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おすすめ映画『クリステン・スチュワート ロストガール』(2010/ジェイク・スコット監督)感想‣荒んだストリッパー役の演技に目がテン!

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『クリステン・スチュワート ロストガール』のあらすじと概要

トワイライト」のクリステン・スチュワートが娼婦役に挑んだ人間ドラマ。娘を事故で失って以来、妻との関係が上手くいかなくなった中年男性ダグ(ジェームズ・ガンドルフィーニ)、彼は妻に内緒で近くのレストランのウェイトレスと浮気をしていましたが、ある日その彼女も突然急死してしまいます。傷心のタグは仕事でニューオリンズを訪れ、偶然立ち寄ったストリップクラブで亡き娘に似た面影の少女マロニー(クリステン・スチュワート)と出会います。まだ10代のマロニーが売春で生計を立てていることを知ったダグは、マロニーの家に住み込んで更生させようとしますが……。巨匠リドリー・スコットの実の息子ジェイク・スコットがメガホンを取っています。

2010年製作/110分/アメリカ・イギリス合作、日本劇場未公開!
原題:Welcome to the Rileys

『クリステン・スチュワート ロストガール』のスタッフとキャストについて

ジェイク・スコット監督:リドリ―・スッコトの息子。ミュージック・ビデオやナイキをはじめとするCMディレクターとして広く活躍しています。「ブランケット&マクレーン」に続いて監督2作目となる作品。

製作総指揮:リドリ―・スコット他

クリステン・スチュワート(ストリッパーマロニー):まだ16歳でありながら、身寄りがなく、学校にも通っておらず、生きるためにストリッパーとして金を稼ぎ荒んだ生活を送っています。従来の出演作品と全く異なる役柄ストリッパー、娼婦に驚き…

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ジェームズ・ガンドルフィーニ(中年男性ダグ):マロニーに亡き娘の面影を重ねた彼はそんな彼女を放っておけず、「体の関係はなし」という条件で1日100ドルを支払い、彼女の家に住み込み、生活の面倒をみることを決意、妻ロイスには家に帰らないと電話で連絡します。

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メリッサ・レオ(ダグの妻ロイス):夫に突然の家出の連絡を貰い、娘を亡くして以来ショックでまったく家を出無い生活をしていましたが、突然自宅からニューオリンズの夫の元を訪ね、マロニーと3人の共同生活を始める事に…

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『クリステン・スチュワート ロストガール』のネタバレ感想・見どころ

偶然出会ったストリッパーに今は亡き娘の面影を見つけ出し、彼女の荒んだ生活を少しでも手直ししようと取り組む中年男の献身ぶりには驚きました。自身が配管工の会社の経営者という事だったので、若い頃は自ら現場で叩き上げてきた手際良さが発揮されていました。それにしても、娘と同年代の女性の家に転がり込み(部屋代は一晩100㌦)、家政夫の如く掃除洗濯に精を出す姿に驚きを隠せませんでした。一方、ストリッパーのマロニーは感謝するでもなく、嫌がるでもなく「部屋代が入るし、部屋も綺麗にしてくれるの、まぁいいやぁ!」と軽い気持ちで半同棲(体の関係はありません…)生活を受け入れていました。

しかしながら、マロニーはそんなタグの心配を他所に一向に生活態度を改める事はありません。「あなたは私の父親ではない…」と機会あるごとに言い放ち、それ以上二人の距離を縮める事を避けています。

更に輪を掛けて奇妙な関係となるのは、タグの妻ロイスが彼を追い駆けてニューオリンズに突如現れます。そして、奇妙な三人での共同生活が始まります。タグがマロニーとの二人の生活についてどのように上手く説明して納得してもらったのか定かではありませんが…仲良く3人の親子の様な生活にはただただ驚くばかり…

最終的にはタグとロイス夫婦の関係修復はどうやら上手く行ったようですが、彼らとマロニーとの関係がどうなるのか、マロニーは荒んだ現在の生活から這い出す事が出来たのかまったくの謎の状況で終演しています。彼女はラスベガスに旅立ちます…(多分そこでも同じようにストリッパーとして生きるのではないかと思われました…)

クリステン・スチュワートのストリッパー(娼婦)役は板に付いているというよりは、ちょっと無理している感じでした。但し、汚れ役にも果敢に挑戦している姿は立派!

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