結論:紅葉も雪もない11月中旬。むしろここが蔵王国際ホテルを楽しむベストタイミングだった。
「紅葉終わったし、雪はまだだし…」
そんな中途半端な時期に山形の蔵王温泉 蔵王国際ホテルに3日間泊まってきました。
結果:格安・空いてる・源泉掛け流し独り占め・料理が神
オフシーズン万歳でした。
アクセス
蔵王温泉へは、山形駅からバスで約40分。冬季はスキー客で混雑するため、紅葉シーズンは比較的落ち着いていました。ホテルの専用駐車場も完備されており、車でのアクセスも便利です。11月20日前後。スキー客が来る前の「端境期」駐車場もフロントもエレベーターも全部スムーズ。ストレスゼロでした。もちろん蔵王=スキーと考えている人にとっては物足りないかもしれません。しかし、まったくスキー無しでも十分価値ある温泉地だと確信します…
ホテル概要
宿泊日:2020年11月某日〜翌日
プラン:1泊2食付き
部屋タイプ:和室(10畳)
料金:1名あたり約15,000円(当時)ハイシーズンのほぼ30%オフ
客室からは蔵王の山々が一望でき、紅葉の時期は窓際が特等席でした。
館内・客室の様子
エントランスは落ち着いた和風デザイン。ロビーには大きな窓があり、外の景色がそのまま絵画のように楽しめます。
客室は清掃が行き届いており、アメニティも充実。浴衣とタオルはフロントで好きなものを選べるスタイルでした。
温泉の感想
蔵王国際ホテルの売りは、なんといっても源泉かけ流しの温泉。泉質は硫黄泉で、とろりとした肌触りが特徴的です。
露天風呂:紅葉を眺めながら入浴可能。写真映えも抜群。
内湯:広めで温度も適温。夜遅くまで入れるのがうれしいです。さらに、忘れてならないのが山形牛入りの芋煮他郷土料理の数々です。
蔵王温泉(宿泊ホテル”蔵王国際ホテル”)のご紹介詳細(写真参照)
「八右衛門の湯」泉質



