古城を眺望できる良いロケーションのカフェがずらりと並んでいました。

  城内の迷路のような石畳をぶらりぶらりと気の向くままに歩き回るだけでも楽しい街です。車の進入は許可された車両だけが入れるようになっていました。石畳なので自転車、バイクの通行も難しいのかもしれません。ほとんどの人は歩いています。

  夕飯は店選びに色々迷った挙句に、どこにでもある青椒牛肉飯にしました。麗江の名物料理は鱒の鍋料理とか教えられていましたが、鍋料理は一人で食べるには量が多過ぎるので諦めました。

  雲南省の有名な料理「蒙自過橋米線」の看板を掲げる、麺屋(米線とは米で出来ている麺の一種、肉・魚・野菜・きのこなどの具材を自分で加えるもの)が多く、入っている具材も値段もほとんどの店がまったく同じ様でした。店の外に出ている看板に過橋米線の詳細メニュー(加える具材を選擇できますが、値段は具材を多くすればするほど上がる)が記載されています。

 麗江滞在の最終日前日、黒龍潭公園の散策の帰り道で一度過橋米線を食べましたが、かなり美味しく具材・麺もたっぷりでボリューム満点でした。

雰囲気抜群のオープンカフェ
古民家二階のカフェ
至る所を流れる清流
見事な彫刻群 店の戸締り用板塀
ここも喫茶店!
年代ものの石橋を渡る

最後に

   麗江第一日目、民宿に荷物を置いて半日麗江散策をした。古城内はゆっくり掛ければほぼ見て回れる大きさ、食事後夜の街見物に繰り出す元気がなく、明日早朝のバスの出発に備え早目に就寝した。

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