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悪役のイメージが強い個性的な性格俳優「ウィレム・デフォー」おすすめ出演映画10作品(最近観た映画、見直してみた映画。順不同)

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Luca MusellaによるPixabayからの画像
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強烈なインパクトのある怖い顔で、一度見たら忘れられないウィレム・デッフォー。悪役での出演が多いのですが、『フロリダ・プロジェクト真夏の魔法』では、ディズニーリゾートの近くにあるモーテル『マジック・キャッスル』の管理人役で、子供を可愛がる優しい好い人の役も、意外ととても似合ってました。彼の出演作は大変多いので、すべてを見切れていませんが、最近観た10作品を取り纏めてみました。映画鑑賞の参考にしてみてください。

『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2021/ウェス・アンダーソン監督)【U-NEXT視聴】

「グランド・ブダペスト・ホテル」「犬ヶ島」のウェス・アンダーソン監督が、20世紀フランスの架空の街にある米国新聞社の支局で働く個性豊かな編集者たちの活躍を描いた長編第10作目。様々な国を舞台にしたコスモポリタンな作風が特徴であり、本作は雑誌The New Yorker誌への賛辞とともに、フランスとその文化に対する敬意と愛情が満ち溢れていました。

国際問題からアート、ファッション、グルメに至るまで深く切り込んだ記事で人気を集めるフレンチ・ディスパッチ誌。編集長アーサー・ハウイッツァー・Jr.のもとには、向こう見ずな自転車レポーターのサゼラック、批評家で編年史家のベレンセン、孤高のエッセイストのクレメンツら、ひと癖もふた癖もある才能豊かなジャーナリストたちが揃っていました。

ところがある日、編集長が仕事中に急死し、遺言によって廃刊が決定してしまう。何が飛び出すか分からない追悼号にして最終号が如何に作られていくか…

公開中 おすすめ新作映画感想|『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2021/ウェス・アンダーソン監督)3つの記事をオムニバス形式で描いた物語

『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014/ウェス・アンダーソン監督)

第87回アカデミー賞では作品賞ほか同年最多タイの9部門でノミネートされ、美術、衣装デザイン、メイクアップ&ヘアスタイリング、作曲の4部門を制しています。

オーストリアの作家ツワイクにインスピレーションを受けたという監督は、本作ではヨーロッパ大陸の東端にあるという仮想の国ズブロフカ共和国を舞台とする物語を映像化しています。この国にあるヨーロッパ随一の高級ホテル、富裕層が多く集まる、誰もが憧れる華やかなホテル「グランド・ブダペスト・ホテル」を取り仕切り、伝説のカリスマ的コンシェルジュと呼ばれるグスタヴ・Hと若いベルボーイの交友を描いた作品。

究極のおもてなしを信条とし、宿泊客のマダムたちの夜のお相手もこなしていました。ホテルには彼を目当てに多くの客が訪れますが、ある夜、長年懇意にしていたマダムDが自宅(城)で何者かに殺害されるという事件が起こります。マダムDの遺産相続をめぐる騒動に巻き込まれたグスタヴ・Hは、ホテルの威信を守るため、信頼するベルボーイのゼロ・ムスタファを伴い、ヨーロッパを駆けめぐることになります。

その後、マダムDの殺人容疑で逮捕・監獄に収容、脱獄し、その後更なる苦難の道を歩むことになります。

なお、この映画の実際のロケ地はドイツ東部・ザクセン州の町、ゲルリッツだそうです。実際に作品中の「グランド・ブダペスト・ホテル」と同じようなピンクのホテルがあったり古いパステル調の家々が並んでいたりして、アンダーソン監督に多大なインスピレーションを与えたことは間違いないという。(大戦の戦禍を免れたので、街には500年以上の歴史ある建物が3500もあるという)

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『フロリダ・プロジェクト真夏の魔法』(2017/ ショーン・ベイカー監督)【U-NEXT視聴】

全編iPhoneで撮影した映画「タンジェリン」で高評価を受けたショーン・ベイカー監督が、カラフルな風景の広がるフロリダディズニーワールドに隣接する安モーテルを舞台に、貧困層の人々の日常を6歳の少女の視点から描いたヒューマンドラマの傑作。

映画批評からは現代アメリカが貧困層の抱える問題を正面から取り上げ観客に投げかけてくる、否が応でも問題の根深さに気が付かされる点を余すところなく表現している本作品が現在のアメリカ映画を代表する重要な作品となったとの指摘する声も非常に多い。

定住する家を失った6歳の少女ムーニーとふたり暮らしのシングルマザーヘイリーは、フロリダ・ディズニーワールドのすぐ側にあるモーテル「マジック・キャッスル」でその日暮らしの生活を送っている。周囲の大人たちの大半も厳しい現実に苦しんでいたが、ムーニーは同じくモーテルで暮らす、ほぼ似たリよったりの境遇の多くの子どもたちとともに活発で自由なわんぱく盛りの日々を楽しく過ごしていた。管理人ボビーはそんな子どもたちに対して厳しくしながらも、温かく見守っていた。

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『アビエイター』(2005/マーティン・スコセッシ監督)

「ギャング・オブ・ニューヨーク」の監督&主演コンビ、マーティン・スコセッシとレオナルド・ディカプリオが、実在の富豪ハワード・ヒューズの半生を映画化。ヒューズの最速の飛行機と映画製作に賭けた情熱を描く。77回アカデミー賞に最多11部門でノミネート、ケイト・ブランシェットの助演女優賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装賞の5部門を受賞。作品賞、監督賞、レオナルド・ディカプリオの主演男優賞はどれも期待されたが、惜しくも受賞ならず。

