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おすすめ映画|『サラブレッド』(2017/コリー・フィンリー監督)米新進気鋭女優共演による、少し怖いサスペンスドラマ!

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「サラブレッド」のあらすじ・概要

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「レディ・プレイヤー1」のオリビア・クックと「スプリット」「ウィッチ」のアニヤ・テイラー=ジョイという注目の若手女優が共演したスタイリッシュサスペンス映画。しばらく疎遠だったが再会した幼なじみの少女アマンダ(オリビア・クック)とリリー(アニヤ・テイラー=ジョイ)。個性的であるまた、「感情の表現が出来ない」という風変わりな精神障害を抱えているがゆえに周囲からのけ者にされているアマンダと、名門校に通い一流企業でのインターンも経験するなど上流階級の暮らしを送るリリーは、全くの正反対の生活を送っている様に思われました。しかし、リリーが高圧的な継父を深く憎んでいることがわかり、2人は心を通わせ合い、友情を深めていきます。そして、とうとう2人は、ドラッグの売人ティムを雇い、リリーの継父の殺害を企てる計画を実行していくのですが…

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キャラクターとキャストについて

DEZALBによるPixabayからの画像

監督・脚本は、舞台演出家・劇作家でこれが映画監督デビューになるコリー・フィンリー

アニヤ・テイラー=ジョイ:2015年にサンダンス映画祭で初上映され、翌年初頭に全米公開されたロバート・エガース監督の米ホラー映画『ウィッチ』のトマシン役で高い評価を受ける。2017年にM・ナイト・シャマランがメガホンを取ったサイコスリラー映画『スプリット』のケイシー役で話題となる。本作品中でも若いながらも妖艶な魅力が引き立てられている。

オリビア・クック:スティーブン・スピルバーグ監督がSF小説「ゲームウォーズ」を映画化する「Ready Player One(原題)」(2018)のヒロインに抜てきされた程の実力を認められている若手有力女優のひとり。2019年公開映画『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』にも、ディラン・デンプシー役で出演していました。

レビュー投稿記事はこちらです:レビュー|「ライフ・イットセルフ」未来に続く物語 ボブ・ディランの名曲に乗り、運命の赤い糸に翻弄されるヒューマンドラマ

なお、2016年に交通事故で他界したアントン・イェルチンがドラッグの売人ティム役で出演。イェルチンにとってはこれが遺作となってしまいました。彼は既にTV,映画などで活躍し60本余りに出演しており、大変人気者であったという事を知りました。享年27歳の若さで死は大変惜しまれます。

「サラブレッド」を見たネタバレ感想

Karl HildebrandによるPixabayからの画像

この映画は単純な殺人サスペンスドラマです。全く説明は要らないと思います。美貌の新進気鋭の女優アニヤ・テイラー=ジョイとオリビア・クックのふたりのやり取りを単純に楽しめれば良いのではないかと思います。超豪邸という異次元の世界で展開されるシーンは目を見張ります。非常なゴージャスな世界です。少し不気味そうな音楽に包まれながら、展開されるストーリーと真逆で、目を奪われるセンスの眩いファッションの数々も重要な見どころです。なかでも、一番の見どころはアニヤ、クックふたりの美貌の競演です。アニヤは14歳のある日、ロンドンの街を、ハイヒールを履く練習の為に歩いていると、偶然にモデルエージェンシー、ストーム マネジメント(STORM MANAGEMENT)の創業者でマネジャーのサラ・ドゥーカス本人に直接スカウトされたというエピソードがあります。

ストーリーは米・コネチカット州の上流階級の家庭を舞台とするサスペンス。幼馴染みである高校生のリリーとアマンダが久し振りにリリーの家を訪れ、リリーはアマンダに家庭教師的なレッスンを受けさせることで旧交を温めるシーンから物語だ展開します。非常に意味深な音楽のながれる独特のスローなカメラ展開はかなりミステリアスな雰囲気に満ちていきます。それにしても、名門の学校かと思わせるような大きな邸宅の贅の限りを尽くした装飾、絵画、内装には度肝を抜かされます。豪華振りに、圧倒されますが、これも映画の見どころです。

アマンダは「感情」を持てないという精神障害を持っています。一方、美貌で大金持ちの家庭に育っているリリーは何不自由の無い生活を送っているように見えましたが、高圧的で妥協を許さない義父への対抗的な感情を剥き出しにしています。

目敏くリリーの悩みに気がつたアマンダは、突拍子も無くリリーに対して義父の殺害を提案するところから、物語が急展開します。確かに連れ子であるリリーに対する、義父の接し方は高圧的で好意的なところは全く見えません。単純に「殺してしまう」という感情に至るには少し理由が弱いところは否めませんが、これには我慢のならない過去の問題の積み重ねがあった事が想像されます。また、唯一頼りである母親も、継父には盲従しているだけです。一切反抗出来ない弱い立場にいる母の情けない姿を垣間見られます。

いつしかアマンダの誘いにのり、継父の殺害計画を実行しようとしたリリーは未成年を相手とする麻薬バイヤーであるティムに殺人の請負を頼みます。しかしこれは失敗に終わります。屋敷に忍び込んだであろうところまでの映像はありますが、継父がどうやってティムの魔の手から逃れたのか細かい映像は描写されません。

一度失敗したもの、ふたりはリリーの家のリビングでいつもの様に寛いで古い名作映画を見ていますが、今度はリリー自身が新しく練った継父殺害計画の実行に着手します。リビングで寛ぐアマンダの飲み物に睡眠薬を入れ、昏睡している最中にリリーは継父を殺し、凶器を眠っているアマンダに握らせておき、殺人の罪をアマンダになすり付けようと偽装する魂胆です。ところが、実際は実行以前にこの考えはアマンダに見透かされてしまいます。しかしながら、アマンダは自ら睡眠薬入りの飲料を飲み干し、昏睡してしまいます。

事件後、リリーの計画通りアマンダは刑務所に殺人犯として収監されているというシーンで映画はラストを迎えます。アマンダはリリーの身代わりに刑務所に入ってそれで幸せだと感じているようです。 嬉しい、悲しいという「感情」が無いという障碍を抱えて通常の世界を生きることは確かに難しいとは思うのですが…

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最後に

Andreas H.によるPixabayからの画像

題名の「サラブレッド」とはアマンダの飼い馬が脚を折り走れなくなり、安楽死させたシーンをSNSで公開した内容の話がされていました。ストーリーの内容とは少しかけ離れた題名で余りピンときませんね。原題は『Thoroughbreds』です。

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