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おすすめ映画|『ボーン・レガシ―』(2012/トニー・ギルロイ監督)ジェレミー・レナー主演

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『ボーン・レガシ―』のあらすじと概要

Yenyu_ChenによるPixabayからの画像

記憶を失ったスパイ、ジェイソン・ボーンの戦いを描いたロバート・ラドラム原作、マッド・デイモン主演の人気スパイアクション3部作(「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」)の世界観を引き継ぎ、ジェイソン・ボーンの戦いの裏側で繰り広げられていた、もう1人のスパイの物語をジェレミー・レナー主演で描くサスペンス・アクション映画。

CIAの極秘計画「トレッドストーン作戦」によって生み出された最強のスパイ、ジェイソン・ボーンが起こした一連の事件は、同計画によって生み出されていたもう1人のスパイ、アーロン・クロスを巨大な陰謀に巻き込んでいく。

監督は前3部作の脚本を手がけたトニー・ギルロイ。レイチェル・ワイズが逃走の相手役ヒロインとして登場する。

アーロン(ジェレミー)は優れた知力と運動能力(ジェイソン・ボーンと全く引けを取らない)を駆使し、リック・バイヤー(エドワード・ノートン)率いる隠蔽チームの猛烈な追撃をかわし、裏をかく。体中に埋め込まれた発信器を遮断するためにアルミを腹に巻くなど、その手順をきちんと映像で見せる演出はボーン3部作以上に細かい。

主人公が咄嗟に取った行動にも理由があったことを随時映像で示す演出も同様。ボーン3部作の脚本を書いたトニー・ギルロイが脚本・監督で、見事に世界観を継承していると言えます。

『ボーン・レガシ―』のスタッフとキャストについて

JAY PARKによるPixabayからの画像

トニー・ギルロイ監督:1956年生まれ、ニューヨーク市マンハッタン出身。1992年公開の『冬の恋人たち』で脚本家デビュー。2007年公開の『フィクサー』で監督デビューを果たし、第80回アカデミー賞監督賞及び脚本賞にノミネートされた。

ジェレミー・レナー(アーロン・クロス):1971年生まれ、カリフォルニア州出身。「S.W.A.T.」(03)、「スタンドアップ」(06)、「28週後…」(07)などを経て、キャスリン・ビグロー監督作「ハート・ロッカー」(08)ではイラクで爆弾処理にあたる米兵の主人公を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞している。

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レイチェル・ワイズ((マルタ・シェアリング博士):1970年生まれ、ロンドン出身。フェルナンド・メイレレス監督作「ナイロビの蜂」(05)でアカデミー助演女優賞を受賞。「ドリームハウス」(11)で共演したダニエル・クレイグと結婚した。

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エドワード・ノートン(リック・バイヤー):1969年生まれ米国ボストン出身。1996年、リチャード・ギア主演の「真実の行方」で映画デビューすると、いきなりアカデミー助演男優賞にノミネートされた。99年に主演した「ファイト・クラブ」は大きな話題を呼び、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(14)で、再びアカデミー助演男優賞にノミネートされた。

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『ボーン・レガシ―』のネタバレ感想

JAY PARKによるPixabayからの画像

CIAから命を狙われるという宿命はジェイソン・ボーンと同じながら、更に新ヒーロー/アーロン・クロスには2種類の薬を服用し続えなければならないという弱点がありました。最初の60分は複雑な内容が絡み合い少々分かりずらいストーリーの展開でした。今回の舞台はフィリピン・マニラになっていました。ありとあらゆる監視カメラの情報を分析することにより、地球上では誰がどこに移動しようと直ぐに分かってしまう監視社会である事が良く分かります。空港・公共施設・道路の監視カメラにCIAは、本当にどこでもアクセス出来てしまうのでしょうか?

マット・デイモンとはまた異なる味わいのあるジェレミー・レナーの演技にやはり感激させられました。アクション部分はスタントマンだけではなく、かなりの部分を実際自分で演じたシーンもあるではないかと想像します。スリルと迫力満点の映像の連続でした。人の雑踏、自動車、店舗の立ち並ぶマニラ市内の密集地帯で、オートバイと車のカーチェイス撮影はかなり困難だったのではないかと想像されます。民家の屋根から屋根に飛び移っていく息も切らせぬ逃走シーンも見事です。とにかく、物凄い迫力でした…

ラストは民間の漁船に救われ平和な海に船出して行きますが、果たして平安な生活が二人を待っているのでしょうか?

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