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「利尻富士と海」の利尻島、「花の浮島」礼文島の歩き方 路線バス・徒歩による島巡り【6月下旬】

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島巡りの準備

今回の旅の計画は友人と二人で、半年程前から「行ってみようという」話が纏まっていました。私は学生時代以来約40数年振りの再訪、同行した友人Kは現在北海道に夏の間だけ移住しているものの、利尻島・礼文島は初訪問となります。         

利尻・礼文訪問の目的は第一にこの季節多くの花が咲く高山植物の鑑賞(生憎レブンアツモリソウは開花期間を過ぎてしまい群生地への立ち入りは現在不可となっていましたが…)それでも多種多様な高山植物の数々をほぼ海抜0の低地からでも観察することができました。もう一つはウニ・ホタテなどの獲れたての新鮮な海産物を食べることです(こちらは想像以上の物価高騰でウニには手が出ず… うに丼は驚きの価格、時価=15,000円!?、ホタテはそこそこの値段でしたが…他の鮮魚類はあまり水揚げされていないのか、あまり見かけませんでした。 

 

 

 

利尻島鴛泊港のランドマーク・ペシ岬標高93メートル、360度の展望が開ける

利尻・礼文へのアクセス方法

北海道足寄在住のK君とは旭川空港で合流後、彼の車で稚内まで移動しました。翌日稚内港から利尻島鴛泊港を目指しました。朝7:15出港の若干早目のフェリーのため、乗船客は比較的少ない。1時間40分の穏やかな航海であっという間に到着。もちろん、一番早いのは羽田発稚内行きのANA便利用です。あるいは新千歳空港からの便もあります。それぞれ一日2便と少ないですが、時間的に圧倒的に早くで便利。

なお、観光シーズンになるとフェリーは込み合うので予約は不可避だそうです。6月も既にまあまあの混雑ぶり、フェリー出港の時間帯により混雑のばらつきはありましたが…取り合えず合計3回乗る稚内・離島間のフェリーの予約は事前にネットで済ませていましたが、当日チケット購入でもまだ午前中の便は席の余裕が有ったように思われました。しかし、午後便はかなり混雑していました。

利尻・礼文の宿泊施設選択

食事付きのリーズナブルな価格帯の宿の予約は早目に取らないとかなり難しいと思いました。ネット情報では食事付きの宿(多くは民宿)は半年前から予約が埋まるとのこと…3か月前に予約の取れた利尻島鬼脇地区「富士旅館」は素泊まり、しかも、食事場所は同地区内に1,2軒しかありません。コンビニも地元雑貨屋とセイコーマートの2軒。鴛泊などターミナル付近のとても便利な場所の宿は、ネットで調べても、直接電話してもかなり以前から、確かにどこも空き部屋無しの状況でした。

礼文島に関しては40年以上前に宿泊経験のある「桃岩荘ユースホステル」と決めていました。しかし、まさか食事の提供無しとは想像しておらず、同行者Kは食事無しでは堪らんと他の宿を探したようですが、期近だった為、結局空きが無く、諦めて渋々桃岩荘に一緒に宿泊することになりました。(3泊分の食料を持参しました。桃岩荘内の売店でも食料は購入可能です)又、桃岩荘がアレンジする8時間コース、4時間コースのツアーに参加する場合は「弁当」を予約することが可能でした。

宿泊施設空室状況がタイトな状況は礼文島も同じです。わたしは初めから昔懐かしの「桃岩荘ユースホステル」が良いと決めて3泊予約をしていました。しかしながら、同行するKが食事無し、しかも食材の買い出しの為フェリーターミナル付近まで徒歩一時間以上という不便なことから、宿を変更したいと思い、民宿・旅館に直接電話しましたが、結局どこも空き部屋無しの状況でした。

朝夕付きの快適な宿泊を求める為には半年以上前から予約取得を心掛けた方が良いかもしれません。

創業60周年を近くの長い伝統を誇る「桃岩荘ユースホステル」現在も多くのヘルパー(ボランティア)によって運営が支えられている
地区40年超の元ニシン番屋を改装した建物。板の間は剣道場のような雰囲気、噂の「ミーティング」は毎夜開催される

利尻・礼文の島内移動手段

利尻到着後、大きな荷物をフェリーターミナル(FT)のコインロッカーに預け(300円か500円)、まず、フェリー乗り場の目の前のペシ岬を目指しました。次に、今回は利尻岳登山は目的になく(すでに40年以上前に登頂を達成している思い出の山です)利尻岳登山道の3合目まで登れる「ポン山」を目指しました。ここはFTから頑張れば徒歩で登山口まで行くことが可能。山から下り町中の食堂で昼食を済ませ、鴛泊FTに戻りました。

今晩宿泊予定の鬼脇「旅館富士」まではもともと路線バス利用で行く予定でした。バスの到着まで少し時間があったので、送迎を頼めるか確かめる為、宿に電話すると空港に他の宿泊者を出迎えに行っているので、都合よくFTでピックアップして頂くことになりました(宿は元々送迎付き。早目に到着し時間的な余裕が有ったため、観光してから宿に向かうことにして、しかしFTに戻る時間が不明の為、路線バス利用を考え、旅館の送迎車をキャンセルしていたもの)

鴛泊FTの目の前にあるレンタカーショプで車を借りる手もあります。しかしながら、訪問する観光スポットも限られていたので、本数が少ない路線バス(一日4,5便)の時刻表に合わせて、何とかやりくりすればレンタカー借りる必要は無いと考えました。バスの時間が合わなければ絶景の海浜風景を眺めながらてくてく歩くのが、贅沢な時間の過ごし方だと思いました。

礼文島でも同じようにレンタカー、レンタサイクルを借りることなく、桃岩荘ユースホステルの送迎車(席に余裕が有れば、連泊者も乗せてもらえます)と徒歩のみに頼ることにしました。香深FTからユースまでは4キロ1時間の距離です。しかも途中1.5キロという長いトンネルを歩かなければなりません。トンネル内は歩道がしっかりついているので車に轢かれる心配はなさそうでした。

礼文島北部の「岬めぐりコース」は早朝ユースの車で町外れのセイコーマート(路線バスの停留所あり)まで送ってもらえます。そこで、必要あれば食料・飲料を買い入れ、少し待って路線バスに乗車、礼文島の最北端スコトン岬まで行きます。ユースでは夜「昼食弁当」を注文すれば、翌朝送迎車の出発前に手渡してもらえます。

4時間コースとは言え、起点のスコトン岬(7:30頃から歩きはじめ)から終着点の浜中バス停までは結構一生懸命歩いてギリギリ11:53のバスに間に合うというかなりタイトなスケジュールです。このバスを逃すと次便は6時間後の18:07となっていました!

翌日参加した桃岩展望台コース3時間40分は歩き開始地点までは桃岩荘からトンネルを潜って徒歩で向かうことが可能です。朝、数台の大型観光バスが桃岩登山口に次々に乗り入れていました。

路線バスの終着駅「スコトン岬」
桃岩荘の送迎トラック、荷物と人も運ぶ

利尻・礼文の食事問題

上でも一部触れましたが、両島とも買い物できる店は非常に限定的です。また、食事が提供される宿はあるにはありますが、予約取得が困難。半年前に予約で埋まる!?実際、2,3か月前の段階で既に空室無しでした。また、値段も本州の旅館と比較してかなり高めでした。利尻島では鴛泊FT近くの宿であれば、食堂など多く不自由はしないと思いますが、それ以外の地区に宿泊して食事の提供が無い宿だとかなりひもじい思いをすることになります。

利尻島で宿泊した鬼脇地区にあるコンビニ「セイコーマート」宿から徒歩10分程

利尻・礼文訪問の服装、携行品

本州とかなり異なるので服装です。稚内到着初日は夕刻気温10度以下という真冬に戻ったような寒さでした。6月下旬にもかかわらず朝晩の寒さ対策は必至です。利尻・礼文は、日中は徐々に気温があがり、厚着をすると汗ばむ程度、海風があるのでそれなりの対策は必要です。礼文島のスコトン岬からの岬めぐり4時間コース、西海岸の絶壁のコースは吹きっ晒しで、猛烈な突風を覚悟した方がいいです。急な斜面では冗談ではなく四つ這いになるのが安全です。それほどの烈風となることも日常的なので万全の準備は必要です。

6月に訪問しましたが、携行荷物は許せる範囲内で、冬・春・夏に対応出来る多目の服装を準備された方が無難です。雨対策、風対策、防寒対策は必須です。わたし達は両島滞在中の5泊6日間晴れており、幸いに雨に降られることはなかったのですが、一時的に朝晩の強烈な寒さを経験しました。セーター、コートを着用しました。

朝晩は冷え込むが日中の日差しは強い、風が無ければ暖かいのだが…

利尻・礼文の今回実際に体験したトレッキングコースの紹介

利尻島ペシ岬ウォーク

鴛泊FTから徒歩圏内の絶景の岬、利尻富士の雄姿、鴛泊港を出港するフェリーなどを眺めることが出来ます。

鴛泊フェリーターミナルの目の前に聳えるペシ岬
右手が利尻岳1721m
灯台の目の前をフェリーが通過していく
エゾカンゾウと利尻富士
同行者Kさん

利尻島ポン山コースウォーク

標高444メートルのポン山。ここは利尻岳の3合目にあたります。ルートの両脇は原始林に囲まれている為、本格的な登山と同じ雰囲気を味わい、大自然をゆったりとかんきつすることが出来ます。利尻島初日の足慣らしにちょうど良いのでは思いました。片道一時間程度。

海岸沿いの景色と打って変わり、原始の森。野鳥のさえずりが濃密
樹木は太く、下草は鬱蒼と繁茂する。葉も大きく、一株一株が巨大
木漏れ日を受け輝く葉
葉はとても大きき元気いっぱい
3合目付近そろそろ折り返し…
シダ類も多くかなり大型

利尻島 仙法志・オタトマリ沼周遊

宿泊地鬼脇から仙法志御崎公園まで路線バスにて向かう。利尻島南部地区の観光スポットが集中する場所で、歩くことにしました。訪問したのは仙法志御崎公園➢地元漁師の経営する土産物売り場が一軒。利尻昆布大袋2500円を3袋購入。同行者Kはここで獲れたてのバフンウニ、ムラサキウニを食べていました。溶岩流がそのまま海に沈みこんで出来た地形、透明度の高い海底を除くと数多くの黒いウニを見る事ができた。オタトマリ沼➢約1kmの遊歩道があり回遊することが可能。レストラン兼お土産屋が2軒。南浜湿原➢手つかずの自然が残る遊歩道が楽しめます。白い恋人の丘➢石屋製菓のPRのようなスポット、確かに利尻富士の眺めは圧巻…見ているととても登りたくなくなる、山頂付近の険しい山容にびっくり仰天!

溶岩が露出した海岸線、利尻昆布、ウニの恰好の生育場所
澄んだい海水、海底には黒いウニがゴロゴロと
左方向から沓形方面からの稜線が伸びるが、こちらは難所が多い上級者コース
エゾカンゾウ 一日で萎れてしまうが、次から次へと新しい花が咲くようです
土産物の利尻昆布などの販売店 仙法志御崎公園では現在一軒のみ営業中
花名?
仙法志御崎公園から南浜湿原を目指し歩くが、右手の海浜風景は絶景。漁師の家が羨ましい景色の中に点在する
北国であることを忘れるような穏やかな海
南浜湿原から利尻富士を望む
利尻昆布を干している風景 ネットをはり風で飛ばされない様にしている様子
エゾカンゾウ
大型のシダが繁茂
地味が超えているのかどの植物も大変元気が良い
オタトマリ沼で一休み 昼食を取れる食堂が二軒
ノハナショウブ

礼文島岬巡りコース(12.4km4時間)

礼文島訪問の白眉コース。スコトン岬からの歩きはじめ、いきなり高山植物の大歓迎を受けて写真のシャッター押しまくり、路線バスから一緒に降りた他の訪問客をひたすら置き去りにしてぐんぐんと前に進む。当初8時間コースに参加を申し込みましたが、昔の8時間コースと異なり、総歩行距離は30km超、普段歩きなれていないと10時間以上掛かると脅された為、しかもユースからはガイドの同行はなく、参加者(私と同宿した他の男性1名のみ、同行者Kではありません)2名のみで自力で歩くことを強いられる。そのため、8時間コースを諦め、あっさりと4時間コースに変更しました。

 

40数年振りの再訪
オオハナウドの群生 至る所で開花中
レブンハナシノブ?
チシマアザミ
レブンシオガマ
ハマナス
開花前のイワベンケイの大株!?
エゾカンゾウ
オオハナウド
レブンハナシノブ!?
チシマフウロ?
エゾタンポポ
レブンシオガマ
エゾカンゾウ
花名?

礼文島桃岩展望台コース(7.1km、3時間40分)

礼文島滞在最終日に桃岩荘ユースの真上にあたる桃岩展望台コースを歩きました。

イブキトラノオ
チシマフウロ
最短ルートで下る観光客
レブンキンバイソウ
レブンシオガマ
桃岩
利尻富士の頂上はほぼ一日雲がかかっていた…翌日から大雨
オオハナウドと利尻富士
レブンキンバイソウとチシマフウロ
イブキトラノオ

オオダイコンソウ
ミヤマオダマキ
ヒオウギアヤメ?
元地灯台
ようやく見つけたレブンウスユキソウ 一輪
レブンシオガマ
北のカナリアパークまで一挙に下る
昨日まで2日連続で清掃休館となっていたが、本日ようやく開業。天然温泉かけ流し、サウナ・水風呂完備と有難い施設。入浴後は畳敷大広間で昼寝が出来る

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