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大リーグの伝説的なスカウトマンはバッティングの音を聞くことで選手の素質を見抜くと!映画『人生の特等席』【感想】

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『人生の特等席』のあらすじと概要

2008年の監督・主演作「グラン・トリノ」で事実上の俳優引退宣言をしていたクリント・イーストウッドが、4年ぶりに銀幕復帰を果たしたドラマ。

大リーグアトランタ・ブレーブスのスカウトとして数多くの名選手を見いだしてきたの伝説的なスカウトマンとして知られるガス(クリント・イーストウッド)は、年齢による視力の衰えを隠せず、その手腕に球団フロントが疑問を抱き始め、そろそろ引退させようと考え始めていた。苦しい立場のガスを、長年離れて暮らしていたひとり娘のミッキー(エイミー・アダムズ)が手助けすることに。父と娘が久々に対じすることにより、秘められた過去の真実が徐々に明らかになることで、娘の心のわだかまりも解消していきます。

「マディソン郡の橋」(95)以来17年にわたり、イーストウッドから映画製作を学んだ愛弟子ロバート・ローレンツが初のメガホンを取り、イーストウッドが自身の監督作以外で俳優に徹した主演作としては「ザ・シークレット・サービス」(93)以来19年ぶりとなった。

『人生の特等席』のスタッフとキャストについて

Paul BrennanによるPixabayからの画像

ロバート・ローレンツ監督:クリント・イーストウッドの製作会社マルパソ・プロダクションズに所属し、「マディソン郡の橋」(95)以降の作品で助監督を務め、「ミスティック・リバー」(03)、「硫黄島からの手紙」(06)では製作も担当しアカデミー作品賞にノミネート。同賞を受賞した「ミリオンダラー・ベイビー」(04)では製作総指揮に名を連ねた。08年の「グラン・トリノ」以降、俳優業から遠ざかっていたイーストウッドが4年ぶりに主演した本作品「人生の特等席」(12)で、念願の監督デビューを果たす。

クリント・イーストウッド:視力は弱り果て、自動車の運転も覚束ない程老いぼれているが、耳で野球選手の素質を見抜く鋭さは失っていない。野球一筋のスカウト職人として、有望選手を見出す事を唯一の生き甲斐として生きている。仕事熱心の余り、娘の面倒をないがしろにした過去の経緯があり、それを少し気にはしている。

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エイミー・アダムズ(娘ミッキー): 小さい頃から父親の仕事である野球には親しんでいた為、非常に野球に詳しい。成績優秀な為、法律を学び弁護士として独り立ちをしている。父の友人から視力が落ちて心配なので、父親に付き添うように頼まれ、渋々同行することになった。

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ジャスティン・ティンバーレイク(ジョニー):04年から俳優としても活動。デビッド・フィンチャー監督の「ソーシャル・ネットワーク」(10)でNapster創設者ショーン・パーカーを演じたほか、SFサスペンス「TIME タイム」(11)などで主演を務める。

本作では、かつてガスにスカウトされた元選手のスカウトマン、ジョニーを演じる。また、ミッキーとの恋愛もスタートする。

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『人生の特等席』のネタバレ感想

Eric StokleyによるPixabayからの画像

「今回は面白い役が回ってきたからやってみた」とイーストウッドが言う通り、今回はメガホンはとらずにその“面白い役”に全力投球をしてくれました。と、ロバート・ローレンツ監督の言葉があります。イーストウッドは撮影当時既に82歳、一度俳優業からの撤退宣言をしていたそうですが、ファンの期待に応え、宣言をいとも簡単に撤回してくれました。

「人生の特等席」も、もともとはイーストウッドの監督・主演作として持ち込まれた企画だったらしく、ロレンツ監督は当初、脚本をベースにストーリー開発を行っていたが徐々に愛着がわき、その熱い思いを直接イーストウッドに進言したそうです。そこで「君が(監督を)やった方がいい」と指名を受けたと映画誌のインタビューに開示しています。

初監督作の主演が師と仰ぐ名優というのは、最高の栄誉であると同時に試験を受けるような重圧ものしかかるはずですが、その重圧をものの見事に撥ね返し、見応えのある映画に仕上げているところはさすがです。

父娘の永年のわだかまりが、父の職場であるスカウトマンという現場で触れ合う事で、徐々に雲散霧消していく過程がすごく自然に描写され関心しました。また、カズの視力は衰えたとは言え、実際に現場でバッティングの音を聞くことで選手の素質を見抜く力などは全く衰えていない事がラストで見事に証明されて、本当にスカッとした気分になれます。

 

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