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映画|『ムーンライト』(感想)「ラ・ラ・ランド」を超えた珠玉の名作!

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『ムーンライト』のあらすじと概要

Ioannis IoannidisによるPixabayからの画像

マイアミを舞台に自分の居場所とアイデンティティを模索する少年の成長を、少年期、ティーンエイジャー期、成人期の3つの時代構成で描き、第89回アカデミー賞で作品賞ほか、脚色賞、助演男優賞の3部門を受賞したヒューマンドラマ。

マイアミの貧困地域で暮らす内気な少年シャロンは、学校では「リトル(チビ)」と呼ばれていじめられ、家庭では麻薬常習者の母親ポーラから育児放棄されていた。幼少期、少年期、青年期の3つの時代に分け孤独なシャロンの成長を描いていく。シャロンに優しく接してくれるのは、近所に住む麻薬ディーラーのフアン夫妻と、唯一の男友達であるケヴィンだけであった。

やがてシャロンは、ケヴィンに対して友情以上の思いを抱くようになるが、自分が暮らすコミュニティではこの感情が決して受け入れてもらえないことに気づき、誰にも思いを打ち明けられずにいた。そんな中、ある事件が起こる……。

母親ポーラ役に「007」シリーズのナオミ・ハリス、麻薬ディーラーのフアン役にテレビドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」、映画『グリーンブック』のマハーシャラ・アリ。プロデューサーとしてアカデミー賞受賞作「それでも夜は明ける」も手がけたブラッド・ピットが製作総指揮。本作が長編2作目となるバリー・ジェンキンスが、同じ境遇を持つタレル・アルビン・マクレイニーが著した戯曲と出合い、小規模ながらも尊い思いを強く込めて、自伝的ともいえる映画として撮り上げた作品。

『ムーンライト』のスタッフとキャストについて

Wilhelm EderによるPixabayからの画像

バリー・ジェンキンス監督:1979年生まれ、フロリダ州マイアミ出身。長編監督デビュー作「Medicine for Melancholy(原題)」(08)はSXSWをはじめとした映画祭で好評を集め、インディペンデント・スピリット・アワードで初長編作品賞など3部門にノミネートされる。

1人の主人公の人生が、幼少期、少年期、青年期の3つの時代で描かれる本作。演じている俳優はそれぞれアレックス・ヒバート、アシュトン・サンダース、トレバンテ・ローズという別々の人物3名となっています。

トレバンテ・ローズ(シャロン・ブラック):成人後のシャロンを演じる。

マハーシャラ・アリ(ファン):「4400 未知からの生還者」(04~07)やデビッド・フィンチャー監督の「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(08)などを経て、政治ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」(13~16)で演じたロビイストのレミー・ダントン役で注目が高まり、16年にはエミー賞ゲスト俳優賞にノミネートされた。アカデミー作品賞受賞作の本作品「ムーンライト」(16)では主人公のよき理解者となるドラッグディーラー役で助演男優賞のオスカーを受賞している。     ドラッグのバイヤーとして生計を立てている。シャロンとの交流を通じて「父親」として振る舞う期間は短い。

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ナオミ・ハリス(シャロンの母親):英国ロンドン出身。大ヒットシリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」の第2弾「デッドマンズ・チェスト」(06)と第3弾「ワールド・エンド」(07)では、物語の鍵を握るティア・ダルマ役、「007」シリーズ第23弾「スカイフォール」(12)と第24弾「スペクター」(15)ではマネーペニー役を演じている。

ひとり息子をシャロンの母親乍ら、貧困の中で生きていくのが精いっぱいの状況で、息子の面倒を全く見ている様子はない。

『ムーンライト』のネタバレ感想

ASSYによるPixabayからの画像

マハーシャラ・アリの演じる麻薬バイヤーで町の顔役であるファンと少年シャロンとの交流を通じて、成長している物語かと思いきや、第二章では早々にファンは死んでいるという設定になっていた為、少々驚きました。 少年から10代そして成人に成長していく段階でそれぞれ違う人物がひとりの主人公を演じている。成長したシャロンは幼い時代の弱弱しい体形・性格(それと家庭環境などから他生徒からのいじめの対象となってしまう)からは想像も出来ない程大きく立派な身体に変身しているところは驚きました。また、少年院から出所後、就いた職業もどうやら似非父親のフアンの影響もあったのか、麻薬バイヤーに収まっている所もほんの少しであるが納得してしまった。

また、本作品のテーマである同性愛の葛藤も描かれているので、ストーリーのどんでん返しにも注意を払わなければなりません。

嘗ての”友人”ケヴィンとの再会シーンがとても繊細に描かれているところが印象に残る作品です。マイアミからジョージア州アトランタに転居した理由の詳細は語られていませんが、同性愛者は居ずらい環境だったのでしょう。ケヴィンの方から突然電話が掛かって来たことで二人は久しぶりの再会を果たします。初めは照れくさいながらも、嬉しい気持ち、長い時間の隔たりの心配なども徐々に消え失せ、昔に戻ったお互いの感情の交流シーンが実に見事に描かれていました。

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