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おすすめ映画感想|『シェイクスピアの庭』(2018/ケネス・ブラナー監督・主演)シェイクスピアは生まれ故郷で、どんな晩年を送ったのだろうか?

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『シェイクスピアの庭』のあらすじと概要

「ヘンリー五世」「から騒ぎ」「ハムレット」と、シェイクスピア作品を数多く手がけてきたケネス・ブラナーが、シェイクスピアの人生最後の3年間を描いた監督・主演作。

1613年6月、「ヘンリー八世」上演中のグローブ座が大火災により焼失した。気力を失くし、断筆したウィリアム・シェイクスピアはロンドンを去り、その晩年は謎に包まれていました。家族が暮らす故郷のストラットフォード・アポン・エイボンへと戻ったとされています。20年以上の間、ほとんど顔を合わせることのなかった主人の帰還に8才年上の妻と娘たちは戸惑いを隠せませんでした。そんな中、シェイクスピアは17年前に11歳でこの世を去った最愛の息子ハムネットを悼むために、自ら庭を造ることを思い立ちます。そして、気付かなかった家族の秘めた思いや受け入れ難い事実が徐々に露わになってゆきます。引退したシェイクスピアが、故郷で送った人生最後の3年間を映し出しています。

ケネス・ブラナー監督は、「才能に溢れたシェイクスピアは、なぜ49歳の若さで引退したのか?」という疑問からスタートしたのが本作への取り組みの第一歩だと言います。

シェイクスピア役をブラナーが演じるほか、オスカー女優のジュディ・デンチ、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイアン・マッケランら豪華なキャストが顔をそろえる。

原題:All Is True

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『シェイクスピアの庭』のスタッフとキャストについて

ケネス・ブラナー監督・主演(ウイリアム・シャイクスピア):北アイルランド・ベルファスト出身。1981年の「炎のランナー」(81)でスクリーンデビューし、監督・脚本・主演を兼ねた「ヘンリー五世」(89)でアカデミー主演男優賞と監督賞にノミネートされる/本作品ではロンドンから故郷に戻り、絶筆します。しかし、この真相については詳細を語られる事はありません。若くして亡くして長男に関わる衝撃の真実が明らかになって行くストーリーの展開が見ものとなっています。

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シェイクスピアより8才年上の姉さん女房、夫がロンドンで単身生活を送り20年以上も家を留守にしていたというものの、温かく帰郷を迎え入れてくれています。

イアン・マッケラン(サウサンプトン伯爵):爵位も授与されている英国を代表する名優のひとり。「ロード・オブ・ザ・リング」(01)のガンダルフ役でも同助演男優賞の候補に挙がった/短いシェイクスピアとの対面シーンだけですが、伯爵や世間が如何にシェイクスピアの劇作家としての才能を認めているか十分に理解出来る重要な役どころを迫力満点で演じています。

リディア・ウイルソン(長女スザンナ):ロンドンのクィーンズ・パークで育つ。『わたしを離さないで』(10)で映画デビュー。続いて『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』(13)に出演している。

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キャスリン・ワイルダー(次女ジュディス)/まるで舞台劇を見るようなシーンでした。父親にありのままの不満をぶつけるところが何回もありましたが、その真実の総てはシェイクスピアに取って初めて知らされる衝撃の真実。この迫力に父親もタジタジ。

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『シェイクスピアの庭』のネタバレ感想

ケネス・ブラナー監督が本作に取り組もうとした要因が「才能に溢れたシェイクスピアは、なぜ49歳の若さで引退したのか?」という疑問を解く為であったと映画誌にありました。しかしながら、この解答は本作品内に語られる事はありません。意外だったのは、故郷に戻るまでまったく真実として知る事の無かった部分が次々と明かされる事になります。しかし、これは既に劇作家としては絶筆しているので、新しい劇の題材に取り上げられるようなことは無かったのだと思います。

劇作家として、人生の喜怒哀楽「この世のすべてを知り尽くす」とまで絶賛されたシェイクスピアですが、皮肉にも故郷には自分の知らなかった数多くの真実が埋もれていました。

シェイクスピア邸の屋敷内部のシーンは当時のまま、蝋燭の火だけのほの暗い部屋での会話シーンとなり、陰気な雰囲気になりがちですが、語られる衝撃的な事実や次女ジュディスが父親にぶつける猛烈な不満を吐き捨てるような語り口調には少々驚きました。

邦題『シェイクスピアの庭』から受ける印象と、映画の内容の不一致度に正直驚きました。原題は『All Is True』

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