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おすすめ映画感想【トランセンデンス】(2014/ウォーリー・フィスター監督)ジョニー・デップが神となり暴走する近未来SFスリラー

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『トランセンデンス』のあらすじと概要

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ジョニー・デップが主演、クリストファー・ノーランが製作総指揮を務め、「ダークナイト」「インセプション」などノーラン作品の撮影監督を務めてきたウォーリー・フィスターが長編初メガホン,監督デビュー作となるSF大作。

人類の未来のため、意識をもったスーパーコンピューターを研究開発している科学者ウィル(ジョニー・デップ)は、反テクノロジーを掲げる過激派組織の凶弾に倒れますが、致命傷を負った彼を救おうと、妻は夫の頭脳をコンピューターにインストールすることを決意します。実験は大成功。肉体は死んでしまいますが、サイバー空間に身を投じたウィルは、いつしか全能の力を手にし、やがて人類の脅威となっていきます…

本来人間の死と共に、消滅するはずだったウィルの意識はコンピューターの中で永遠の命を持つことになります。やがてネットワークの力によって地球上のあらゆる知識を手に入れ、予想もしない進化を開始します!

『トランセンデンス』のスタッフとキャストについて

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ウォーリー・フィスター監督:映画「インセプシオン」「マネーボール」などでは撮影監督を担当している。

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感想ネタバレ|『インセプション』(2010年クリストファー・ノーラン監督)レオナルド・ディカプリオ主演SFアクション映画

感想|『マネーボール』(2011/ベネット・ミラー監督)ブラッド・ピット主演。弱小球団を常勝球団に育てあげた実在の人物ビリー・ビーンの半生を描く。

ジョニー・デップ「ギルバート・グレイプ」(93)、「エド・ウッド」(94)など作家性の強い監督の作品に出演していたが、03年、ジェリー・ブラッカイマー製作の娯楽大作「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」に主演。世界的な大ヒットを記録

感想投稿記事はこちら:感想|『ギルバート・グレイプ』(1993/ ラッセ・ハルストレム監督)ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオの顔合わせ

モーガン・フリーマン:90年代には「許されざる者」(92)、「ショーシャンクの空に」(94)、「セブン」(95)などの名作・話題作に出演し、米映画界にとって欠かせない存在となった。2005年、再びイーストウッド監督と組んだ「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー助演男優賞を受賞。同監督の「インビクタス 負けざる者たち」(09)ではネルソン・マンデラ大統領役で同主演男優賞に3度目のノミネートを果たす

感想記事はこちら:

映画感想|『ショーシャンクの空に』(1994/フランク・ダラボン 初長編映画作品)

感想|映画「セブン」(1995/デビット・フィンチャー監督)ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン共演のサスペンスの傑作

レベッカ・ホール:ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーを創設した舞台監督のピーター・ホールを父にもつ。02年、父が監督を務める「Mrs. Warren’s Profession」でプロ初舞台を踏み本格的なデビューを果たす。映画では、クリストファー・ノーラン監督作「プレステージ」(06でクリスチャン・ベールの妻役を演じ、続く「それでも恋するバルセロナ」(08)でゴールデングローブ賞にノミネートされ早くも頭角を現した

『トランセンデンス』のネタバレ感想

人間が死ぬ前に脳内のデータをダウンロード(!)でして、死後も肉体を持たず脳だけでAIとして生き続けるということができるという映画の構想にびっくり仰天しました。しかし、良いAIではなく人類を超越(トランセンデンス)しようという意思を持ったAIになってしまったので、かなりたちが悪いと言うほかありません。

妻の立場になれば死んだはずの夫と話しができる、意志の疎通が出来るという突拍子も無いことは多分、肉親を亡くした本人達にして見れば、無常の喜びだと思います!?(ちょっと気味は悪いですが…)但し、そのコンピューター内の「意識」は肉体を所有していません。遠い将来(多分そう簡単には実用化されないと思いますが)、多分こんなAIも開発実用化される可能性もあり得る様な気がしますが、物凄く怖い気がします。

クリストファー・ノーランの撮影監督を務めていただけに、映画のシーンにノーラン映画そのものといった雰囲気の映像シーンが数多く出て来るのは当然かもしれません。但し、ストーリーはノーランほど「難解」ではないので、頭がパニックにならず助かりました。

久々にジョニー・デップが特殊メイク抜きで素のまま出演している映画です。今回は本来既に生存していない人物の「意識」として存在し続けるという内容でした。私としては、デップの昔の映画「ギルバート・グレープ」の頃の素朴な好印象が残っています。勿論、ごく最近は「グッバイ、リチャード」もありましたが、七変化に変装していないデップ本来のたいへん深みのある演技も気に入ってます。

感想|『グッバイ、リチャード』(上映中/ウェイン・ロバーツ監督)初主演公開から30周年のジョニー・デップ主演最新作

最後に

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NETFLIXで鑑賞が可能であったので、思わず見てみた作品です。Netflixは視聴料定額で、かなりの頻度で新しい作品などに定期的に入れ替えが進んでいるので、大変に便利です。但し、新作映画・人気映画が中心である為、ある特定の出演者の少し前あるいは相当以前の作品が見たい時は、他のレンタル屋/VODを当たるか、それでも在庫が無い場合はDVDを自分で購入する必要がありそうです。

 

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