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おすすめ映画|『ハート・ロッカー』(2008/キャスリン・ビグロー監督)

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JoyfulCreteによるPixabayからの画像

『ハート・ロッカー』のあらすじと概要

イラクに駐留するアメリカ軍、戦時下のイラク・バグダッドで爆発物処理に従事する特殊部隊EODの活躍を、緊張感あふれる現場をリアルに映し出す描く戦争サスペンス・ドラマ。

04年夏、これまでに870以上の爆発物を解体処理しているジェームズ1等軍曹(ジェレミー・レナー)がEODの爆死した前リーダー(ガイ・ピアース)の後任の新リーダーとして赴任して来ます。部下となったサンボーンとエルドリッジはあと39日でEODの任務から外れる予定でしたが、全く恐れ知らずのジェームズにより、これまで以上の危険にさらされていくことになります。

監督は「ハートブルー」「K-19」のキャスリン・ビグロー。第82回アカデミー賞では作品賞以下6部門を受賞、ビグローは女性で初めての監督賞受賞者となっています。

原題:The Hurt Locker(アメリカ軍のスラングで「苦痛の極限地帯」、「棺桶」を意味するとのこと)

Mariusz MatuszewskiによるPixabayからの画像

『ハート・ロッカー』のスタッフとキャストについて

キャスリン・ビグロー監督:1951年生まれ、米・カリフォルニア州出身。前作「K-19」以来7年ぶりにメガホンを取る。本作品以降はアメリカ社会の暗部をテーマに据え、ビンラディン暗殺作戦の裏側を描いた「ゼロ・ダーク・サーティ」(12)等でも高い評価を獲得している。

本作品に関わる映画雑誌のインタビューに以下の様に回答しているのが大変印象的でした。確かに全く想像も出来なかった極限状況の”戦場”の恐ろしいリアルさを感じる事が出来ました。

フィルムメーカーとして自分にできることは、判断を下すことで、自分の意見を押し付けることではなく、無数の人間の命を犠牲にしている終わりの見えない戦争の一部を見る人に体感してもらうということ

マーク・ボール(脚本):実際、前線のEOD(爆弾処理班)に従軍した経験を持つ。この事をキャスリン・ビグロー監督に伝えた事が、映画作りの契機となった。

ジェレミー・レナー(ウィリアム・ジェームズ一等軍曹)EOD(爆発物処理)の専門家であり、解体した爆弾は873個以上の超ベテラン、危険を顧みないスタンドプレーが目立ち班に大きな波紋を起こして行く。なお、現場で実際に着たあの重さが80ポンド(約36.3キロ)もする爆弾処理用のユニフォームは本物であると。

他出演作品➢

おすすめ映画|『ボーン・レガシ―』(2012/トニー・ギルロイ監督)ジェレミー・レナー主演

おすすめ映画|『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』(1998/スティーブン・ソマーズ監督)

おすすめ映画|『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011/ブラッド・バード監督)

アンソニー・マッキー(J.T.サンボーン軍曹)チームワークや危険を顧みないジェームズと反発する。

ブライアン・ジェラティ(オーウェン・エルドリッジ技術兵)

 

Abdulmomn KadhimによるPixabayからの画像

『ハート・ロッカー』のネタバレ感想

主演のジェレミー・レナー扮するジェームス軍曹が、日々戦場で死と隣り合わせの「爆発物処理」という極めて危険な任務に取り組む姿をドキュメンタリータッチで描いています。常軌を逸した命知らずの彼の行動は、グループの部下からは快く思われていません。行動を共にする彼らの反感は日々高まるばかりです。

戦場のイラク・バグダットという状況下では、どのような行動が正しいのか、どのような行動が間違っているのかは生きて祖国に帰れることが出来るかどうかが答だと思いました。一番重要なことは『死なずに生きて帰ること』と本人が言っています。自分達が正しいと思っていた行動も、たまたま運が悪ければ死に直結してしまいます。本当に、あたかもその場にいるような臨場感溢れ戦争の恐ろしさを見せられる映画でした。新しい爆弾処理のたびに、いつ処理を間違えて爆発するかと冷や冷やでした。

しかも、本作品の監督キャスリン・ビグロー監督は初めてアカデミー賞監督賞を受賞した女性という事を知り本当に驚きました。正直、本当に失礼ながら女性には本当の戦場の事は良く理解出来ないのではないか、他人からの聞きかじり知識や文献に基づき、実際の戦争(戦闘)経験が無ければ、迫力ある戦争映画が果たして撮れるのかと思っていました。女性には戦争映画は撮れないだとうと。しかしながら、本作品を見てわたしの考えは間違っていたと気付かされました。それ程優れた作品です。

任期を無事に終え、アメリカに帰国し、幼い子供ら家族と過ごす短いシーンの直後、ジェームズ軍曹は再度イラクに戻ったシーンで映画は終わっていました。このシーンには一瞬目を疑いました。アメリカでの刺激の少ない平穏な日々よりも、刺激のある(あり過ぎる)イラクに戻って来るジェームス軍曹の様な兵士がいる事に少々驚きました。

 

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