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おすすめ映画『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(2019/ジョナサン・レビン監督)感想‣大人のおとぎ話、あり得ないシンデレラストーリーに思わず嫉妬!

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『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』のあらすじと概要

才色兼備の国務長官とうだつのあがらないジャーナリストとの恋愛をシニカルに描いた、シャーリーズ・セロンとセス・ローゲン主演のラブコメディ。アメリカの外交政策を担当する国務長官として活躍する若いシャーロット・フィールドはフレッドのコラムを読み、彼をスピーチライターとして雇用します。世界中を駆けずり回り活躍、常に世間から注目され、脚光を浴びるシャーロットと行動をともにするうちに、彼女が高嶺の花であることがわかっていながらフレッドは恋に落ちてしまいます。しかし、この恋にはクリアしなければいけないさまざまな高いハードルが待ち受けていました。

2019年製作/125分/アメリカ
原題:Long Shot (*Long Shotには「勝つ見込みの低い候補者」や「大穴」などの意味があります)

『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』のスタッフとキャストについて

ジョナサン・レビン監督:ニューヨーク出身。脚本家で映画監督のポール・シュレイダーのもとで、アシスタントとして働く。

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シャーリーズ・セロン(シャーロット・フィールド米国国務長官、才色兼備のスーパーウーマン):

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セス・ローゲン(フレッド、ジャーナリスト。失業中のダメ男。国務長官の演説の為の原稿作成役を依頼される):子どもの頃のベビーシッターで初恋の女性(セロン)と再会を果たします/ヒューマンドラマ「50/50 フィフティ・フィフティ」(11)では製作と出演を務めています/カナダ・バンクーバー出身。13歳からスタンダップ・コメディを始め、のちにアメリカで人気コメディアンとして活躍しています。

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『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』のネタバレ感想・見どころ

まさかシャーリーズ・セロンが爆笑コメディ映画に出演するとは思いませんでした。しかも公開は日本公開は2020年1月、まったく見過ごしていました…

本作は、本場アメリカでの反応と日本での反応は大きく異なるのではないかと思いました。分刻みでスケジュールをこなし、世界を縦横無尽に渡り歩く激務振りの国務長官とそのスピーチ原稿書きとのまさかの”恋”とは衝撃が半端ではありません…誰もが、どう見てもシャーロット国務長官がスピーチ原稿書きの非常に正直な性格のフレッドと恋に落ちる理由が余りしっくりこないのではないか…と思います。

国務長官は激務の為、ほっと出来るプライベートの時間が欲しい、安心出来る人とひと時を過ごしたいという欲求があったのかもしれません。それにしても何故、彼なのかという気がしました…(正に、恋は突然にという感じでした。それも相思相愛、なんとも羨ましい限り)正直嫉妬以外の何ものでもありません…

本作を観た後、可笑しな夢を見ました。わたしは米国ベイデン大統領と温泉に入り、洗い場で彼の背中を”流す”というシーンでした。信じられないストーリーの映画を見た後の夢が”こんな”夢では少し損をした気がしました。何故”国務長官”の背中ではなかったのか?多分多くの映画ファンの方も同じように、映画の影響で良い夢を見た経験をされているかもしれません(そんなことは無いか!)(映画の様な)夢のストーリーは強烈に脳のある部分を刺激し、”映画の様な夢を見る”ことが可能の筈が…何故かバイデン!彼の背中は思ったよりも小さかったのが印象深い。トランプじゃなくて本当に良かったのですが…

と、かなり脱線した”感想”になってしまいました。国務長官をもビシッと問題無くこなすシャーリーズの演技力に改めて驚きました。シリアスな役どころ乍ら完璧な演技!ストーリーは完全に共演者セス・ローゲンのペースです。相当下品な話題もてんこ盛りです。しかし、それのみに流されないところはシャーリーズの存在の大きさ、神々しいまでの美しさ、ジョナサン・レビン監督の手腕、脚本の上手さだとつくづく思いました。

本作はシャーリーズ・セロンのファンのみならず、全ての映画ファン必見の映画だと思います。

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