(温泉)
源泉が複数あり、それぞれ温度やpHが少しずつ異なるが、1.6前後が多く強酸性の泉質が特徴である。強酸性泉が古くから皮膚病に高い効能があるとされる。また肌を白くする効能から「姫の湯」の異名も持つ。宿泊地蔵王国際ホテルでは硫黄泉の100%掛け流しを利用出来ました。
入浴した実感としては、強酸性ながら体に感じる泉質は「柔らかみ」を感じる事ができました。また、お湯の色も乳白色の時もあれば、透明感の強い時間帯もあり(すべてのお湯を抜き入れ替えるそうです。入れ替えたばかりのお湯は透明なのかも知れません)不思議な感じがしました。内湯と露天風呂のみ、サウナ・水風呂は設置されていません。
一日に休憩をはさみながら何度も繰り返して入浴しましたが、まったく飽きる事が無い、最高の入浴体験が出来る温泉だと思います。
これが蔵王温泉名物の「酸性硫黄泉」がドバドバかけ流し。白く濁ったお湯。肌がキュッキュする。湯の花も舞ってる。
大浴場が広いから、早朝6時の貸切風呂状態。夜も22時過ぎなら人もいない。ちょっと寂しいが…
(ホテル全般)
迎え入れてくれる玄関・フロントの作りは一般的な有名ホテルの豪華さと違い、極めてスタンダードな作りでした(本来スキー客向け仕様か)。しかしながら、部屋は広く、設備も整い大変居心地の良い温泉旅館(ホテル)という事が分かってきました。
部屋と温泉:ここが蔵王国際ホテルの本気度がわかってきます。
和洋室。広さ35㎡。窓からは蔵王の山。リニューアル済みで清潔。
Wi-Fiも繋がるし、仕事ながら湯治する人にも◎
食べて感動した3つ
山形牛のステーキ:目の前で焼いてくれる。柔らかすぎ
芋煮と地酒:山形と言えばこれ。温まる
デザートのラ・フランス:時期ドンピシャで激甘
おまけにたいのカルパチョ⁺新鮮野菜の組み合わせは超意外
朝食も地元野菜と米が美味い。3日間いてもまったく飽きることが無い。
温泉街
温泉街にそって酢川が流れ、上流には温泉を祀った酢川温泉神社があります。
共同浴場は上湯、下湯、川原湯が存在する。他に日帰り入浴施設が3軒存在する。春から秋にかけては、川沿いに「蔵王温泉大露天風呂」が作られ、蔵王温泉の名物となっているそうです。今回、足を伸ばそうと思えば、すぐ行けたのですが、下記の「おおみや旅館」「蔵王四季のホテル」の2か所に立ち寄った為、残念ながら大露天風呂は訪れる時間がありませんでした。
歴史
開湯は西暦110年、1900年前というからびっくり仰天です!
1962年(昭和37年)には蔵王エコーラインが開通し、1963年(昭和38年)には蔵王連峰が蔵王国定公園に指定され、1964年(昭和39年)には日本百名山の1つに蔵王山が選ばれるなど、蔵王エリアは観光地として注目を集めるようになった。山形県では、当地の観光振興を企図して1963年(昭和38年)に「蔵王夏まつり」を開催。後に同祭から「山形花笠まつり」が独立して東北四大祭りへと発展するが、当温泉もこれ以降飛躍的に発展し始めたそうです。
その後の当温泉は、高原保養地として施設拡充され、さらに山形蔵王温泉スキー場の大型化も行われ、東北地方を代表する山岳リゾートとなった。また、バブル景気前後には道路や新幹線の開通が相次ぎ、遠隔地から当温泉へのアクセスが飛躍的に向上しています。
現在はJR山形駅からバスで40分程でアクセス可能です。(20㌔)
昔は麓から馬橇を利用して蔵王温泉まで登って来たそうです。
最近行った東北の温泉投稿記録はこちら⇩
仙台の奥座敷「秋保温泉」の高台に立つ近代的な和風旅館”緑水亭”
蔵王温泉近辺の見どころ
蔵王温泉は蔵王連峰の山麓中腹にある為、温泉以外に蔵王連峰の登山とスキーのメッカとなっています。昨年のスキーシーズンは積雪が少なかったと地元の人に聞きましたが、地球温暖化の影響もあるのか少し心配されるところです。
温泉巡り
蔵王国際ホテルの宿泊客はフロントにて「湯めぐり手形」を貰い、同ホテルグループの姉妹館の2か所(おおみや旅館と蔵王四季のホテル)の源泉掛け流し100%のお風呂を無料で利用することが出来ました。しかも、それ程距離的には離れていませんが、フロントにてお願いすればマイクロバスで各自都合の良い時間に送迎をお願いすることができます。

姉妹館おおみや旅館 徒歩圏にあり手ぬぐい持ってぶらりと入浴無料




蔵王四季のホテル 離れ湯 百八歩 こちらも姉妹館無料








蔵王ロープウェイ




蔵王山頂駅まで途中一回乗り継ぎが必要となりますが、一気に標高1660㍍まで登る事が出来ます。本来地蔵山頂より蔵王連峰の各ピークを目指してのトレッキングが可能ですが、既に積雪もあることからトレッキングルートは一般ハイカー向けには封鎖されていました。本来であれば、蔵王おかままで1時間10分と近いですが、今回は既に封鎖中(残念!)
ロープウェイ料金は大人一人往復3000円でした。樹氷の季節に来たかった!
今年行った那須岳のロープウェイ投稿記事はこちら⇩
最後に
昨秋、同じ山形県内の朝日連峰に登頂した際、帰途、かみのやま温泉に一浴びしてそのまま車で東京に戻りました。その時、蔵王温泉がこれほど良い温泉であることを知っていたら、距離的にっも大変近い蔵王に絶対にもう一泊していたと思います。更に途中の米沢にも東北の名湯が集中しているそうです。関東からは少し遠いですが、今後も新幹線を利用して、是非定期的に訪れたいと思いました。
まとめ:こんな人におすすめ
・源泉かけ流しを安くゆっくり入りたい人
・観光地の混雑が嫌い
・11月、4月など端境期に旅行できる
向かない人 スキー・樹氷・紅葉を目的にする人。時期が違う。
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総額:3日2泊 1人 ¥28,000くらい
交通費入れて4万円で源泉かけ流し湯治旅行ができました。
「高い時期に無理して行くより、端境期がコスパ最強」
これが蔵王国際ホテル3日間の正直な感想です。
来年行くなら11月中旬、狙ってみて!
なお、日帰り入浴の利用は以下の通り:
入浴時間 12:00-15:00
大人1320円、子供660円
貸切風呂の利用も可能です。
朝日連峰の登山記録投稿記事はこちら⇩



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