2年連続ほぼ同じ季節での鳴虫山山行でした。前回は5月1日に登りました。僅か10日程度の登山時期の差でこれ程の花の開花状況が異なっている事に正直大変驚きました。前回は登山開始早々の山道での満開のトウゴクミツバツツジの印象が強く、山中ではごく僅かのツツジの群落だったと記憶しています。今回はほぼ全山、全行程でトウゴクミツバツツジ、アカヤシオ、シロヤシオを飽きるほど眺めながらの登山となりました。あと一週間は花の時期は楽しめそうなので、是非興味があれば時期を逃さず行かれる事をお勧めします。
前回登山の参考記事
➢【日光】鳴虫山〜やしおの湯〜憾満ヶ淵 ミツバツツジ・アカヤシオ咲き誇る新緑登山 東武日光駅から直接登れる日帰りの旅
日光・鳴虫山へのアクセス
東武鉄道を利用しました。鳴虫山登山口へは日光東武駅から徒歩10分程で到着します。
<行き>
北千住駅6:43発(リバティけごん号)→ 東武日光駅8:25着(1時間41分) 運賃日光まで1400円、指定席特急料金1650円 (但し、実際の運賃は東武鉄道株主優待乗車証を事前に金券ショップで購入していた為、850円と約半額となりました。(需給バランスで優待乗車証の価格はしばしば変動します。)
<帰り>
東武日光14:57発(リバティけごん36号)→ 北千住駅16:32着
東武日光駅〜鳴虫山〜下山口へのコースタイム
東武日光駅下車後、二荒山神社方面に向かうメインストリートをまっすぐ歩いて行く左手に日光市役所日光庁舎(目印)が見えてきます。その裏手3,40m後ろに鳴虫山山登山口の大きな看板が見えてきます。
そこからは一気に急な坂道歩きが続きますので、辛抱して登ってください。登り始めて直ぐにトウゴクミツバツツジの花の大歓迎を受けますので、登りの辛さはあっという間に忘れる事でしょう。(今回は全山が満開のツツジ一色だったので、カメラのシャッターを切ることばかりに気を取られ、疲れを感じる暇が無いほどでした)
昨年もほぼ同じ時期の5月1日に登っていました。花付は今回の方が非常に素晴らしく、全行程すべてがツツジだらけの山行を堪能する事が出来ました。あと1週間〜10日間程度はこのままま満開のツツジの観賞は可能ではないかと思います。
縦走約4時間(ヨツバツツジの撮影で立ち止まった時間も含め)と決して長い歩行時間ではありません。しかしながら、下山時には木の根っこが結構スムースな歩行を阻むので思いのほか足の疲れを感じることになりました。
8:35東武日光駅発
9:18神の主山
10:34鳴虫山山頂(1103㍍)着
11:00山頂出発
12:18独標(925㍍)
12:58下山口(憾満ヶ淵) 行動時間は合計4時間20分程度(含む休憩時間)
登山ルートでの出会いの数々
女峰山方面の山並み 陽射しを浴びた新緑が映える
川を渡ると登山口はすぐそこです
標識が無いと完全に通り過ぎてしまいそうな登山口です
一気に鬱蒼とした新緑の林間コースとなります 眩しい緑
歴史の有りそうな祠、後ろの杉の木の太いこと!
荒々しい木の根っこ道 まだまだ序の口の感じです
瑞々しい若葉に太陽の光
朝の内は少し風もあり、小刻みに揺れ動く若葉
眩しい新緑
早くもトウゴクミツバツツジの大歓迎 新緑にマッチした花の色が鮮やか
とても可憐な花びら
800㍍で尾根らしい地点に到着、まだまだ登る事になります
かなり尊い山名です
色鮮やか!
根っこが歩き辛いのなんのって・・・雨の日は大変滑り易そう
眩しい新緑が続きます
至る所にトウゴクミツバツツジ 今年は当たり年?
標識のみで眺望が良い訳ではありません
株が大きくなってきたのか、物凄い花の数
何故かツツジ独特の香りは無いようです
木の根っことトウゴクミツバツツジ
何色と言ったらいいのでしょうか? オレンジではなく、緋色?
永遠に続きそうなツツジの小道
登れば登る程花の数は増えてきました
突如シロヤシオ
負けじとシロヤシオ
ミツバツツジも朱色の蕾で対抗
そこへアカヤシオ乱入!
美の競演!
紅白の競演が見事
いつの間にか、花を眺めている内に頂上に到着!山頂にもツツジがチラホラ
残念乍ら山頂は雲に隠れる日光連山の山々
下山途中でもツツジの勢いは止まらず
独標 そろそろ下山口も間近です
下山口到着『やしおの湯』までは1㌔強の道程(但し、木曜日は定休日の為、東武日光駅方面のほの香へ)
化け地蔵(70体程の地蔵群)
清らかな清流 大谷川
サクラソウ科の紫の花?!
素晴らしい清流の眺めに圧倒されます
大谷川に架かる神橋
日帰り温泉 「ほの香」
山旅の締め括り 日帰り温泉「ほの香」栃木県日光市所野1550-38
元々昨年訪問して、非常に印象の良かった「やしおの湯」に向かおうとしました。しかし、事前に電話を掛けて確認したところ木曜日定休日であることが分かったので急遽変更しました。
自家源泉100%の天然温泉掛け流し
霧降温泉「ほの香」豊富な湯量(毎分400ℓ)に恵まれ全て温泉かけ流し☆大きな温泉施設ではありませんが、豊富な湯量に恵まれ全て温泉かけ流しが楽しめます。無色透明無味無臭です。アルカリ性単純泉、PH値が8.8以上と高く、肌がつるつるになる感触を味わう事が出来ます。入浴料大人600円(券売機で入浴券を購入して入ります)少し小さな施設であることが気になりました。開放感は「やしおの湯」に分がありそうです・・・
東武日光駅から徒歩23分(1.6㌔)、東武バス霧降高原行き、又は大笹牧場行きバスで5分程、丸美バス停にて下車。なお、一般駐車場あり60台。
コメント