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公開中 おすすめ新作映画【ナイル殺人事件】(2022/ケネス・ブラナー監督)公開延期が続いていましたが、ついに日本上陸!

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【ナイル殺人事件】のあらすじと概要

ミステリーの女王アガサ・クリスティが1937年に発表した有名な「ナイルに死す」を、同じくクリスティ原作の「オリエント急行殺人事件」(17)を手がけたケネス・ブラナーの監督・製作・主演で映画化。

エジプトのナイル川をめぐる豪華客船の中で、美しき大富豪の娘リネットが新婚旅行中のナイル川で、何者かに殺害される悲劇的な事件が発生します。容疑者は彼女の結婚を祝うために集まった乗客全員だった。名探偵エルキュール・ポアロは“灰色の脳細胞”を働かせて、見事に密室殺人事件の真相に迫っていきます。

ナイル川を優雅に走る蒸気船『カルナック号』は、すべてセットで全長236フィート(約72㍍)完成するのに30週間を要した大作(!)という。

ベルギー訛りの英語と口ひげがトレードマークの探偵ポアロ役を、前作「オリエント急行殺人」同様にブラナーが自ら演じた。そのほか、第一の被害者であるリネット役に「ワンダーウーマン」のガル・ギャドット、その夫サイモン役に「君の名前で僕を呼んで」のアーミー・ハマーなど豪華キャストが集結している。

原題:Death on the Nile

Nadine DoerléによるPixabayからの画像

【ナイル殺人事件】のスタッフとキャストについて

ケネス・ブラナーの監督・製作・主演(名探偵エルキューㇽ・ポアロ):北アイルランド出身。監督を務めた新作『ベルファスト』は海外で高い評価を受けています。日本3月公開を控えています。オスカー候補の一本とのこと。監督は、リハーサルを入念に行うことで知られています。

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ガル・ギャドット(リネット・リッジウェイ):イスラエル出身。本作では最近莫大な財産を相続した娘役、知性的で、思いやりのあるこころの広い人を演じています。

アーミー・ハマー(サイモン・ドイル):リネットとジャクリーンという二人の女性と、泥沼の三角関係を繰り広げるサイモンを演じている。彼は、リネットの愛とジャクリーンとの間の愛では同じ愛でも当然のこのながら、質が異なったと語っていました。その演じ分けが逆に大変愉しかった(!?)と語っています。恐ろしい本性が暴かれていくことにな有ります。

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既に大人になった息子を溺愛する母親役、画家でもある。

エマ・マッキー(ジャクリーン・サイモンの元婚約者):フランス出身。主な出演作はNetflix作品「セックス・エデュケーション」(19-20)で奔放でキュートな女子高校生役で人気を博す。本作品では婚約者をお金持ちの女友達に奪われ、諦められずストーカーの様に未練がましく纏わりつく役を演じている。

Nadine DoerléによるPixabayからの画像

【ナイル殺人事件】のネタバレ感想

【多少のネタバレ有り!】

映画の冒頭、ポアロが第一次世界大戦に出征し、瀕死の重傷を負いながらも九死に一生を得て生還するシーンから開始されます。顔面に大怪我をした為、後々傷跡は残り、それを隠す為に太い髭を蓄えた事が語られます。さらに、驚きなのがサイモンとジャッキーが躍るダンスです。南米のダンバダよりも激しく卑猥で、かなり目の毒になりそうでした。その二人をポアロは美味しそうなスイートを食べ乍ら眺めているという状況を、ただただわたしの頭の中には大きな?マークが浮かんでいました。

ナイル川クルーズ船による二人の新婚旅行には、不思議な事にかなり曰くありそうな人物ばかりが招待されていました。それぞれ誰もが大富豪であるリネットの財産を狙ったり、存在そのものを裏ではあまり面白く思っていない人物ばかりで、「殺意」が感じられました。しかしながら、誰ももう一つ強い動機が無いという事が、ポアロの的確な推理に寄り次々に暴かれていく様子が大変見応えがありました。

しかしながらポアロが、詰め寄る態度は激しく、高圧的で、ちょっとドン引きしてしまいそうなので追い詰められる人物側が少し気の毒に感じられました。

わたしは原作の小説は読んでいなかった(読んでいたとしても、犯人を忘れていた)ので犯人像は映画が7割近く終わるまで察しがつきませんでした。それでも比較的早く真犯人の察しはつくと思います。真犯人を知ってて見るのと、全くストーリー展開を知らず(忘れて)映画を見るのは大違いです。

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