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映画『ダイアナの選択』(感想)彼女は17歳の時に高校で起こった凄惨な銃乱射事件の記憶に今でもさいなまれていました!?

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映画『ダイアナの選択』のあらすじ・概要

コネチカット州郊外の小さな町、ブライアー・ヒルが舞台、郊外の美しい住宅で優しい夫と愛する娘と暮らすダイアナ。しかし、彼女は17歳の時に高校で起こった銃乱射事件の記憶に今でもさいなまれてた。事件当時、親友のモーリーンといたダイアナは、同級生だった犯人に銃を突きつけられ「どちらかを殺す」と迫られました。その時、彼女が選んだのは……。それから15年後、ダイアナは美術教師に。かつての事件の記憶と罪悪感に苛まされがらも、愛する夫と娘に囲まれた幸せな生活を送っていましたが…

銃乱射事件に巻き込まれた女子高生の過去と現在を交互に見せつつ、彼女の人生をしっかりと見すえています。

監督は、デビュー作「砂と霧の家」がオスカー3部門にノミネートされたバディム・パールマン。ユマ・サーマンとエバン・レイチェル・ウッドが30代と10代のダイアナをそれぞれ演じる。

原作はローラ・カジシュキーの小説『春に葬られた光』

2007年製作/90分/アメリカ
原題:The Life Before Her Eyes

映画『ダイアナの選択』のスタッフとキャストについて

バディム・パールマン監督:ウクライナ/キーウ出身。

ユマ・サーマン(ダイアナ・マクフィー):クエンティン・タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」(94)でアカデミー助演女優賞にノミネートされ、国際的なスター女優としても開花。SF映画「ガタカ」(97)で共演したイーサン・ホークと翌98年に結婚して2児を出産し、一時期は育児に専念した。

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エバン・レイチェル・ウッド(高校生時代のダイアナ・マクフィー):ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した「レスラー」(08)では、ミッキー・ロークの娘役を演じた。

オスカー・アイザック(マーカス):映画初主演作「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」(13/ジョエル&イーサン・コーエン監督)では売れないフォークシンガーを演じ、劇中の楽曲も自ら歌唱している/麻薬のバイヤーで17歳のダイアナの彼氏役。

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映画『ダイアナの選択』のネタバレ感想

(ネタバレあり、要注意)ラストで訳が分からなくなり、映画解説を読んでようやくストーリーが理解出来るというかなり捻ったストーリー展開になっていました。からくりが分かるとああそうなのかと理解出来ます。相当凝った作りになっているのは甚だ感心させられました。もし万一まだ本作品を視聴する機会の無い方は是非何も”解説”を読まずに視聴する事をお勧めします。

主演で同じ人物を若い頃と結婚して子供も設けた頃と二人で演じています。この二人の異なる人物が主人公ダイアナ・マクフィーを演じているというのも謎を解く鍵になっているのかもしれません。

事件の背景が高校内銃乱射事件という極めて恐ろしい陰惨な事件が暗くのしかかって来ます。又、途中挿入される動植物の生態を描写された映像がゆくゆくある特殊な意味を表現しているだろうことは後で分かりました。

物語の展開を見る限り生き残った一人は「良心の呵責」に苛まれた一生を送る事になるのは、ごくごく自然の道理ですが、本作品はこの「期待」は見事に裏切られることになる大どんでん返しが待ち構えていました。それなりの覚悟を持って本作品視聴した方が良いかも知れません。

最後に気付きますが、原作のタイトルは何となく映画の内容を少し説明しているようにも見えました。

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