『ジョン・ウィック』のあらすじ・概要
「マトリックス」シリーズのキアヌ・リーブスが主演を務め、元殺し屋の壮絶な復讐劇を描いたアクション映画。
「マトリックス」ほか数々の大作映画でスタントやスタントコーディネーターを手がけたチャド・スタエルスキが初メガホンをとり、銃とカンフーを融合させた新銃術「ガンフー」を中心とした独自のアクション世界を展開します。キアヌは長期の訓練と綿密なリハーサルでこれをマスターし、撮影に臨んだといいます。
愛する女性ヘレンとの出会いをきっかけに、裏社会から完全に足を洗った凄腕の殺し屋ジョン・ウィック。しかし、ヘレンは病に倒れて帰らぬ人となってしまい、ジョンは悲しみに暮れます。そんなジョンのもとに、ヘレンが生前に用意していたデイジーという名の一匹の子犬が送り届けられます。
亡き妻の思いが託されたデイジーとの生活で再び心に平穏を取り戻しつつあるジョンでしたが、ある日、ジョンの所有する愛車69年式フォード・マスタング・BOSS429の窃盗を狙って家に押し入ったロシアンマフィアの馬鹿息子が、車を盗む際に愛犬デイジーまで殺してしまいます。生きる希望だったデイジーの命を奪われたジョンは、かつてその名を轟かせた裏社会に舞い戻り、ロシアンマフィアの組織を相手に単身戦いを挑んでいきます…
原題:John Wick
『ジョン・ウィック』のスタッフとキャスト
チャド・スタエルスキ監督:キックボクシングを学んだ後、米カリフォルニアのイノサント・アカデミー・オブ・マーシャル・アーツで武道を教え、24歳のときにスタントマンとしてキャリアをスタート。「マトリックス」(99)で、キアヌ・リーブスが演じた主人公ネオのスタントダブルを務め、続編「マトリックス リローデッド」「マトリックス レボリューションズ」(ともに03)にもスタントコーディネーターとして参加。長編映画監督デビュー作本編「ジョン・ウィック」(15)が世界的に成功を収める。続編2作も継続して監督を務めた。
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キアヌ・リーブズ:レバノンのベイルートに生まれ、カナダ・トロントで育つ。SFアクションの新時代を切り開いた「マトリックス」(99)の主人公ネオ役で不動の人気を獲得し、03年には続編「リローデッド」「レボリューションズ」の2本が公開され、昨年シリーズ新作も公開された/「ブギーマン(闇の者)」などと呼ばれて恐れられた伝説的な殺し屋。不死身で凄腕。
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ミカエル・ニクヴィスト(ヴィゴ・タラソフ):ストックホルム出身。父親はイタリア人、母親はスウェーデン人/ニューヨークを拠点とするロシアンマフィアのボス。ジョンの元同僚・雇い主、ジョンの恐ろしさを一番良く知り抜いている男。
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ウィレム・デフォー(マーカス):ジョンの親友であるベテランのスナイパー。
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『ジョン・ウィック』のネタバレ感想・見どころ
ある映画雑誌でキアヌが本作品撮影の為に4カ月の猛烈な特訓を受け、また、アクションシーンの9割はスタントに頼らず本人が実際に行ったという内容を読んだ記憶があります。それにしても、たった4カ月の『訓練』でこの「ガンフー」技の熟達度はただものではないという印象を受けました。じっくりとそのアクションシーンを観賞する事は入場料を払う価値は十分がありそうです。
師と崇める千葉真一の映画をよく見て余程熱心に研究したに違いありません。また、キアヌの発言に「日本こそアクション映画の発祥地だ」という言葉がありました。わたしは、改めてそうだったのかぁと気付かされ驚きました…
全身黒ずくめで、裏世界にも通じており、秘密クラブもありとてつもなく怪しい雰囲気の『コンチネンタル・ホテル』の常連客でもありました。『清掃業者』ともつるんでいて、独自の金貨を手渡せば、電話一本でたくさんの死体の山もあっという間に、きれいにしてくれる恐ろしい手際の良いサービスを受ける事ができます。
ジョンは物凄く強くて、敵に回すとかなりヤバい存在です。しかしながら、ただただ、怒りに任せて殺しまくるシーンの連続には、もう言葉もありません。それもかなり魅力的な「音楽」の伴奏までついてるというサービス精神旺盛な作品です。
このホテルは実在の『インターコンチネンタル・ホテル』とは全く無関係であるといいのですが…
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