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おすすめ映画感想|『ステップフォード・ワイフ』(2004/フランク・オズ監督)

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『ステップフォード・ワイフ』のあらすじと概要

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「ステップフォード・ワイフ」は1975年制作の「ステップフォードの妻たち」のリメイク作品で制作は「スター・ウォーズ」シリーズのヨーダの声でも知られているフランク・オズ監督の作品で、主演はニコール・キッドマンが演じた。

ジョアンナ(ニコール・キッドマン)はニューヨークでやり手のテレビ・プロデューサーとして働いていたが、過激な内容が元で飛んでもない不祥事が起き、責任を取らせられクビにされてしまう。この人気番組を辞任させられてしまう。すっかり意気消沈したジョアンナはショックを受け、神経が衰弱し鬱状態になってしまい、これに気遣う夫のウォルター(マシュー・ブロデリック)は、家族のためにコネティカット州のステップフォードに移り住むことを提案した。

引越してきたステップフォードは治安もよく、豊かで大変美しい町であり、ジョージ・ワシントン夫妻がつくった町で、「犯罪も貧困も競争もなく地上の楽園」だという事を知らされます。更に、そこに住む女性たち(妻たち)は揃いも揃ってグラマーで貞淑で、あまりに完璧な妻であることにジョアンナ達は気がつきますが、そこには驚愕す事実が隠されていました。

『ステップフォード・ワイフ』のスタッフとキャストについて

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フランク・オズ監督:『セサミ・ストリート』などのテレビ番組や映画で、マペティアまた声優としてミス・ピギー、クッキーモンスター、グローバー、バート、フォジーなどを演じた。また、『スター・ウォーズ』シリーズのヨーダの声、パペット操作を担当したことでも知られている

ニコール・キッドマン(ジョアンナ):辣腕プロデューサーとして大活躍していたが、過激な番組内容が元で大きな騒ぎを起こしてしまう。夫のウォルターは意気消沈している彼女を一家で転地し、元気を回復させるように試みる。そこは想像を絶する世界であり、当初はびっくり仰天してしまい、なかなかこの奇妙な世界に馴染めずにいた。

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マシュー・ブロデリック(ウォルター):舞台『努力しないで出世する方法』と『ブライトン・ビーチ回顧録』でトニー賞を受賞。21歳の時に『ニール・サイモンのキャッシュ・マン』でスクリーンデビューを果たす。

ベット・ミドラー(ボビー):劇団を経てブロードウェイの舞台「屋根の上のバイオリン弾き」にコーラスラインとして参加。後に長女役に抜擢され3年間出演する。その後レコード・デビューし2枚のアルバムを発表。大ヒットを飛ばして74年のグラミー賞では新人賞に輝いた。

『ステップフォード・ワイフ』のネタバレ感想

Markus InnocentiによるPixabayからの画像

ジョアンナ(ニコール・キッドマン)は元大物プロデューサーであり、ニューヨークから引っ越したコネチカット州ステップフォードの屋敷は超豪華な屋敷であり度肝を抜かれた。街全体の雰囲気がゴージャスで、しかも、住んでいる女性達の衣装が、誰もがパステルカラーのワンピース姿なのは思わず吹き出したくなる違和感を覚えた。それにどの女性も愛想が良く、他人に対して非常に優しいのだ。

また、ソサイアティーの中には男性専門の社交場とどういう理由か女性にはスパが設置されていた。

ここからはネタバレになりますが、従順で貞淑な女性に変える為に脳内にチップを埋め込まれてしまい、マインドコントロールされているという話だそうです。これにはいささかびっくり仰天しました。しかしながら、彼ら夫婦は最後の最後に脳内にチップを埋め込まれる事を防ぎ、彼らに「洗脳」されることなく、この不思議な世界から脱出することに成功します。

従順な女性が理想像と考える認識も15年前と現在とは大きく違うのかなという気がしました。確かに面白い世界だとは感じましたが、如何にも不自然で異様な世界で、逆に住み心地が悪そうな印象を受けましたが、皆さんの印象は如何でしょうか?

ラストの落ちが余りに予想外で、こちらもびっくり仰天です。

非常に不思議な雰囲気のある映画でした。

最後に

Mohan NannapaneniによるPixabンayからの画こと像

今年初めに一般公開されたダニエル・クレイグ主演映画『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』にはフランク・オズ監督が出演しているそうです。わたしはこちらはまだ見ていませんが。これを機会にぜひ見てみたいと思いました。この映画はライアン・ジョンソン監督です。

 

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