>

映画『インフェルノ』(2016/ロン・ハワード監督)感想‣「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続き、トム・ハンクス主演の謎解き・サスペンスシリーズ第3弾。

スポンサーリンク
絶対見逃せない映画 おすすめ
スポンサーリンク

『インフェルノ』のあらすじと概要

Rolanas ValionisによるPixabayからの画像

ダン・ブラウン原作の世界的ヒット作「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続き、トム・ハンクスが三度、ハーバード大学教授の ロバート・ラングドンに扮したシリーズ第3弾。

ハーバード大学の宗教象徴学者ラングドン教授(トム・ハンクス)は、数日分の記憶を失った状態で、フィレンツェの病院で目を覚ます。謎の襲撃者に狙われたラングドンは、美しい女医シエナ・ブルックス(フェリシティー・ジョーンズ)に助けられて病院を脱出。しかし、何者かから追われる身となったラングドンとシエナは、生物学者ゾブリストが人類増加問題の解決策として、彼の主張は「過激な方策を以ってしない限り地球の人口爆発に歯止めをかける事はできない」といい、人類が生き残る為に、人類の半数を滅ぼすウイルスを拡散させる必要があると飛んでもない事を主張、計画を実行に移していた。彼は人類を死に至らしめるウイルスを発明し既にある場所に設置していました。ラングドンらは、ゾブリストが詩人ダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」になぞらえて計画を実行していることに気づき、阻止するべく、ヨーロッパの都市へ奔走が始まります。

ロン・ハワード監督と主演のハンクスが続投するほか、ラングドンと共に謎を追う女医シエナ役を「博士と彼女のセオリー」のフェリシティ・ジョーンズが好演。

『インフェルノ』のスタッフとキャストについて

janeb13によるPixabayからの画像

ロン・ハワード監督:01年の「ビューティフル・マインド」では、アカデミー賞で作品賞と監督賞のダブル受賞を果たし、「フロスト×ニクソン」(08)でも同作品賞・監督賞にノミネートされた。

監督作品投稿記事はこちら:

映画感想|『遥かなる大地へ』(1992/ロン・ハワード監督)トム・クルーズ、ニコール・キッドマン夫婦の共演作品

映画感想|『アポロ13』(1995/ロン・ハワード監督)トム・ハンクス主演のドラマティックな実話に基づく感動スペース映画

映画感想|『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』(2020/ロン・ハワード監督)アメリカの繁栄から取り残された白人たち

トム・ハンクス(大学教授ロバート・ラングドン):ウイルスを撒き散らそうと試みるを悪者の計画を阻止するために得意の美術史や宗教図像解釈学の知識を駆使する。また、古い教会・聖堂の建物の内部構造に精通している為、追手から秘密の通路を通じて逃げる所も面白い。

出演作投稿記事:

映画感想|『この茫漠たる荒野で』(2020/ポール・グリーングラス監督・脚本)トム・ハンクス主演の新作西部劇!!

映画感想|『アポロ13』(1995/ロン・ハワード監督)トム・ハンクス主演のドラマティックな実話に基づく感動スペース映画

映画感想|『ハドソン川の奇跡』(2016/クリント・イーストウッド監督・トム・ハンクスとの初タッグ作品)航空機事故からの奇跡的な生還劇を映画化

フェリシティー・ジョーンズ(医師シエナ・ブルックス):『今日、キミに会えたら』(11)での演技を評価され、サンダンス映画祭でドラマ部門特別審査員賞を受賞。彼女は映画で髪色を変えており、会話シーンは完全にアドリブだったという。

映画投稿記事:

映画感想|『今日、キミに会えたら』(2011/ドレイク・ドレマス監督)米英の遠距離恋愛は成就するのか?

映画感想|『博士と彼女のセオリー』(2014/ジェームズ・マーシュ監督)“車いすの天才物理学者”の半生を描く

ビリーブ 未来への大逆転 映画レビュー

オマール・シー(クリストフ・ブシャール):主演した映画『最強のふたり』(11)の演技で、第24回東京国際映画祭最優秀男優賞、第37回セザール賞主演男優賞などを受賞した。この映画は、フランス映画のフランス国内での観客動員数で歴代2位となる大ヒットとなっている。

『インフェルノ』のネタバレ感想

Mark GilderによるPixabayからの画像

[ネタバレ有り]

ストーリーの展開が非常に目まぐるしく、話の筋を追い切れない部分もありました。最後まで誰が本当に見方なのか、敵なのか冷や冷やの連続でした。またあ、フィレンツェ、べネチア、イスタンブールなどに導かれ、生化学者・ゾブリストの「人類の大半を死に至らしめるウイルス拡散計画」を阻止する為の必死の行動を追う展開となっています。新型コロナウイルス禍の最中にこの映画を見ると怖さも増幅されます。

多くののシーンが歴史の古い教会や美術館を舞台に展開されますが、追手を逃れるのは、秘密の抜け穴・通路に精通しているラングドン教授の知識が大いに役に立っているところも見どころのひとつとなっています。

絵画の裏側に秘密の抜け穴が存在するなどという事は実際にもありそうな気がします。伊賀上野の忍者屋敷のトリック(xx返し)の様な気がしました。

一番の衝撃はすっかり味方かと思っていたシエナの実の姿を知った時でした。彼女はソブリストの恋人だったというのは驚きました。そして最後までウイルスを蔓延させることで人類の大半を死に追いやろうとしていました。

こういうソブリスト・シエナの様な考え方を持つ人が現実に現れない事を切に願いたいもの!

コメント

タイトルとURLをコピーしました