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おすすめ映画|『レヴェナント 蘇えりし者』(2015/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)レオナルド・ディカプリオ主演サバイバル映画

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「レヴェナント 蘇えりし者」のあらすじ概要

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レオナルド・ディカプリオと「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で第87回アカデミー賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が初タッグを組み、実話に基づくマイケル・パンクの小説を原作に、荒野にひとり取り残された瀕死のハンターの壮絶なサバイバルを描いたドラマ。主演のディカプリオとは「インセプション」でも共演したトム・ハーディが主人公の仇敵として出演し、音楽には坂本龍一も参加している。撮影監督を「バードマン」に続きエマニュエル・ルベツキが務め、屋外の自然光のみでの撮影を敢行している。

第88回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞など同年度最多の12部門にノミネートされ、ディカプリオが主演男優賞を受賞して自身初のオスカー像を手にしたほか、更にイニャリトゥ監督自身はが前年の「バードマン」に続いて2年連続の監督賞を、撮影のルベツキも3年連続となる撮影賞を受賞した映像美の見どころも余すところなく鑑賞したい作品。

狩猟中に熊に襲われ、瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(デカプリオ)。狩猟チームメンバーのジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)は、ひとりで歩く事もままららず、手の施しようもなく、亡くなるのは時間の問題と考えていた。そんなグラスを足手まといだと置き去りにしようとし、反抗したグラスの息子も、グラスの目の前で、ナイフで刺し殺してしまう。グラスは、フィッツジェラルドへの復讐心だけを糧に、厳しい大自然の中を奇跡的な回復力で生き延びていくが、大自然の脅威以外に追手のインディアンの執拗な捜索からも逃れなければ命を失うことになる。

「レヴェナント 蘇えりし者」のスタッフとキャストについて

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アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督:メキシコを代表する映画監督、14年の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」ではダークファタジーに挑戦して新境地を切り開き、アカデミー作品賞・監督賞・脚本賞の3部門で自身初のオスカーを獲得している。

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レオナルド・ディカプリオ(ハンター グラス役):父親はイタリア人、母親はドイツ人。ジェームズ・キャメロン監督の「タイタニック」(97)で名実ともにハリウッドNo.1スターとなる。マーティン・スコセッシ監督作「アビエイター」(04)でアカデミー主演男優賞に初ノミネートされ、06年の「ブラッド・ダイヤモンド」でも同賞の候補に。その後は、「タイタニック」のケイト・ウィンスレットと11年ぶりに共演した「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」(08)、クリストファー・ノーラン監督の「インセプション」(10)、悪役を好演したクエンティン・タランティーノ監督の「ジャンゴ 繋がれざる者」(12)、再びラーマン監督と組んだ「華麗なるギャツビー」(13)など綺羅星の如く名作多数に主演している超実力派人気俳優のひとり。本作品の中では不死身の生命力を持つ!生肉、生魚、骨の髄をほおばり、酷寒の川に飛び込み泳ぐなど撮影もまさに命懸けではないか。

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トム・ハーディ(宿敵 ジョン・フィッツジェラルド役):クリストファー・ノーラン監督の「インセプション」(10)で国際的に脚光を浴び、11年には英国アカデミー賞のライジング・スター賞を受賞。「裏切りのサーカス」「ウォーリアー」(ともに11)を経て、ノーラン監督の「ダークナイト ライジング」(12)で悪役ベインに起用される。悪党役が似合い過ぎている。

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「レヴェナント 蘇えりし者」のネタバレ感想

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(ネタバレご注意!)

物凄いサバイバル映画があったものである。何年か前にDVDで鑑賞し強烈な印象が残っていました。偶々NETFLIXのリストにあったので早速見直してみましたが、二度目にも拘わらずまたまた新鮮な感動が呼び覚まされました。アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督は天才だと思います。デカプリオの演技もアカデミー賞主演男優賞を贈られて当然の迫真の演技に改めて度肝を抜かれた。このストーリーが実話に基づく小説を原作としているという事に更に驚きました。グラス(デカプリオ)と同じ体験をした実在の人物がいるという事には驚きです。

グラスらが遭遇する艱難の連続を2時間半で味わう事は物凄い体験です。もし、本作品劇場公開当時運良く劇場で本編を見る事が出来たら、見終わった後、過酷な運命を共有した事で暫く席を立てなくなったのではないでしょうか?疾風怒涛のように振り掛かる災難で生きた心地はしません。

まず、地元インディアンの急襲で毛皮獲りの仲間は33人も突然命を落とす事になります。その戦闘シーンが滅茶苦茶に恐ろしい。その次は熊に襲われるシーンですが、どうやって撮影したのか不確か乍ら着ぐるみにしては本物そっくりなリアルな熊の動きが物凄く恐ろしい、北海道で登山中クマに遭遇したらどうしようと考えていたところなので、猶更恐ろしくなりました。クマの爪痕は体中に深く刻まれ、切り裂かれた傷口は縫い合わせなければ死んでしまいます。グラスの傷跡を見て、恐らく仲間は誰一人として助かる見込み無いと考えていたのではないでしょうか。

フィッツジェラルドは足手纏いになるから殺してしまおうと考え、邪魔をする息子ホークを父親の目の前で刺殺してしまいます。その後、まだ生きているグラスを生き埋めにして現場を後にして逃げ去ります。ここでグラスの復讐心に火が着いたのだろうと思われますが、兎に角生きて目的の砦まで戻り、息子の仇を獲ろうと固い決意をします。当初は全く歩けない。険しい山道、雪道を腹這いで進むという。

山中にはインディアンの追手も執拗に迫ります。川に飛び込み命からがら落ち伸びますがが、冬の冷たい川の中ヘラジカの毛皮を身に纏っているものの冷たさに良く凍死せずにすんだものです。

断崖から馬諸共に転落し、死んだ馬の内臓を取り出し、馬の体の中に身を埋めて一晩を過ごすという技はどこで学んだのでしょうか?

獣の骨を割って中の髄を啜ったり、川底に石を積み重ねて魚を追い込み素手で捕らえて、生で噛み千切るシーンは野人です。親切なインディアンと出会って、生肉を貰いかぶりつくシーンは驚きです。

一方、グラスのめらめらと燃える復讐心の炎やインディアンの侵略者に対する闘争心が火花を散らすシーンが連続する中で、取り囲む周囲の自然景観は対照的です。圧倒的に美しく、且つ冷酷的だったのが印象に残ります。

最後に

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この映画は何度みてもすばらしい、冒頭のインディアンの襲撃シーンの戦闘シーンはまるで現場に居合わせたかのよう臨場感があって恐ろしい。山も川も森もすべてが自然美に囲まれながら、激烈なサバイバルが行われている事の対比が異様性を強調しているようだった。2時間半、公開当時劇場で鑑賞出来なかったことが大変悔やまれます…

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