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草津温泉 には異なる泉質の七つの源泉があるのをご存知でしたか?

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思い返せば中学時代の草津白根山登山で泊まったのが最初の草津温泉の思いです。それ以来家族旅行で軽井沢と合わせて何度も訪れていました。軽井沢に宿泊することがほとんどで、草津温泉へは軽井沢から日帰りで訪れることが多く、西の河原の大露天風呂、テルメテルメの温泉プール施設、或は老舗旅館の日帰り入浴などを良く愉しみました。しかしながら、当時から草津の温泉は白濁の硫黄の臭いのする独特の温泉が唯一であるとしか認識していませんでした。ところが、今回草津ナウリゾートホテルに宿泊し、そこの源泉が無色透明、無臭であったので「あれ!いつもの草津温泉とは少し違うな」と改めて気が付きました。また、湯畑に流れる温泉のお湯をよく見ると木枠の底には硫黄化合物らしきものが黄色く沈殿していますが、確かに流れているお湯は無色透明ではありませんか。また、湯畑近くの「白旗の湯」(無料で開放されている共同浴場・源泉かけ流し)に入るとここのお湯は白濁で、この湯こそわたしの草津温泉のイメージとピッタリ重なるものでした。

帰宅後よく調べてみると、昔、草津温泉には100程の源泉が存在していたが、最近は比較的湧出量の大きい7つの源泉が存在している事が分かりました。旅館毎に引いている源泉が異なっていることも再認識しました。もしかするとわたしだけが草津の温泉は一種類しかないとと誤解していたのかもしれませんが、皆さんの中でわたしと同じ考えをしている人がいるとすれば、次回からの草津温泉の旅館選びには、どの源泉を引いているのか(中には源泉を2本以上引いてきていて違った温泉を堪能できる旅館もあるそうです)を改めて宿選択の基準にしてみるのも面白いかもしれません。

以下に7つの源泉の違いとどこの宿、施設で入浴可能か取りまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

なお、最近訪れた温泉に関わる投稿記事を参考までに付記します。

裏磐梯 猫魔温泉(裏磐梯レイクリゾート 五色の森)

福島県 岳温泉 櫟平(くぬぎたいら)ホテル他    

北海道白老虎杖浜温泉、登別温泉、ニセコ五色温泉とニセコスキー

日本百名山 大朝日岳 山形 登山  9月19日-21日

長野の超おすすめ「温泉」(絶景・秘境) 15湯 旅の疲れも人生の悩みもぶっ飛び!              

万代鉱源泉

  • 特徴:無色透明、無臭、強酸味、ピリッとする、PH約1.70、95.4℃、6200L/分。ヌメリ感があり、入ると肌がピリピリする、痛いとい感触がある。 実際、草津ナウリゾートホテルではそれ程肌にピリピリという感触はありませんでしたが…
  • 西の河原露天風呂(男女共)、大滝乃湯(男女大 浴場内打たせ湯、男性合わせ湯内の打たせ湯、掛け湯)で、掛け流しで使用。冬、草津の幹線道路の雪を溶かすために道路に埋設されている管内には、この万代鉱が流されています。学校などの公共施設の暖房にも、この源泉が使用されているほどの豊富な湧出量を誇る。
  • 使用旅館・ホテル:ホテル一井、草津ナウリゾートホテル他。

わたの湯

  • 特徴:微白濁、強酸味、硫化水素臭、当たりの柔らかい湯、PH2.11、51.1℃ 湯畑のすぐ近くから噴出している源泉。その湯に入ると、まるで真綿に包まれているように、まろやかな感じがすることから名付けられました。湯の花があり、肌には大変やさしい湯あたり。わたしはまだ入浴した経験がありません!
  • 使用旅館・ホテル:ホテル櫻井、湯宿季の庭他

湯畑

草津湯畑
湯畑
  • 特徴:無色透明、強酸味、微硫化水素臭当たりの柔らかい湯、PH2.08、55.7℃/源泉、4437L/分。湯元は、草津温泉街の中心にある観光スポット「湯畑」そのもの。白い湯けむりと硫黄(イオウ)の臭いがし、草津のイメージを創っています。湧き出た湯は、7本の長い木樋を通して自然に温度を下げてから湯畑の端の湯滝を流れ落ち、パイプを通して無料共同浴場「千代の湯」(湯畑から道を少し下ったところにあります)や、様々な宿に運ばれます。
  • 使用旅館:松村屋旅館、大阪屋他。
千代の湯(源泉は湯畑!)
千代の湯 男風呂

白旗の湯

白旗の湯源泉(隣の共同浴場でこの源泉に入浴可能!)
  • 特徴:白濁、強酸味、硫化水素臭、少しピリッとする湯、PH2.06、55.5℃、1508L/分。源頼朝が発見したと言われる、歴史の古い湯。「御座の湯」と呼ばれていたのを、明治時代に源氏の白旗にちなんで「白旗の湯」と改名された。湯元は湯畑の隣。硫黄分が強く、6つの主力源泉の中で、唯一白濁している源泉。湯の花も多くあります。共同浴場「白旗の湯」(無料なのでタオル一枚持参で入浴されることをお勧めします)や、いくつかの宿が、この湯を引いています。
  • 使用旅館・ホテル:山本館、奈良屋、お宿平の家他

西の河原

  • 特徴:無色透明、苦味がある、当たりの柔らかい湯、PH2.08、49.3℃、1400L/分。温泉街の西にある、西の河原公園内に湧き出している大小約50の源泉の総称。

地蔵

  • 特徴:微白濁、強酸味、硫化水素臭、少しピリッとする湯、PH2.05、53.0℃、386L/分。湯畑からやや東へ行った地蔵堂の脇から湧き出しており、小さな「地蔵湯畑」あり。古くから眼病に効くと言われ、すぐ隣の共同浴場「地蔵の湯」で入浴できます(!) 主な源泉の中で一番湧出量が少なくない。

煮川

  • 特徴:無色透明、強酸味、微硫化水素臭、少しピリッとする湯、PH2.1、51.6℃、689L/分。地蔵通りの坂を下ったところから湧き出ています。旅館には引かれていませんが、町営浴場「大滝乃湯」で入ることができる。(有料:大人900円、子供400円)

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