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おすすめ映画『LIFE!』(2013/ベン・スティラー監督・主演)感想‣人生変える波乱万丈の旅に出るアドベンチャー映画

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「LIFE!」のあらすじと概要

PexelsによるPixabayからの画像

ジェームズ・サーバーの短編小説をノーマン・Z・マクロード監督、ダニー・ケイ主演で映画化した「虹を掴む男」(1947)を、ベン・スティラーの監督・主演で新たに映画化されたリメイク作品。

1936年の創刊から2007年に休刊されるまで、世界で幅広く読まれたアメリカのグラフ誌「LIFE」の写真管理部ネガフィルムの管理者として真面目に働く臆病で不器用な男が、人生変える波乱万丈の旅に出る姿を描くアドベンチャー映画。

LIFE誌の写真管理者として毎日地下鉄に乗って通勤し、変化のない日々を過ごすウォルター・ミティ(ベン・スティーラ―)。彼の唯一の楽しみは、むなしい現実から逃避する刺激に満ちた空想をすることだった。

そんなある日、突然のライフ社の事業再編と『LIFE』誌の廃刊を知らされ、LIFE誌の最終号の表紙を飾る大切な写真がないことに気付いたウォルターは、カメラマン(ショーン・ペン)を探すため一大決心をして一歩を踏み出す。

「LIFE!」のスタッフとキャストについて

Bernd HildebrandtによるPixabayからの画像

ベン・スティーラ―監督・主演:1965年生まれ、米ニューヨーク出身。スティーブン・スピルバーグ監督作「太陽の帝国」(87)でスクリーンデビューを果たす一方、MTVで自身の名を冠した番組を持ち米国での知名度が高まる。「リアリティ・バイツ」(94)で映画初監督を務めた後、「メリーに首ったけ」でキャメロン・ディアスの相手役を務めて大ブレイクした。

本作品では、平凡で地味な性格。空想癖があり、どこに居ても、誰と一緒にいても、深い空想の世界に入り込んでしまうことがある。

 

ショーン・ペン(ショーン・オコンネル):1960年生まれ、米カリフォルニア州サンタモニカ出身。「ギター弾きの恋」(99)、「I am Sam アイ・アム・サム」(01)でアカデミー主演男優賞にノミネートされ、「ミスティック・リバー」(03)と「ミルク」(08)で同賞を受賞。現代アメリカ映画を代表する俳優となった。

本作品では、命を顧みない冒険家であり、フォトジャーナリスト。いつも世界中を飛び回っており、その所在は常に不明です。

 

出演作投稿記事:

 

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クリステン・ウィグ(シェリル・メルホフ):1973年生まれ、米ニューヨーク州出身。共同製作・脚本・主演を兼ねた映画「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」(11)は全米で大ヒットを記録し、ウィグ自身もアカデミー脚本賞、ゴールデングローブ賞コメディ/ミュージカル部門の主演女優賞にノミネートされた。

 

本作品では、雑誌LIFEの女性社員で、ウォルターの同僚。36歳。ウォルターが密かに想いを寄せる相手を演じる。

 

出演作投稿記事:

 

映画感想|『オデッセイ』(2015/リドリ―・スコット監督)一人取り残された火星からのサバイバルSF映画

 

「LIFE!」のネタバレ感想

MakaluによるPixabayからの画像
PIRO4DによるPixabayからの画像

【ネタバレ有り】

LIFE誌の最終号を飾るべき、有名フォトジャーナリストであるショーンの最高傑作のネガを紛失した主人公ミティは、数少ない手掛かりを頼りにショーン探しの旅に出ます。行き先はグリーンランド、アイスランド、ヒマラヤとほとんど一般の会社員が出張で出掛けて行くような場所ではありません。

最終的には、何とかユキヒョウの撮影の為にヒマラヤを訪れていたショーンに出会う事が出来るのですが、今までの長い平凡な会社生活が一変するような凄まじい体験の数々に肝を冷やします。

本当に信じられない”事件”の連続でした。酔っ払いの操縦士が運転するヘリコプターに乗り込んだかと思うと、凍てつく海へ飛び降りろと命令されます。海には大口を開けたサメが泳いでいました。スケードボードで坂道を滑り降りたり、火山の噴火に遭遇し、火砕流に襲われます。これも偶然通りかかった車の助けで脱出します。ヒマラヤでは雇ったガイドにも逃げられ、単独で高所を目指しショーンのいる場所に辿りつく事が出来ます。

どの経験も一生に一度も出来ない事ばかり、見事な迫力満点の映像で映し出される貴重な体験の連続、嬉しいやら怖いやら…極限状態では精神的に平静を保てないので、かなり参ってしまいそうです。(撮影も死に物狂い!?)

映画の最後の最後のまとめ方が、観客を思わず泣かせるような締め括り方でした。

なお、ショーンはヒマラヤまでユキヒョウを求めて行きますが、運良くユキヒョウと出会えます。しかし、千載一遇のシャッターチャンスにも関わらずシャッターを切ろうとしません。『こういう時もある...』とショーンは弁解していました。ここの心境だけは未だに理解出来ませんでした。(どなたかどういう事なのか解説をお願い致します)

 

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