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おすすめ映画『ラブ&ドラッグ』(2010/エドワード・ズウィック監督)感想‣胸熱の感動ラブコメ。俳優の名演技が光りますが、露出の多さにびっくり仰天!

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『ラブ&ドラッグ』のあらすじ概要

「ラストサムライ」「ブラッド・ダイヤモンド」のエドワード・ズウィック監督が、バイアグラのセールスマンだったジェイミー・レイディの回顧録「Hard Sell: The Evolution of a Viagra Salesman」邦訳:ノンフィクション『涙と笑いの奮闘記 全米セールスNo.1に輝いたバイアグラセールスマン』)をジェイク・ギレンホール&アン・ハサウェイ主演で映画化した熱々ラブコメディ。

火遊びが過ぎて家電製品の販売の仕事をクビになったジェイミーは、医薬品大手のファイザー製薬(Pfizer)で営業マンの職を得ました。得意の話術で大病院に攻勢をかける彼でしたが、強力なライバルのせいでなかなか結果を出せないでいました。そんなとき、彼は若年性パーキンソン病を患う魅力的な女性マギーと知り合います。持病のため恋愛関係を避ける彼女と、体だけという約束で交際を始めるジェイミー、やがて新薬バイアグラを扱い始めた彼は全米トップセールスマンとなっていきますが・・・。

2010年製作/113分/アメリカ
原題:Love & Other Drugs

ロッテントマト批評家支持率:49%!

『ラブ&ドラッグ』のスタッフとキャストについて

エドワード・ズウィック監督・脚本:イリノイ州シカゴ生まれ。ハーバード大学卒業。1986年に『きのうの夜は…』で長編映画監督としてデビュー。『レジェンドオブフォール/果てしなき想い』『戦火の勇気』『ラストサムライ』『ブラッドダイモンド』『グローリー』などの作品がある名監督。

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ジェイク・ギレンホーフ(ジェイミー・ランドール):医学部を目指していたが、永続きせず諦め中退している。天才的な話術を活かしセールスマンとして才能を発揮して行く一方、ナンパ術にも長けている。実は人を愛したことがなく、わざと軽薄な男を演じている様子。家族は医者ばかりで劣等感を持っている。パーキンソン病を病むマギーとの出会いが切っ掛けとなり、人を愛する事を初めて知ることになります。

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アン・ハサウェイ(マギー):26歳、若年性パーキンソン病を患う。パーキンソン病では若い患者が少ないため、半年間他の病院で別の疾患と診断されてきた過去の経験がある。快活な性格で男とのセックスに積極的ないわゆる“肉食女子”だが、病気を抱え過去の恋愛で失敗したせいで現在は深入りせず気軽な男女関係に留めている。

シカゴでのパーキンソン病患者たちが寄り添う会で他の患者の生き様を目の当たりにして、病気に立ち向かう勇気を貰う。

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オリヴァー・プラット(ブルース・ジャクソン):ジェイミーの会社の熱血上司。部下の活躍で業績を上げシカゴ本社に栄転する事を夢見ている。

父親が外交官だった為、かつて日本に住んでいた経験を持つ。バスキン・ロビンスの日本限定“抹茶アイスクリーム”が大好物だったと語っています…

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『ラブ&ドラッグ』のネタバレ感想・見どころ

ネタバレ有り

前半のチャラ男部分と後半で見せる真剣にマギーを愛するジェイミーはまるで別人のような”成長振り”に驚きました。ジェイミーのお調子男のモテ振りに辟易して、映画視聴を一旦中断しました(視聴前に見たロッテントマト批評家支持率:49%という低さにも驚きましたが、出演陣、監督スタッフらも申し分無いながらも、大変失礼ながらもしかしたらそれなりの映画の内容なかなぁと半ば諦め掛けました…)しかしながら、思い直し翌日途中から視聴を再開しました。

そうしたら後半一挙に物語が、パーキンソン病に病む彼女への愛というシリアスな”大恋愛”ストーリー展開へと大きく舵を切って行きます。

ふたり共深入りしない一時的なパートナーとして付き合い始めながらも、いつしか掛け替えのない存在として意識するようになります。しかしながら、彼女自身にはパーキンソン病という病気が重くのしかかっていました。病状は薬の効果は無く悪化している様子が見て取れました。将来ジェイミーに負担を掛けたくないという思いが強く、マギーは自分の正直な気持ちを封印し、彼と別れる決心をします…

一方、ジェイミーはパーキンソン病をマギーと共に克服して行きたいという気持ちが強く、シカゴ本社への栄転も断り、マギーと共に闘病し、大学医学部進学に向けて勉強も再開するという大きな決断をしています。

もし、自分が同じような立場だったらどうするという命題を突きつけられます。パーキンソン病の闘病というちょっと暗いテーマ乍ら、ふたりの底抜けに明るい演技でカモフラージュされ楽しく見る事が出来る作品となってます。又、サービス精神旺盛なハサウェイの過剰な露出は目のやり場に困りましたが…

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