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おすすめ映画|『バニラ・スカイ』(2001/キャメロン・クロウ監督)トム・クルーズ主演のサスペンスドラマ

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『バニラ・スカイ』のあらすじ概要

David MarkによるPixabayからの画像

主演・製作のトム・クルーズがアレハンドロ・アメナバール監督の「オープン・ユア・アイズ」に惚れ込み、「ザ・エージェント」で組んだキャメロン・クロウ監督でリメイクした作品。クルーズが、オリジナル作にも出演したペネロペ・クルスと本作で出会い、当時交際中だったこともとても話題となった。

題名の「バニラ・スカイ」とは一枚のモネの絵に象徴される「理想の世界」とかいう意味になるそうです。

ニューヨークの大手出版社の過半数株主を父親から相続したデヴィッド(トム・クルーズ)は莫大な財産と美貌を享受するプレイボーイ。自分の誕生日パーティーで親友・ブライアンの恋人のソフィア(ペネロペ・クルス)に一目惚れしてしまいます。それに気付いたデイヴィッドのセックスフレンド・ジュリー(キャメロン・ディアス)は、嫉妬のあまり彼と共に自動車事故による無理心中を図ろうとしますが、デイヴィッドひとりで無残な傷を顔に残し生き残ってしまいます

この事故を契機に、デイヴィッドの部下7人の老いた重役たちは会社を乗っ取ろうと策略をめぐらしますが、醜くなった顔のせいでデヴィッドの性格も段々と歪んでいきます。

自分の夢の中なのか、現実なのか翻弄されながら、死んだはずのジュリーやソフィアと親密な出会いを重ねて行きますが、、、

『バニラ・スカイ』のスタッフとキャストについて

Markus BaumelerによるPixabayからの画像

キャメロン・クロウ監督:1957年米国カリフォルニア州生まれ、89年「セイ・エニシング」で映画監督デビューし、監督作3本目「ザ・エージェント」(96)でアカデミー脚本賞に初ノミネート。続く半自伝的映画「あの頃ペニー・レインと」(00)で同賞を受賞し、ゴールデングローブ賞の作品賞にも選ばれた。

感想投稿記事:

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トム・クルーズ(デヴィット):62年ニューヨーク州生まれ。「トップガン」(86)でブレイクし瞬く間にスターダムにのし上がる。「ミッション:インポッシブル」シリーズ(96~11)では製作も務めている。

富と優れた容姿を持つとこんな事になるのか。前半と後半の雰囲気の大激変に唖然とさせられた映画です。

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キャメロン・ディアス (ジュリー):本作品「バニラ・スカイ」(01)、「ギャング・オブ・ニューヨーク」(02)、「ホリデイ」(07)では、ゴールデングローブ賞最優秀助演女優賞にノミネートされた。

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ペネロペ・クルス(ソフィア):1974年スペインマドリード出身。スペインを代表する監督の作品に出演、特にペドロ・アルモドバル監督作「オール・アバウト・マイ・マザー」(99)は国外での評価も高く、この作品を機にアメリカやイギリス映画への出演が増える。

優劣つけがたい美貌の2大女優共演の豪華さには驚きます。トム・クルーズのモトモテ振りに呆れてしまいましたが、わたしもこんな映画の主人公になってみたいものです。

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『バニラ・スカイ』のネタバレ感想

David MarkによるPixabayからの画像

トム・クルーズが惚れこんだ映画のリメイク版らしいですが、後半が現実から飛躍し過ぎる展開で全く付いて行けませんでした。最後の部分で冷凍保存され何十年後かに蘇生されるというプログラムの購入契約を行ったという事が明らかにされたものの、悪い夢を消去し、良い夢のみを残すなどという方法が開発されている様です。

ラストにビルからデイヴィッド突然転落してしまうシーンがありますが、解釈に少し困ります。但し、墜落している途中、色々な夢のシーンが脳裏に現れます。これは登山家で滑落経験があり、生き残った著者の本などで良く記されている内容に、「本の数十秒という短い時間に一生の思い出が高速回転で頭の中の意識として蘇って来る」という事です。

この映画のテーマの一部である「夢」を、転落時に思い返す事を表現したかったのかもしれません。

それとデヴィットとソフィアが夜明けのニューヨークの下町を肩を寄せ合い歩くシーンがありますが、あれはボブ・ディランのレコード・ジャケットをオマージュしたシーンでしょうか?とても似ているのではっとしました。

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