以前から万座といえばスキー場のイメージが強く、温泉旅行は草津泊りがほとんどで万座まで足を延ばしたのは今回が初めてとなりました。こんないい温泉、絶景の温泉ならばもっと早く来ておけばよかったと思いました。来てみて驚きのほんものの温泉にびっくり仰天!
PH2.5と草津温泉の酸性度には少し届きませんが、それでも日本屈指の酸性硫黄泉で2泊3日ですっかり温泉成分が全身に染みわたった事を実感できました。コロナウイルスを寄せ付けないような『滅菌』効果など多少でもあることを期待したいものです。
源泉が70-80度とかなりの高温で、しかも当然循環無しで100%源泉掛け流しされており、本物の温泉を実感出来ました
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東京から群馬万座温泉への旅程
(新幹線利用)
12:10 JR上野駅発 あさま611号
13:21 JR軽井沢駅着
13:50 JR軽井沢駅発 送迎バス
15:30頃 万座プリンスホテル着
従来家族旅行ではほとんど自動車利用で軽井沢・草津方面に旅行出掛けていました。今回初めて新幹線を利用しましたが、上野からわずか1時間10分という”近さ”に驚きました。新幹線に乗り込み、途中駅にもかなりこまめに停車していましたが、それども驚くほど短時間であっという間に軽井沢駅に到着しました。
また、軽井沢から万座への道程も車窓風景を愉しみながらの短い時間なので、バスの乗車もまったく苦になりませんでした。
万座温泉(万座プリンスホテル)紹介
万座温泉の特徴
万座温泉の位置は海抜1800㍍という山の上にあるのが一番の特徴です。1日540万リットルという豊富な湧出量、温泉成分の効能の高さ、男女別の露天風呂の他に、男女共用の露天風呂も豊富で他の温泉地とは一味異なる雰囲気を愉しむ事が出来ました。
スキー場に隣接するホテルでスキーヤーにとっては非常に便利な位置にあります。また、温泉街というものは無く、ホテル、旅館が道路沿いに点在しています。兄弟館の”万座高原ホテル”までは坂道を下って10分程で歩いて行けます。こちらのホテルの温泉も万座プリンスホテルの宿泊客は無料で利用できるので2日目にお邪魔しました。勿論ホテル間のシャトルバスを利用することも可能です。
ホテルの部屋は和室と洋室のどちらかを選択できましたので、寝起きの楽なツインベッドの部屋にしました。第一印象はやはり実用本位(スキーヤ―向け)という感じで、やや狭い感じがしましたが、住めば都でそれ程気にはなりませんでした。
何度も繰り返して入った温泉の雄大な風景の絶景露天風呂と源泉の泉質は天下一品だと感じました。
食事はバイキングと洋食・和食の選択が可能でしたが、二晩ともアルコールを含めたバイキングを選びました。丁寧に作られた、品数の豊富な美味しい食事には大変満足しました。
”万座プリンスホテル”の泉質
泉質名:酸性・含硫黄ーナトリウム・マグネシムー硫酸塩温泉、国内随一を誇る硫化水素泉。(日帰り入浴も可能、通常1000円)
PH2.5ですが、肌触りは優しくピリピリ来る感触は一切ありませんでした。中身が濃い割には何度入っても抵抗感が無く、あっさりとした感じを受けました。
姉妹館”万座高原ホテル”
有名な石庭露天風呂(すべてが男女共用)があり、万座プリンスホテルの泉質とは若干異なる色の源泉を愉しむ事が出来ました。周囲にはクマザサ、残雪の色のコントラストも鮮やかでした。
万座温泉付近の見どころ/おすすめ
何と言ってもスキーヤ―であれば冬季万座スキー場でスキーを堪能した後の温泉は至福の時間だと思います。その他、鬼押し出し、豊富なゴルフ場、浅間山、嬬恋高原周遊等々自家用車利用であれば、観光も便利だと思います。
最後に
5月GWの時期を少し外して6日からの出掛けてみました。また、関東には非常事態宣言も出されており、不要不急の外出自粛となっていました。しかしながら予期に反してかなりの温泉客で賑わいを見せていたのに驚きました。やはり、新型コロナ対策にはPh2.5の酸性泉浴の効果を期待しているのか、1年以上コロナ禍の生活を強いられている鬱積を晴らす為なのか良く分かりませんが、老若男女を問わずかなりの年齢層(子供はいませんでしたが)の方々が訪れていました。
最近訪問した温泉地の中では『また行きたい温泉』候補の第一、第二候補に挙がる事は、まず間違いありません。
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