>

栃木の名湯「那須湯本 那須高原ホテルビューパレス」と「塩原温泉郷 明賀屋本館」で源泉掛け流し天然温泉を愉しむ

スポンサーリンク
温泉 おすすめ
スポンサーリンク

東京からは200㌔圏内で比較的良く訪問している「那須」を再訪しました。高原、山間部の為まだ新緑の季節にはちょっと早かったのですが、春休みシーズンにもかかわらずまだ人出もそれ程多くはなく、ゆっくり温泉を愉しむ事が出来ました。また、帰路栃木県内の佐野市三毳(みかも)山公園に立ち寄り森の妖精と呼ばれる「カタクリ」の群生を絶好のタイミングで観察することができました。

 

東京から那須高原・塩原温泉へのアクセス

東京 → 那須高原までは東北自動車道利用で「那須IC」で下り、下道は残すこと僅か10㌔で到着します。自宅(千葉県M市)から186㌔ 2時間強の道程と便利です。午後3時がチェックインの時間だったので、時間的な余裕をみて出発した為、2時半前に到着してしまいました。ホテルのご厚意で2時半にはチェック・インさせてもらえました。

更に翌日は那須高原(ホテルは11時チェックアウト)から那須塩原温泉までは32㌔ほどの距離です。那須高原で軽い軽食、那須プレミアムアウトレットなどに買い物に立ち寄り、ゆっくり到着することが出来ました。

先週末は前日の東京方面の春の陽気と打って変わって、思わぬ低温に少々驚きました。金曜日夜半に那須高原は降雪があり、あたり一面は白銀の世界に一変していました。車の運転が少し不安になりましたが、出発前には気温が上昇し、一瞬にして雪は解けてしまった様です。

3日目の早朝塩原温泉から、西那須野塩原ICまでの国道400号を走行中、沿道すぐ脇を歩く日本猿を一匹見掛けました。かなり車の往来の激しい国道横に出没する事に驚きました。昨年夏には塩原から逆方向の南会津に向かう街道沿いに猿の親子連れを目撃しましたが…塩原地区には相当数の猿が棲息しているようなので、注意して通り抜けるとかなりの頻度で猿を目撃する事ができそうです。

前回までの栃木県温泉関連記事➢

山登りと温泉|茶臼岳と那須湯本温泉の見どころをご紹介

栃木の名湯 〜塩原温泉郷②〜厳美の宿『会津屋」から南会津 秘境の芦ノ牧温泉『仙峡閣』(日本秘湯を守る会)へ

栃木の名湯 〜奥塩原温泉③〜『渓雲閣』源泉掛け流し100%の硫黄泉

那須高原 ホテルビューパレス

乳白色の単純硫黄泉
それ程広くはありませんが、自然と一体感のある湯船
目と鼻の先の『鹿の湯』からの引き湯

乳白色の自慢の天然硫黄泉(鹿の湯を引き湯)源泉掛け流し(加温あり)

温泉の泉質 :単純酸性 硫黄温泉(硫化水素型)、入浴後の肌はしっとりとなめらかで美肌効果が期待できるそうです!独特の硫黄臭とまろやかな肌さわり感触が堪りません。癒し効果抜群だと感じました。なお、内風呂には硫黄泉とは別の普通の内風呂も準備されています。

★日帰り入浴 11:30-14:30 (最終入場は14:00) 

 料金大人1100円、小学生770円、園児550円(入湯税、フェイスタオル、バスタオル付き)

 住所 栃木県那須郡那須町湯本212 那須高原ホテルビューパレス

フロント正面下に風呂へ向かう渡り廊下
標高850㍍の為春の芽吹きはもう少し先の雰囲気
二日目早朝、雪景色に一変する
眺望の素晴らしいレストランでのハーフバイキングによる朝食、那須高原の牛乳とヨーグルトはいつも美味しい

部屋からの抜群の眺望 那須高原から関東平野を一望(標高850㍍)

ビュープラザホテルの場所は湯元温泉街の暫く那須岳方面に登って行き、『鹿の湯』の少し手前を左折した奥にあります。大きな看板があるので、直ぐに分かりました。

かなり大き目なベッド(Wベッド程もある)が2台あったので、ゆったり寝る事ができました。部屋も窓も大きくゆったりしており申し分ありませんでした。翌日向かう塩原温泉地区の『旅館』が渓谷深い地域に集中しているのと対照的に高原の開放的雰囲気を十分味わう事ができました。

塩原温泉 明賀屋本館

川沿いの露天風呂 渓流の色が水色
露天風呂は前面に3か所、後ろに黒色お湯の少し温めの湯船があり
非常に美しい水色の渓流
渓流の水の色は見る方向によって透明感を増します。湯船から溢れ出るお湯の上を歩く時は要注意!とても滑り易い
88段の階段を下りる必要あり、かなりな急登です
玄関前の飲泉所

情緒あふれる川岸の絶景露天風呂

温泉ガイドブック、TV放映などで頻繁に取り上げられている「明賀屋」に初めて訪問する事が出来ました。川沿いの露天風呂の風情は想像以上に素晴らしくゆっくりと長湯をしてしまいました。欲を言えば、新緑あるいは紅葉のシーズンに来れば、なお一層良い雰囲気だったのかもしれません。

川面がほぼ入浴中の視線の高さになる風情も中々のものです。

泉質:淡く白濁したナトリウム、塩化物泉、ナトリウム・カルシウムと黒褐色透明の単純温泉 pH6.7〜7.02

4つの泉質、5つの源泉、源泉掛け流しが自慢の宿です。

大広間での朝食

山峡の秘湯の雰囲気満載

鹿股川のほとりに立ち、塩の湯地区にあり、1674年創業348年の歴史を感じる宿です。食事会場となっていた『太古館』は昭和8年築の建物で、その構造も文化財級と記載されている本もありました。

近場の観光地、立ち寄りスポット

広くて大きな目なゆったりしたテーブル
フキノトウが満開
暖かければ屋外のテーブル席が気持ちよさそう

カフェしらさぎ亭 チーズガーデン 那須本店併設のカフェ

チーズケーキやドイツ風パンケーキを愉しむことが出来る雰囲気抜群のカフェです。他に食事メニューも豊富です。庭園や那須連山の雄大な景色を眺めながら食事・お茶が可能です。おすすめします。

三毳山公園桜
満開の桜
ピンク色の少し恋枝垂桜
カタクリを発見 意外と大きな株、花、葉っぱ
びっくり仰天 一面のカタクリ群生地
妖精の森のっ雰囲気
二リンソウ

栃木県佐野市 みかも山公園 さくら、「森の妖精」カタクリ、にりんそう等を観賞

2月末時点ではほとんどの花は見掛けませんでしたが、丁度一か月経過して漸く春を迎えました。3月中旬から下旬にかけて、山の斜面に形成されるカタクリの群生を観察する事が出来ます。4000平米の斜面に、約5万株のカタクリが咲いているそうです。4月1日(土)に訪問しましたが、ほぼ最盛期だったように思います。圧巻のカタクリにびっくり仰天しました。

帰路の途中で立ち寄ったスポットです。三毳山公園は低山ですが、大きな山域でゆっくり全山を歩けば3,4時間を要する山体です。今回は西駐車場(三か所程駐車場は分散しています)に車を止め、往復1時間ほどで「カタクリの園」を訪れる事が出来ます。アスファルトの勾配の緩い道を歩く事もできますが、ほぼ直登の階段状の登山道も利用可能です。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました