「泰山」山東省
泰山は世界的に有名な中国を代表する山です。中国五岳の最高位に位置する山。麓の町泰安から登るのが一般的、7412段石段があり、ほぼ直登で９ｋｍあるが、老若男女皆歩いて登るのが一般的だ。標高1,545㍍ですが、ほぼ海抜0㍍から登るので正味1,500㍍を自分の脚で登る事になります。わたしが登ったのは10月1日中国の建国記念日(国慶節）に登ったので、登山道は黒山の人だかりでびっくり仰天しました。国内では大変人気のある山。
泰山現地バスツアーに参加した詳細記事はこちら：
「五台山」山西省
五台山は中国4大仏教名山の一つです。5つの峰に囲まれた平地部分(台内）に仏教寺院が集中しており、また、チベット仏教の寺院もあり、チベット族の僧侶の姿も多く見掛けることが出来ます。この地域は降雪時期が長く、観光に適した時期は4月から9月までとなっています。歴史は非常に古く紀元1世紀には仏閣が建てられていたと伝えられています。古代より日本から仏教を学ぶ為にやってきた留学僧の多くが訪問したところとして有名。山西省の太原からは230㌔離れています。
五台山現地バスツアーに参加した詳細記事はこちら：
「武当山」湖北省
武当山は湖北省北西部に位置する道教の聖地。最高峰は1612㍍の天柱峰。明の永楽帝が保護に熱心で多くの建築物が建てられ、現存する建築群は50を数え、世界文化遺産に登録された。また、風水の研究も盛んに行われており、相談に乗ってくれるかもしれない。
武当山現地バスツアーに参加した詳細記事はこちら：
「峨眉山」四川省
四川省峨眉山は中国4大仏教名山のひとつ。標高は3099㍍、写真の金堂と黄金の仏像はほぼ山頂付近に建てられており、3000㍍超の位置にこれら建築物が建てられている事が信じられません。日本の北アルプス穂高連峰の山頂に大規模仏教伽藍が出現したようなものです。多分、標高が高くても日本と異なり山頂の天候はそれ程厳しくないのかも知れません。
峨眉山全山に仏教寺院が散在している為、早朝ロープウェイで山頂に上り、ご来光を見てから、ガイドに導かれながらゆっくり有名な寺院を見学しつつ下山するルートが一般的です。
峨眉山現地バスツアーに参加した詳細記事はこちら：（多く成都からのツアーは楽山大佛見学とセットになっています）
「黄山」安徽省
今回ご紹介している山は殆んど2015年以降に訪問したところですが、黄山だけは1988年に訪問したきり、その後再度訪問する機会がありません。
当時は南京からバス移動で5，6時間以上要したと記憶しています。車窓風景では安徽省農村特有の民家の屋根瓦が独特な雰囲気で随分美しい風景だなと感心した覚えがあります。また、下山後山麓に温泉が湧くところがあると聞き入りましたが、細いお湯の流れるシャワーしかなかった様に記憶しています。
肝心の黄山の景色ですが、生憎の霧雨で雲がかかりはっきりとした景色は見えませんでした。しかしながら、それはそれで幽玄な雰囲気はあったのですが．．．
「廬山」江西省
江西省廬山は日本人でも名前を知っている人は多いのではないでしょうか？廬山は、四周を断崖絶壁に囲まていて、近づきがたい雰囲気が漂っていますが、山頂付近にある牯嶺一帯には広くて浅い谷となっており、風景の美しさで知られる保養地になっており、中国共産党幹部の避暑地となっていました。周恩来・毛沢東らが集まて開いた廬山会議は有名です。
南昌から廬山現地バスツアーに参加した詳細記事はこちら：
世界遺産 廬山国立公園と中国丹霞・龍虎山 現地観光バスツアー
「三清山」江西省
道教の名山であり、風景は秀麗。三清山の名前は、「三峰（玉京、玉虚、玉華の三峰）の様子が高く険しく、まるで、三清(仙人）が頂上に座っているかのようだ（三峰峻抜、如三清列坐其巓）」に由来するとのこと。日本では廬山の方が知名度が高い様だが、江西省内で山と言えば三清山をさすらしい。廬山を訪問した際、バスガイドに「三清山の方が美しいのに何故行かないの？」と言われ、急遽訪問したもの。
確かに素晴らしい景観にびっくり仰天するが、観光客用の桟道が断崖絶壁の急斜面に延々と取り付けられており、こっちを見てもびっくり仰天して肝を冷やした。高所恐怖症の方は山麓から眺めるだけにしておいた方が無難。
南昌から三清山へ現地バスツアーの詳細投稿記事はこちら：
「崀山（ランシャン）」湖南省
湖南省崀山は世界遺産中国丹霞地形の一角ありながら、極めて行きずらい場所にある。長沙市内から観光バスツアーの便が無ければ行くことは無かったかもしれない。公共交通機関があるにはあるが直行便が無く、途中何度か乗り換えなければ行けない。
しかしながら、崀山一体の景観は見事だ。比較的近い世界的に有名となった桂林と比較しても趣は全く異なりますが、甲乙つけ難いほど素晴らしい。是非、機会あれば訪問して欲しい世界自然遺産のひとつです。
湖南省長沙から崀山へ現地バスツアーの詳細投稿記事はこちら：
「丹霞山」広東省
主峰の標高は618 m。広東省韶関市近郊にあり、赤みがかった砂岩が長い間の侵食作用を受けて美しい曲線美や際立った断崖を形成しており、丹霞地形という地理用語の由来にもなっている。中でも、とても不思議な奇抜な形状の奇岩が人気があり、訪れる人も多い。広州から新幹線利用で比較的近いので一日で訪問は可能である。
「玉龍雪山」(ロープウェイ 終点駅付近迄）雲南省
雲南省麗江古城からバスツアーに参加するのが便利、最高峰は主峰5596㍍、ロープウェイ駅の標高は3356㍍、ここから主峰直下の4506㍍まで一気にロープウェイで駆け登ります。上層部では珍しい氷河を眼下に収める事ができます。尚、ロープウェイは天候の影響を受けやすく頻繁に運行休止をするので、余裕を持った日程で訪問されることを提案します。その日がダメでも、天候次第で１，２日ずらせば運行する可能性があります。麗江付近は玉龍雪山以外にシャングリラ、梅里雪山等々世界レベルの観光地が目白押しなので是非ゆっくりと、少なくとも一週間程度滞在し訪問したいエリアです。尚、山頂付近で必要となる防寒着や酸素ボンベは旅行代金に含まれるので自分で準備する必要はありません。
麗江から玉龍雪山へのバスツアーに参加した詳細記事はこちら：
コメント