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おすすめ映画|『ギルバート・グレイプ』(1993/ ラッセ・ハルストレム監督)ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオ顔合わせの傑作映画!

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『ギルバート・グレイプ』のあらすじと概要

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マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のL・ハルストレム監督による青春映画。舞台は人口千人ほどの田舎町アイオワ州エンドーラ。生まれてから24年、この退屈な町を出たことがない青年ギルバート(ジョニー・デップ)は、重度な知的障害を持つ弟アーニー(レオナルド・ディカプリオ)、過食症を病む250kgの母親、2人の姉妹の面倒を見ている。彼は、大型スーパーの進出ではやらなくなった食料品店に勤めている。彼は店のお客で、中年の夫人ベティ・カーヴァー(メアリー・スティーンバージェン)と不倫を重ねていたが、夫は気づいているのかいないのか!? 

こんな毎日を生きるだけで精一杯のギルバートの前に、ある日トレーラー・ハウスで祖母と旅を続ける美少女ベッキー(ジュリエット・ルイス)が現れる。ベッキーの出現によりギルバートの疲弊した心にも少しずつ変化が現れてくるのだが、、、2人の仲は急速に深まる。しかし、家族を捨てて彼女と町を出ていくことはできなかった。故障して出発が遅れていたベッキーのトレーラーも町を去っていく…

『ギルバート・グレイプ』のスタッフとキャストについて

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L・ハルストレム監督:ストックホルム生まれ。手がけたABBAの映画『アバ/ザ・ムービー』がヒットして知られるようになる。1985年の『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』でアカデミー賞監督賞にノミネートされ、ハリウッドに招かれ、本映画はハリウッド第一作目の記念すべき作品だった。

ジョニー・デップ:好感度の高い、やさしい青年役は後のジャック・スパロウから想像も出来ない。はアメリカ/ケンタッキー州オーウェンズボロ生まれ。6歳の時にフロリダに移り住み、高校卒業と同時にロック・スターを目指しロサンジェルスへ渡る。そこで知り合ったニコラス・ケイジの勧めにより俳優を目指し「エルム街の悪夢」で映画デビュー、本作品「ギルバート・グレイプ」、「エド・ウッド」「ラスベガスをやっつけろ」「ブロウ」など、ハリウッドのメインストリームとは一線を画した作家性の強い作品に好んで出演、その中で様々なキャラクターを自在に演じ分け、ハリウッドきっての実力派として映画人たちからも一目置かれる存在となる。

そして03年、そんなデップが、皆さんご存知の通り、ディズニー製作のハリウッド娯楽大作に主演、海賊ジャック・スパロウを演じ、唯一無二、超独創的なキャラクター像を確立、映画の爆発的大ヒットに大きく貢献しています。

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レオナルド・ディカプリオ:ギルバートの弟アーニーを見事に演じ、19歳にしてアカデミー助演男優賞にノミネート。鮮烈な印象を残し一気に注目を集めることになった。実際に障害者施設に通い詰め、障害者を観察して演技力を勉強したそうだ。

ジュリエット・ルイス(ベッキー役):お祖母さんと二人でトレーラーハウスで米国内を旅する少女、鮮烈な印象を残してギルバートの元を去るが、、、

 

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『ギルバート・グレイプ』のネタバレ感想

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障害者などの社会的弱者との接し方についてギルバートに学ぶべき点は非常に多かった。又、過食症で7年間も一歩も家から出る事が出来なくなった体重250㌔の母親との接し方にも、ギルバートは真正面から一言も不満を言わず、また、不満に思う事も無く親だから、兄弟だから当然という意識で、実に良く面倒を見ている。また、他の姉妹たちも内心の思いはそれぞれあるだろうが、やはりギルバートと同様、人の力を必要とする家族の面倒を見るのは当然という気持ちで障害を持つアーニーと接しているところが、この家族の本当に素晴らしい所だと感じました。

しかしながら、24,5歳の将来有望な青年男子として小さい町で、手のかかる家族を抱え、町から抜け出る事が出来ない状況を素直に受け入れるのは難しいのではないかと思います。
そんな中、ギルバートとは真逆で自由奔放に全国を旅し続けているベッキーと知り合う事は刺激にはなるものの、ふと自分の立場を振り返ると、やはりかなりやる瀬無い気持ちになってしまうのではないだろうか?

一方、18才のアーニー役のディカプリオの若々しさは、眩いばかりです。非常に困難な役どころを抜群の演技力で“自然”にこなしているところは驚異的。水が怖いらしく、風呂にはいるのも嫌がって、いつも、顔は何となく薄汚れているシーンが多かった。実際の撮影でも何日も風呂に入らず、汚れたありのままの姿で撮影をつづけたというエピソードも伝えられています!? 2000年代以降、比較的最近の出演映画を見る事が多かったのですが、この当時から劇場に通い、見ていればよかったなと本作品を初めて見てつくづく思いました。

この映画の撮影、わずか4年後の1997年『タイタニック』が公開されています。その変化の大きさにも驚かされます。それ以降傑作映画の数々が生み出されていきますが、初期映画も堪らない魅力に溢れています。それが、ジョニー・デップとの共演ということ事でも運命的なモノを感じがしました。

最後に

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本作品の舞台となっているアイオワはアメリカ合衆国中西部に位置し、「アメリカのハートランド(中心地)」と呼ばれる州。現在ではアメリカ合衆国大統領選挙の前哨戦であるアイオワ州党員選挙は大統領選挙の初戦としての位置付けにあり、大統領選挙の際には世界的に注目される事で有名だそうです。

アイオワ州党員選挙にて敗北した候補者が大統領に就任した例は少なく、「アイオワを制する者が大統領選挙を制する」とも言われているそうです。この「アイオワ」で、かくもナイーブな純真な心を持つ、青春ドラマの映画が撮られた事に驚きます。古き良き伝統が長く受け継がれているのかもしれません。しかも、スウェーデン人監督の手による作品であることもまた驚きです。

少し古い映画も中々いいものです。

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