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映画感想|『ニューヨーク 冬物語』(2013/アキバ・ゴールズマン監督)コリン・ファレル主演のファンタジー・ドラマ

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『ニューヨーク 冬物語』のあらすじと概要

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アカデミー脚色賞を受賞した「ビューティフル・マインド」ほか、「ダ・ヴィンチ・コード」「シンデレラマン」などロン・ハワード作品の脚本家としても知られるアキバ・ゴールズマンが初監督を務め、マーク・ヘルプリンの全米ベストセラー小説を映画化したファンタジー・ドラマ。

1900年代のニューヨーク、幼少期に両親と離れ離れになったピーター(コリン・ファレル)は、裏社会を牛耳る男(ラッセル・クロウ)の下で悪事を働く毎日を過ごしていた。そんなある日、美しい令嬢ベバリー(ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)と出会った彼は瞬く間に恋に落ちるが、不治の病に侵され余命わずかな彼女は亡くしてしまう。

100年後、生きながらえていたもののピーターは生きる意味さえもわからず街を彷徨い続けていた。若き日の姿のまま生かされた彼は、すべての記憶を失くし、生きる価値さえ見出せないでいた。そんな中、余命わずかの美しい令嬢ベバリーとの運命的な恋と、はかなく散った命についての記憶が、ベバリーの妹ウィラとの再会を果たす事で蘇ってくるのだった。

コリン・ファレルが主演し、ヒロイン役を新星ジェシカ・ブラウン・フィンドレイが務めた。そのほかの共演にジェニファー・コネリー、ウィリアム・ハート、ラッセル・クロウが出演。

『ニューヨーク 冬物語』のスタッフとキャストについて

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アキバ・ゴールズマン監督・脚本:最近の映画では『スリーパーズ』(19)の製作総指揮を担当した。

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コリン・ファレル(ピーター・レイク/孤児の盗賊):ジョエル・シュマッカー監督の「タイガーランド」(00)で高く評価され、「ジャスティス」(01)や「マイノリティ・リポート」(02)といったハリウッド作品に抜てきされる。その後、シュマッカー監督と再びタッグを組んだ「フォーン・ブース」や、「S.W.A.T.」(ともに03)などの話題作に出演している人気俳優。

ラッセル・クロウ(パーリ―・ソームズ/ピーターの育ての親で悪のボス=悪魔):

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ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ(べヴリー・ペン/100年前の令嬢):英バークシャー・クッカム出身。ナショナル・ユース・バレエなどでバレエのレッスンを受け、15歳のときにロシアの名門キーロフ・バレエ団(現マリインスキー・バレエ団)のロンドン公演に参加し、ひと夏の間ロイヤル・オペラハウスの舞台に立っていた。

英人気ドラマ「ダウントン・アビー」(10~12)でグランサム伯爵家の三女シビル・クローリーを演じ知名度が上がっていた。

ジェニファー・コネリー(バージニア・ゲームリー/現代のシングルマザー):01年にはアカデミー賞受賞作「ビューティフル・マインド」で同賞助演女優賞を受賞した。

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ウイル・スミスも判事役(実は悪の大魔王)で出演しています。

『ニューヨーク 冬物語』のネタバレ感想

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NETFLIXで視聴可能なラッセル・クロウの映画を検索したところ、本作品「ニューヨーク冬物語」があったので、早速見てみた。何と、驚くべきことに、今回は「ブロークンシティ」の悪徳市長役を更に上回る極悪の泥棒団の大ボス役となっていた。時々本心が表に出ると元の悪魔の姿に戻ってしまうところが恐ろし過ぎた...

大人のメルヘン・ファンタジー映画という感じでした。コリン・ファレルの軽快な演技で、魅せてくれます。映画ならば何でも可能という面白さを味わうことが出来ます。白馬に跨り空を自由に飛ぶ、100年生きても全く年を取らないなどなど、子供の方が映像の世界の展開をそのまま受け入れる素地はありそうです。夢を失った大人は「そんな馬鹿な〜」と、疑い始めたらこの映画は全く面白くないものになってしまいます。

映画のオチは、ピーターは最後にベバリーの墓を訪ねた後、白馬に乗って星になる、と言うものですが、このラストは大人が見る映画にしては、メルヘンチック過ぎる様な気がします。もうひと工夫欲しかったような…

最後に

本作品のヒロインを務めた、ジェシカ・ブラウン・フィンドレイは映画『マイ ビューティフル ガーデン』(17)に出演し、いつも同じ生活スタイルにこだわる変わり者のヒロイン、ベラ役を務めるているそうです。まだ、見ていないのでDVDを借りて見てみたいと思います。

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