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おすすめ映画|『二つ星の料理人』(2015/ジョン・ウェルズ監督)

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『二つ星の料理人』のあらすじと概要

「世界にひとつのプレイブック」「アメリカン・ハッスル」、そして「アメリカン・スナイパー」と3年連続でアカデミー賞にノミネートされたブラッドリー・クーパーが、料理は最高だが人生に挫折した料理人が、再起を目指し3つ星獲得に奮闘するヒューマン・ドラマを演じる。

超一流の腕を持ちながら、トラブルを起こし、すべてを失った料理人アダム・ジョーンズ(ブラッドリー・クーパー)。パリの二ツ星レストランから姿を消して3年後、アダムは、現在は麻薬と酒を止めて料理人としての再起を図るため、ロンドンの友人・トニー(ダニエル・ブリュール)のレストランに「この店を世界一のレストランにしてやる」と、再起を掛け自分を雇い入れることを交渉します。しかし、アダムの悪行の数々を知るトニーは首を縦に振ろうとしません。ところが、なんとかロッシルド医師(エマ・トンプソン)のカウンセリングを定期的に受けるという条件の下、トニーはアダムにレストランを任せることになります。

かつての同僚や女性料理人のエレーヌ(シエナ・ミラー)など最高のスタッフを集め、新しい店をオープンさせるアダムでしたが、未解決のままの過去のトラブル(麻薬の売人が、借金を返済していない為、度々借金取りの男が訪ねて来てからまれます)の代償が大きくたちはだかることと共に、天才的な料理の腕を持ちながらも、人間的には欠点だらけ、自己中心的でごう慢な性格が災いして、厨房内の雰囲気は余り穏やかではありません、、、果たして問題を解決して、また、人間的にも成長することにより目標の星三つは獲得できるのだろうか!?

監督は「8月の家族たち」のジョン・ウェルズ。クーパー扮する主人公アダムを支える仲間役で、シエナ・ミラー、ダニエル・ブリュール、オマール・シーが出演。その他にもユマ・サーマン、エマ・トンプソン、アリシア・ビカンダーら豪華な実力派キャスト多数ががっちり脇を固めています。

『二つ星の料理人』のスタッフとキャストについて

ジョン・ウェルズ監督:11年にベン・アフレック主演「カンパニー・マン」で監督デビュー。14年「8月の家族たち」がアカデミー賞2部門ノミネートされている。また、監督&製作を務めているのだ。「ER 緊急救命室」「ザ・ホワイトハウス」などの大ヒット・テレビシリーズに関わり、自身の製作270作品以上がエミー賞にノミネートされたというヒット・メーカー!

ブラッドリー・クーパー(アダム・ジョーンズ):1975年生まれ米フィラデルフィア出身。レディー・ガガと主演した「アリー スター誕生」(18)で映画監督デビューを果たし、アカデミー作品賞をはじめ、主演男優賞と脚色賞にノミネートされました。本作品では、実在のカリスマシェフをモデルに、クーパーが毒舌を連発する完璧主義者になり切り、少々傲慢ながらも憎みきれない、愛すべきキャラクターの演技を見せています。

出演映画投稿記事:

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感想|『世界にひとつのプレイブック』(2012/デヴィト・O・ラッセル監督)ジェニファー・ロレンス主演ヒューマン・コメディ

映画感想|『アメリカン・ハッスル』(2014/デビッド・O・ラッセル監督)1970年代アメリカで起こった収賄スキャンダル「アブスキャム事件」を映画化。

シエナ・ミラー(ヒロイン・エレーヌ):言うことはハッキリ言う働く女性としての姿や、幼い娘を持つシングルマザーとしての生き方、そして徐々にアダムを受け入れていく優しさをもった一流料理人の役。なお、クーパーとは「アメリカン・スナイパー」ですでに共演済みで、お互いに愛し合いながらも、戦地に赴く夫と離ればなれになる夫婦役を熱演している。

ダニエル・ブリュール(トニー):スペイン生まれのドイツの俳優。

映画感想|『イングロリアス・バスターズ』(2009年/クエンティン・タランティーノ監督)ブラッド・ピット主演の戦争映画

エマ・トンプソン(ロッシルド医師):イギリスの女優、脚本家。5度のアカデミー賞ノミネート経験がある。

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アリシア・ビカンダー:アダムの恩師の娘で、パリ時代にアダムと関係があったとおぼしき女性役。

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『二つ星の料理人』のネタバレ感想

Shutterbug75によるPixabayからの画像

殺気立つレストラン厨房のシーンが幾度となく繰り返されますが、当に戦場さながらの凄まじさに驚きました。お皿に盛りつけられ、料理が次から次へのテーブルまで運び出されますが、どれも相当美味しそうでした。

どこのレストランも有名無名を問わず、レストランの厨房も同じような雰囲気なのかも知れません。ピリピリと張り詰めた雰囲気は、一種独特なものがあります。一方、オープンキッチンとなっていて、カウンター席にずらりと並ぶ客の目の前で調理するレストランもありますが、本当は調理人たちにとっては余り見られたくない世界なのかもしれません。

味にこだわりを持つシェアは結構個性的な人が多いのではないでしょうか? 味で世間を驚かせ、絶対に妥協を許さない姿勢は、多くのファンを引き付けるのだろうと思います。

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