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おすすめ映画『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』(1998/スティーブン・ソマーズ監督)感想‣アカデミー賞主演男優賞受賞ブレンダン・フレイザー主演の大ヒット作!

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『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』のあらすじと概要

Greg MontaniによるPixabayからの画像

砂漠の奥地に眠る“死者の都”に財宝探しに赴いた一行と生きながら葬られてこの世に再び甦った魔道士の戦いを描いた冒険アクション。

1932年公開の『ミイラ再生』(カール・フロイント監督)のリメイク作品である。(2度目)

紀元前1290年、国王セティ1世の愛人アナクスナムンと禁断の恋に落ちた大神官イムホテップは、死者の都ハムナプトラで生きたままミイラ化されるという究極の刑“ホムダイ”に処され、石棺に封じ込められてしまいます。彼の怨念は再びその棺が開けられる時まで、神殿の地中深く眠ることになったのですが……。

それから3000年の月日が流れた今、伝説と化したハムナプトラを目指す人々の姿がありました。ある者は古代エジプトの秘宝のため、ある者は学術的調査のために、この失われた砂漠の都に向かっていたのでした。そこに悪鬼と化したイムホテップが眠っていました。そして3000年の呪いが解き放たれる時がやってきました。

監督・脚本は「ジャングル・ブック」のスティーヴン・ソマーズ

実際の撮影は1998年5月モロッコ・マラケシュで17週間も掛け撮影が行われ、砂嵐やヘビ、クモ、サソリに悩まされる苦労が多かったというから驚きです。

1998年製作/125分/アメリカ
原題:The Mummy

ロッテントマト批評家支持率:60%

『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』のスタッフとキャストについて

Kees KortmulderによるPixabayからの画像

スティーブン・ソマーズ監督:企画の段階では何度か変遷があった様です。その中で、ソマーズ監督はは8歳の時に、本作品オリジナル映画『ミイラ再生』を見ており、彼は自分の好きな映画をより大きなスケールで映画化することを望んでいたそうです。また、彼は1993年以来ミイラ映画を作ることを望んでおり、18ページの企画書を作成してユニバーサルにプレゼン。当時、ユニバーサルは『ベイブ/都会へ行く』が興行的に失敗したことで対応が変化し、1930年代に成功した作品のリメイクに前向きになっていたためソマーズ監督の企画を承認し、製作費を当初の1,500万ドルから8,000万ドルに増額し撮影が開始されました。全世界の興業収益は41,500万㌦という空前の大ヒットで、後にシリーズ化されています。

ブレンダン・フレイザー(フランス外人部隊所属のリック・オコーネル・アメリカ人):1968年米インディアナポリス出身。ディズニーアニメの実写版リメイク「ジャングル・ジョージ」(97)のタイトルロールでブレイクを果たす。本作品アドベンチャー大作「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」(98)は大ヒットの続編「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」(01)、「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(08)にも主演している。

なお、フレイザーは、刑務所で絞首刑が執行されるシーンで実際に死にかけていたそうです。ワイズはこの出来事について、「彼の呼吸は停止し、蘇生する必要があった」という驚きの事実を語っています。

レイチェル・ワイズ(カイロ博物館に勤務する女性エヴリン):1970年生まれ、ロンドン出身。本作品以降、「アバウト・ア・ボーイ」(02)、「コンスタンティン」(05)などに出演し、フェルナンド・メイレレス監督作「ナイロビの蜂」(05)でアカデミー助演女優賞を受賞。その後、「ファウンテン 永遠に続く愛」(06)、「アレクサンドリア」(09)などで主演と大活躍している。

古代エジプト文字を判読できる。(物語の肝!こっそり拝借した「死者の書」を彼女が解読し音読すると、叫び声をあげるミイラ。イムホテップが蘇ってしまう。イムホテップにアナクスナムンを復活する為の生け贄に選ばれてしまう。)

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アーノルド・ヴォスルー(イムホテップ):南アフリカ・プレトリアのアフリカーナ―の家庭に生まれる。 オランダ系とドイツ系の血を引く。本作では強烈な存在感を残す。

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『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』のネタバレ感想

Mehmet A.によるPixabayからの画像

以前、第二作目となる『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』を劇場で鑑賞して、かなり感動した覚えがあります。本作ではレイチェル・ワイズ自身もあるインタビューで語っていましたが、「漫画の様な展開…」でした。考古学者、財宝探しの連中、地元の警備兵や古代ミイラなど入り乱れての飛んでもないドタバタ劇が展開します。また、監督自身も語っています、「インディ・ジョーンズ シリーズ」のような映画を目指していたそうです。確かにそれに近い展開に間違いはなく、多くの映画ファンもそれを大いに期待して劇場に押し掛けたのだと思います。一作で興行収益4.15億㌦を稼ぎ出すとは驚異的!

まるで夢の様な莫大な量の黄金の山を目の当たりにしながら、最終的に持ち帰れたのは、ラクダの背に乗せたひと塊の”お宝”のみでした。本当に残念な事をしました、、、

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