映画『ザ・ファーム 法律事務所』のあらすじ・概要
ジョン・グリシャムの８００万部以上のベストセラー小説『法律事務所』を映画化したもの。ハーバード法科大学を優秀な成績で卒業したミッチ・マクディーアはテネシー州メンフィスにある法律事務所から内定を受けます。最高の労働条件を提示され、大喜びで就職するミッチ。しかしながら、この事務所には謎の死を遂げた4人の弁護士がいたことを知る事になります。やがてミッチは事務所とシカゴ・マフィアの繋がりを知り、やがて巨大な陰謀に巻き込まれていく様が描かれていきます。FBIやマフィアのボスを相手に、青年の必死の攻勢を描くスリル満点のサスペンス映画。
1993年製作／155分／アメリカ
原題：The Firm
映画『ザ・ファーム 法律事務所』のスタッフとキャストについて
シドニー・ポラック監督：『ひとりぼっちの青春』、『追憶』、『トッツィー』で高い評価を得て、アカデミー賞にもノミネートされた。そして1985年の『愛と哀しみの果て』でアカデミー作品賞とアカデミー監督賞を受賞しています。
トム・クルーズ（ミッチ・マクディーア）：苦学生として大学を卒業、正義感に燃える青年弁護士。若手弁護士であり、実務経験は浅いながらも法律的知識はよく勉強している。また、単なるガリ弁的な秀才とは全く異なり、突然過ぎる世間の荒波に呑み込まれても、果敢に立ち上る神経の図太さを兼ね備えています。
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ジーン・トリプルホーン（アビー・マクディーア）：内縁の妻、小学校の教師をしている／1992年に『氷の微笑』で映画デビュー。
ジーン・ハックマン（エイヴァリー・トラー）：ミッチの教育掛かりとなった法律事務所の先輩弁護士（悪徳法律事務所でシカゴ・マフィアとつるみ高額な法律相談料を手にする裏ではマフィアの”脱税”を支援）／「俺たちに明日はない」（67）のバック・バロウ役でアカデミー助演男優賞に初ノミネートされた。「フレンチ・コネクション」（71）でアカデミー主演男優賞を受賞。遅咲きのスターとして異彩を放つ。クリント・イーストウッド監督と同年生まれの９２歳！
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エド・ハリス（ウェイン・タランス）：FBI捜査官。最近の出演映画の役柄は完全無欠のイメージがs見ついています。しかしながら、本作品のFBI捜査官役では若いミッチに裏をかかれる様な脇の甘さも感じさせられる点、ちょっと珍しいものでした。
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映画『ザ・ファーム 法律事務所』のネタバレ感想
(ネタバレあり）30年前の映画なのでトム・クルーズがとても若く眩しい。とても優秀な成績優秀な法科大学生で、あらゆる法律事務所から引く手数多でした。その中でもずば抜けた優遇条件を提示された法律事務所はやはり後々気付いて見ると飛んでもない依頼主を抱えているというところでした。
ジーン・ハックマン扮するミッチの上司で指導員役のエイヴァリーは経験豊富で、非常に紳士的にミッチに目を掛けて教育をします。しかしながら、温厚的な表情からは予期できませんでしたが、シカゴのギャングの税金対策専門の弁護士を務めている一面があり、それをミッチにも手伝わせるようとしていました。
ミッチの家庭内には盗聴マイクを仕掛けられ、外部や妻との連絡・会話内容などはすべて筒抜けで法律事務所に把握されているという驚きの状況です。しかしながら、実兄が殺人罪で刑務所に服役しているところまでは調査が及んでいなかった様でした。
そこに突然FBIから接触され、ミッチの勤務する法律事務所の裏の実態が明かされ、FBI捜査に協力すれば身柄の安全は保証するとの提案を受けます。一方、シカゴのマフィアを敵に回すと、一生命を狙われる事になるという絶対絶命のピンチに陥り悲観に暮れてしまいます。
そんなハラハラどきどきのどん底の状況からの見事な逆転復活を果たすミッチ夫婦の頑張りには驚きました。
その後の「ミッション・インポッシブル」などスパイ・アクション映画に繋がって行く可能性を感じる事が出来ます。
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