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おすすめ映画感想|『ユー・ガット・メール』(1998/ノーラ・エフロン監督)メグ・ライアン、トム・ハンクス主演のロマンチック・コメディ!

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『ユー・ガット・メール』のあらすじと概要

インターネットで知り合った本当の名前も知らない男女の運命的な恋を描いたラブ・ストーリー。「めぐり逢えたら」のノーラ・エフロン監督、主演のトム・ハンクスとメグ・ライアンが再び顔を合わせた作品。この映画は1940年に製作されたエルンスト・ルビッチ監督の『桃色の店』のリメイク作品で、時代の流れを反映して、手書きの手紙からE-meilのやり取りに変更されています。

舞台はニューヨーク。亡き母から受け継いだ小さな絵本専門店を経営するキャスリーン(メグ・ライアン)には同棲中の恋人フランク(グレッグ・キニア)がいましたが、インターネットで知り合った見ず知らずの相手・ハンドルネーム「NY152」の男と交信することに胸をときめかせていました。二人は互いに相手のスクリーンネームしか知りませんでした。

ある日、彼女の絵本専門店のすぐ近くにカフェを併設した値引き商法の大型書店「フォックス・ブックス」が進出することになり、彼女はそこの御曹司ジョー(トム・ハンクス)と反目し合います。しかし、彼こそ例の交信相手だったのです。彼もまた、編集者である恋人パトリシア(パーカー・ポージー)よりも、未知の相手との交信に安らぎを覚えていることに気付きつつありました。彼らはEメールで、いつしか現実の恋人以上に心を通わせていきます。やがてキャスリーンの店は顧客を大手書店チェーンに奪われ、倒産しますが、ジョーは偶然から彼女こそが交信相手の「Shoppgirl」であることを知ることになります。やがて、メールを通じて、ふたりはますます惹かれ合っていき、自分が本当に求めている相手が誰かを知った二人は...

原題は「You’ve Got Mailユーヴ・ガット・メイル」

Walter FrehnerによるPixabayからの画像

『ユー・ガット・メール』のスタッフとキャストについて

ノーラ・エフロン監督・脚本:米・ニューヨーク生まれ、ロマンティック・コメディの名手として知られ、いずれもメグ・ライアンが主演となった『恋人たちの予感』『めぐり逢えたら』『ユー・ガット・メール』で知られている。

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トム・ハンクス(大手書店チェーンの御曹司ジョー):冷酷なやり手ビジネスマンの一面はあるものの、人間的には温厚の性格が随所に現れる紳士役を上手く演じていました。自由奔放に生きる父親と上手くやっているセンスは抜群でした。

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メグ・ライアン(老舗の絵本専門店の二代目女店主キャスリーン):1961年生まれ、米・コネティカット州出身。1986年公開の『トップガン』に出演して注目を浴びる。1989年公開のビリー・クリスタルと共演した『恋人たちの予感』の大ヒットによって人気を決定付けた。最近は不倫問題、整形問題等々ありスクリーンでの活躍がみられないのが非常に残念/本作品では同棲相手がいながらも、満足出来ずネット上の相手に相談して『救い』を求めるというのも、そんなのありかなぁっ?と思うところもありました。また、同棲相手とのきっぱりした別れ方も少し驚きの展開ではありました。

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『ユー・ガット・メール』のネタバレ感想

”ロマンチック・コメディ”何とも照れくさい響きの映画ですが、かなり面白い映画でした(初見!)。とても若いトム・ハンクスとメグ・ライアンが生き生きと楽しそうに役を演じていた事がわれわれにもひしひしと伝わる良い作品でした。

お互いに商売敵同士です。一方は永年続いた老舗絵本屋を閉店にまで追い込まれ、恨み骨髄なんでしょうが、実際ふたりはメールのやり取りでは(お互いに素性を知らない同士)何でも打ち明ける事が出来る”親友”だという設定です。この映画作りの手法は昔の日本のTVドラマ、映画でもよくあった様な気がします。視聴者全員がヒロイン、ヒーローの応援団なので、真実を知らないのは主演の二人のみ、観衆は非常にヤキモキさせられます。

それとなく、結論は分かってはいるものの、その過程をはらはらしながら愉しむ、時には涙し、大笑いする。

本作品は1940年の映画『桃色の店』のリメイクと聞きました。以前は手書きのメールのやり取りでした。今では完全に死語と化した『文通』『ペンパル』の時代だったのでしょう。わたしも中学生時代オーストラリア・シドニー、フランス・二―スの女性と文通した事を何十年かぶりに、ふと思い出しました。(皆さんは文通の経験ありませんか?)まだ、当時は人生経験が浅く手紙に書く内容も2,3本手紙を書いたら、あっという間に底を突き、文通はいつの間にか途切れてしまったのは本当に残念でした…

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