高山植物の宝庫である本ルート、思い切って挑戦して来ました。当初、テント泊と考えていましたが、1週間前にも関わらず運良く山小屋の予約が出来た為、快適な小屋泊まり山行となりました。大型台風の接近も懸念されていました。しかしながら、進路が逸れた為白馬方面への影響はほとんど無く3日間とも絶好の登山日和(強烈に照り付ける太陽には辟易)となりました。
但し、歩程時間が連日10時間超えという厳しさの為(足が遅い)早朝出発を強いられ体力的に良く持ちこたえられたものです。テント+食料を担ぎ上げなくて本当に良かった…
本来コース状況詳細を記載し、参考にして頂くのが主旨ながら、ひたすら(時間に追われ)前進する為悪戦苦闘していた為、ルート上で撮影した高山植物、山の遠望の報告(写真)となってしまいました。花名については、正解か自信が無いものも多々ありますので、ご指摘頂ければ有り難いです。
第一日目 蓮華温泉から朝日小屋 歩行時間10時間超(標準時間は8:20程度)
素晴らし温泉、快適な部屋、ウォシュレットを完備と深山幽谷の中の宿泊施設とはとても思えない宿を早朝出発し、その日の目的地朝日小屋を目指します。最初はかなりの下り道、木道も整備されているものの、下り坂での濡れた木道はたいへん滑り易いので要注意とのこと。
行程は12㌔、登り1480㍍、下り820㍍
概ね天気は良好でしたが、午後から山頂付近がガスが増え始めました。12㌔ではあるものの上り下りが激しくかなり体力を消耗します。夏の強烈な陽射しの為、猛烈な汗でのどがカラカラになりますが、このコースのすこぶる良い点は至るところに冷たい沢水が流れ出している為、沢ごとに立ち寄りガブ込みの連続…こんなに飲んで良いものかとは一切思わず、ひたすら本能に赴くままに飲みまくりお腹はカポカポ状態…
超丁場の為、また、過去白馬岳には何回か登っていましたが、朝日岳・雪倉岳ルートは未体験だった事も有り、正直時間が気になりゆっくり高山植物を観賞するゆとりはありませんでした。それでも、時々感動場面では何とか立ち止まりシャッターを切り続けました。当然ながら本ルートで出会えた全ての植物をカメラに収め切れたわけではありません。冷静に振り返ってみるとやはり驚くのは高山植物の圧倒的な種類の豊富さと厳しい環境をものともせず、とても元気に咲き誇る花々の生命力に驚きました…
登山ルート沿いの高山植物の紹介中心となります。御興味あれば参考にしてみてください。
































































第二日目 朝日山荘〜雪倉岳〜白馬岳頂上宿舎(コースタイムは昨日より長目、実際は10時間強を強いられた)
前日長距離を歩いた脚の疲労感は残っていたが、朝日小屋での清水女将及びスタッフの温かい歓待を受け、元気に出発が出来た。朝日小屋では朝食は準備されない為、前日に販売される何種類かの弁当を事前購入することになります。わたしの購入したのは鱒押し寿司と鶏そぼろ弁当…
3時起床、小屋出発は4時以前としました。ヘッドライト頼りに暫く歩く事になりました。先行登山者、後続登山者のヘッドライトの光の列が幻想的…と、そこに小雨がパラツキ始めました。幸いにも雨は30分程度で止み、青空が広がり一安心…
それにしても、巻き道野「水平道」のアップダウンの激しさ、ザレ場などもありかなり慎重に歩く事になりました。

水芭蕉












































この山小屋の予約は電話一本でOK、予約金その他一切不要でした。また、「山小屋」の常識を覆す朝夕の食事は手作り料理の『バイキング形式』(御替わり自由!)おかずは20種類程度あり、盛り皿に溢れるばかりに…


第3日目 白馬村営頂上宿舎から大雪渓経由猿倉へ下山(一般コースタイムは4時間弱、実際は5時間半要して下る)











最後に
3日間ほぼ晴天に恵まれ、登山を十分愉しむことが出来ました。当初の計画では白馬岳より蓮華温泉に下る予定でしたが、元白馬山岳ガイドの先輩にアドバイスを頂き、大雪渓を下る猿倉ルートに変更して正解!時間をかなり短縮し無事減算する事が出来ました。白馬山麓行きバスは予約制の為、事前にネットで購入する必要があります。午後1:00の便を予約したので頂上宿舎を7時前に出発すれば十分間に合います。
三日間の行程で危険個所は多少ありますが、それぞれ慎重に対処すればそれ程問題は無いと思います。この時期の稜線歩きは灼熱の太陽の下を歩く事になりますが、一日目の蓮華温泉〜朝日岳コースは冷たい沢水があちこちに湧き出しているので、水を大量に担ぎ上げる必要は無さそうです。(雨不足で一部枯れている沢も有りましたが…)
大雪渓の下りは落石に注意が必要です。大半の登山者はヘルメットを着用していましたが、必須ではないと思います。


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