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おすすめ映画感想|『カジノ』(1995/マーティン・スコセッシ監督)

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『カジノ』のあらすじと概要

fva2105によるPixabayからの画像

ある天才賭博師を通じて、まだマフィアの支配下にあった1970年代から80年代のラスベガスを描いている。 ニコラス・ピレッジのノンフィクション『カジノ(英語版)』を原作とし、大部分を事実・実話に基づいている。

本作と同じくスコセッシ監督、デ・ニーロ及びペシ出演、シャロン・ストーンを加え華やかな色彩となっているが、、、ピレッジ原作で映画化された1990年作『グッドフェローズ』の成功を受けて製作されたスコセッシの「モブ・マフィアもの」第2弾という位置づけとなっている。

モデルになった人物は、フランク・”レフティ”・ローゼンタール(以下”レフティ”、映画では”エース”=ロバート・デ・ニーロ)。レフティはベガスに来る以前には故郷のシカゴで有名なブックメーカー(ノミ屋)だったが、シカゴ、マイアミを経て1960年代末にベガスに移り住み、友人の紹介でラスベガス・ストリップを代表するカジノ「スターダスト」での仕事に就く。集金システムとしての『カジノ』運営に対して天才的な手腕を発揮し、大ボスたちに莫大な利益をもたらす。

レフティは、物語同様、実質的なボスの座に就いていたが、犯罪歴のあるレフティにはカジノ経営のライセンス発給を受ける事が困難であった為、雇われ社長としてアレン・グリック(映画ではフィリップ・グリーン)が社長を務める名目となっていた。やがてカジノを任されるようになったレフティは出世し、シカゴ時代からの幼馴染のアンソニー・”トニー”・スピロトロ(劇中のニッキー・サントロ=ジョー・ペシ)は、レフティの出世に刺激されてベガスに移り住み、やがてレフティの築いた地上の楽園を崩壊へと導いてしまう。本作品後半はレフティーの築いた帝国の崩壊する様相をひたすら目撃していくことになる。

『カジノ』のスタッフとキャストについて

Linda72によるPixabayからの画像

マーティン・スコセッシ監督:イタリア(シチリア)移民1世の父と移民2世の母の次男として、ニューヨーク市クイーンズ区にて生まれ、同市リトル・イタリーで育つ。喘息持ちで外で遊べなかったせいで子供の頃から映画に親しみ、ハリウッド映画の古典だけでなく、イタリアのネオレアリズモ映画(とくにロベルト・ロッセリーニ)や、ジャン・ルノワール監督などのフランス映画、イギリス映画の巨匠マイケル・パウエル監督の『赤い靴』、日本の溝口健二監督の『雨月物語』など、世界の映画の古典を見て育つ。だが少年時代は、映画監督ではなくカトリックの司祭を目指していたという!?

ロバート・デ・ニーロ:(エース役)カジノ経営者として天才的な手腕を発揮し、莫大な利益をもたらす。私生活ではシャロン・ストーン演じる高級娼婦に一目惚れし、結婚するが、彼女がアルコール中毒・薬物中毒になっていくことから歯車が少しずつ狂い始める。

前作『グッド・フェローズ』の投稿記事はこちら:

映画感想|『グッドフェローズ』(1990/マーティン・スコセッシ監督)ニューヨークのマフィア界で生きた、ヘンリー・ヒルという実在の男の生き様を描く

(徹底した役作りの例)

・『ゴッドファーザー PART II』では、シチリア島に住んで、シチリア訛りのイタリア語をマスターした後に、マーロン・ブランドのしゃがれ声を完璧に模写した。

・『タクシードライバー』では3週間、ニューヨークでタクシードライバーとして働いた

・『レイジング・ブル』では実在したミドル級ボクサージェイク・ラモッタの鍛え抜かれた肉体を披露し、その後、引退後の姿を表現するために体重を20キロも増やした。このためイタリアに赴いて、現地のあらゆるレストランを食べ歩いた!

ジョー・ペシ(ニッキ―役):ルールに反して、ジンジャーと恋仲になるのが運のツキ、かなり前後の見境なく自暴自棄とも思える悪童振りを発揮するが。

シャロン・ストーン(エースの妻ジンジャー役):エースとの幸福な結構生活は永続きせず、夫婦関係は修羅場となっていく。非業な最期を遂げる。

80年ウディ・アレン監督「スター・ダスト・メモリー」が映画デビュー作品。以降ハリウッドに居を構え、「ペーパー・ファミリー」、「キングソロモンの秘宝」などに出演する。そして90年、ポール・ヴァーホーヴェン監督と出会い「トータル・リコール」に出演し人気を集め、92年再びヴァーホーヴェン監督とコンビを組んだ「氷の微笑」でマイケル・ダグラスと共演し大スターとなる。それからはマーティン・スコセッシ監督の本作品「カジノ」(95)などにも出演し、単なるお色気女優でないことを証明した。

『カジノ』のネタバレ感想

Steve SawuschによるPixabayからの画像

カジノは恐ろしい!

ドキュメンタリー映画の様に構成されている映画、超やり手のカジノ経営の手腕を振るうエース役にロバート・デ・ニーロが奮戦するが、結婚した女房、シカゴ時代からの仲間が引き起こす「事件」に巻き込まれ、破滅に近い結末に追いやられる。70年代のラスベガスが舞台になっています。現在は当時と全く巨大資本がカジノ運営を行い、昔と同じ世界は残っていないとのこと。

しかしながら、マーティン・スコセッシ監督がリアルに描くカジノの世界は実に恐ろしい世界で、素人は決して気軽に近づくべき場所ではないと言っている様です。カジノ=賭博場に変わりはなく、公営ギャンブルを誘致して観光客、遊興客を呼び込もうと考えている自治体は本作品を見て「カジノ」とは何かというその本源的なことを学んだ方がいいのではないでしょうか!

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