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おすすめ映画|『マネーボール』(2011/ベネット・ミラー監督)ブラッド・ピット主演。弱小球団を常勝球団に育てあげた実在の人物ビリー・ビーンの半生を描く。

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『マネーボール』のあらすじと概要

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アメリカのプロ野球、メジャーリーグの貧乏球団アスレチックスを独自の理論で常勝球団に育て上げた実在の球団GMビリー・ビーンの半生を、ブラッド・ピットが演じる。

ビリーは、かつて超高校級選手としてニューヨーク・メッツからドラフト1巡目指名を受けたスター候補生だった。スカウトの言葉を信じ、名門スタンフォード大学の奨学生の権利を蹴ってまでプロの道を選んだが、鳴かず飛ばずの日々を過ごし、さまざまな球団を転々としたのち現役を引退し、スカウトに転身し、第二の野球人生を歩み始めた。自分の過去の苦い経験より、スカウトの言葉に余り信頼を置いていない。

全米約30球団の中でも下から数えたほうが早いといわれた弱小球団のアスレチックスを独自の「マネー・ボール理論」により改革し、常勝球団に育てあげたビーンの苦悩と栄光のドラマを描く。監督は映画『カポーティ』のベネット・ミラーがメガホンを取る。

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『マネーボール』のスタッフとキャストについて

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ベネット・ミラー監督:05年、米小説家トルーマン・カポーティ(「ティファニーで朝食を」「冷血」)の伝記映画 『カポーティ』で劇場映画デビューを飾る。同作の脚本は高校時代からの親友ダン・ファターマンが執筆したもので、アカデミー賞では作品賞・監督賞・脚色賞など5部門にノミネート。主演のフィリップ・シーモア・ホフマンにオスカーをもたらし、第一作目にしてその手腕が認められる。監督第2作が、本作品『マネーボール』(11)、当初監督する予定だったスティーブン・ソダーバーグに代わってメガホンをとったという。

ブラッド・ピット:本作品ではビリー・ビーンGMを見事に演じ主演男優賞にノミネートされた。

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ジョナ・ヒル:本作品及びレオナルド・ディカプリオ主演の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(13)でアカデミー助演男優賞にノミネートされる。また、『ジャンゴ 繋がれざる者』(12)などにも出演。

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フィリップ・シーモア・ホフマン(アート・ハウ監督役):「コールド・ マウンテン」(03)、「M:i:III」(06)、「マネーボール」(11)といった大作から、「脳内ニューヨーク」(08)、「パイレーツ・ロック」(09)などのカルト作品まで幅広く活躍する。しかしながら、14年2月2日、ニューヨークのアパートでヘロインの過剰摂取により死亡しているのが発見された。享年46歳だった。遺作は、人気ヤングアダルト小説を映画化した『ハンガー・ゲーム』シリーズのに第2作から参加していた。

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『マネーボール』のネタバレ感想

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ビリーの考え方の根本は、従来、打者は打率や打点などで評価されてきたが、点を得るためには出塁しなくてはならないと、出塁率を重要視しているのが大きなポイント。安打も四球も出塁には全く変わりないというもの。劇中では、盗塁はするな、バントは絶対に2塁には投げず、1塁に送球してアウトカウントを獲れ等々のプレイに関わる興味深い発言も多数ありました。

貧乏球団がヤンキースの様な金満球団に伍し、優勝を狙う為には、金以外に新しい視点からの変革を試さない限り、生き残る道は無いという事を証明している映画です。本編映画ではシーズン開始早々は歯車が上手く噛み合わず、負け込んでいましたが、シーズン途中のトレードも功を奏したのか、調子は急上昇、破竹の20連勝という野球史の歴史を塗り替える快挙を成し遂げています。ワールドシリーズではまたもや敗れはしたものの、大きな主力選手が抜けた穴をカバーする以上の実力アップが図れたことは、ビリーGMの見事な采配の勝利と言えます。

GMが選手のトレードを行う際は、将棋の駒を動かす様に何の感情も差し挟むことなく、通達するだけのシーンがありました。少々驚きました。監督すら選手の進退動静には関与できない世界なんですね。びっくり仰天の世界!

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最後に

skeezeによるPixabayからの画像

最近は連続してレオナルド・ディカプリオ出演映画を見てきました。全般的に、復讐劇、犯罪サスペンス、非凡で精力的な人物の役を演じる事が多く、見る方もかなり緊張感を強いられる映画が多かった様に思われました。一方、ブラッド・ピットの出演作、特に本編は少し肩の力が抜けた感じがして、余裕をもって見られたのが意外な感想です。ふたりの年齢の違いなのか、人間性の違いなのか、或は演じる人物の違いなのかは、よくわかりません。

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