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『スパイダーマン』(2002/サム・ライミ監督)

アメコミ原作映画。原作同様、ニューヨークの街が舞台のため、2001年9月11日の事件により、予告編とポスターの回収を余儀なくされたが、もちろん舞台は替えずに登場。スパイダーマンのコスチュームは原作とは少し色を替えているらしい。VFXは「ハリー・ポッター」シリーズを担当するソニー・ピクチャーズ・イメージワークス。視覚効果スーパーバイザーは「スター・ウォーズ」のベテラン、近年では「スチュアート・リトル」を手がけたジョン・ダイクストラが、音楽は「バットマン」のダニー・エルフマンが担当。原作は、アメリカン・コミック界を代表する原作者、編集者であるスタン・リーとスティーブ・ディッコ。

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『スパイダーマン2』(2004/サム・ライミ監督)

グリーン・ゴブリンとの死闘から2年の後、大学やアルバイトに加え、スパイダーマンとして闘うピーターは、憧れのメリー・ジェーンとはすれ違うばかり。スパイダーマンへの復讐を誓う親友のハリーともうまくゆかず、人間関係に深く悩み始めていました。VFXを駆使したアクションシーンのみならず、丁寧に描いた奥深い恋の行方にも大注目です。

そんな時、優秀な科学者であるDr.オクタビウスを紹介されますが、彼は観衆の前で、脊髄に人工知能を搭載した金属製のアームを直結し、そのアームで人間の入り得ない状況下での実験を披露する核融合のデモンストレーション実験中の事故で凶暴な怪人ドック・オクに変身してしまいます。

一方、ヒーローとしての使命に迷いが生じていたピーターは、スパイダーマンとしての超能力にも少しずつ陰りが見え始めていました。苦悩の末、彼は遂にスパイダーマンを引退することを決意します。

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『マクマホン・ファイル』(2020/ディー・リース監督)

アン・ハサウェイ、ベン・アフレック、ウィレム・デフォーら豪華キャスト共演で、ジョーン・ディディオンの同名政治スリラー小説を映画化した社会派サスペンス。

1980年代、アメリカ。敏腕ジャーナリストのエレナ(アン・ハサウェイ)は、ニカラグアで反政府ゲリラ、コントラの活動を取材していていました。しかし、政府高官が圧力をかけてきたために、エレナはコントラの取材を一時やめることを余儀なくされていました。

そんな時、年老いた父リチャード(ウィレム・デフォー)が倒れたとの知らせを受けて病院へ向かいます。ところが、父親からどうしてもやり遂げなければならない取り引きがあり、俺の代わりにお前がやってくれないかという武器輸出取引の仲介を頼まれます。中米での武器取引の世界に深入りすることは躊躇しながらも、もしかしたら中南米でのアメリカ政府の陰謀が分かるかもしれないという期待を抱き、足を踏み入れてしまいます。しかし、待ち構えていた世界は彼女が想像していた以上に、恐ろしい現実の世界でした…

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『マザーレス・ブルックリン』(2019/エドワード・ノートン監督)

エドワード・ノートンが「僕たちのアナ・バナナ」以来となる約19年ぶりの監督業に挑んだ作品。

1950年代のニューヨークを舞台に私立探偵が殺人事件の真相を追うアメリカンノワール。ノートンが監督のほか脚本、製作、主演“1人4役”も務めた。原作は米作家ジョナサン・レセムが1999年に発表し、全米批評家協会賞に輝いた同名小説。

元々孤児であり、孤児院から引き取られ、障害による突然の発作と言う持病を抱えながらも驚異的な記憶力を持つ優秀な私立探偵のライオネル・エスログ(エドワード・ノートン)の人生の恩人であり、唯一の友人でもあるボスのフランク・ミナ(ブルース・ウィルス)が何者かに殺害された。事件の真相を探るべく、エスログがハーレムのジャズクラブ、ブルックリンのスラム街と大都会の闇に迫っていく。

わずかな手掛かり、天性の勘、そして行動力を頼りに事件を追うエスログがたどり着いたのは、大都市開発にまつわる腐敗した街でもっとも危険と称される黒幕の男だった。

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『ライトハウス』(2019/ロバート・エガース監督)

「ウィッチ」のロバート・エガース監督が、「TENET テネット」のロバート・パティンソンと名優ウィレム・デフォーを主演に迎え、実話をベースに手がけたスリラー。

外界とまったく遮断された絶海の孤島の灯台を舞台に、登場人物はほぼ2人の灯台守だけで、彼らが徐々に狂気と幻想に侵されていく様を美しい35ミリモノクロームながら、閉塞感が強調されるほぼ正方形のやや異様な映像で描かれています。

1890年代、ニューイングランドの孤島が舞台。4週間にわたり灯台と島の管理をおこなうため、2人の灯台守が島に送り込まれてきました。ベテランで高圧的な上司のトーマス・ウェイクと未経験の無口な若者イーフレイム・ウィンズローは、初日からそりが合わずに衝突を繰り返す。険悪な雰囲気の中、島を襲った嵐により、2人は更に島に閉じ込められてしまうことになります。

おすすめ映画|『ライトハウス』(2019/ロバート・エガース監督)孤島の灯台という空間で演ぜられる狂気の二人芝居!

『インサイド・マン』(2006/スパイク・リー監督)

「マルコムX」「ラストゲーム」のスパイク・リー監督とデンゼル・ワシントンのコンビが、共演にジョディ・フォスターとクライブ・オーウェンを迎えた犯罪サスペンス。

ダルトン・ラッセル率いる4人組の銀行強盗グループが、白昼マンハッタンの信託銀行が急襲し、従業員と客を人質50名を取り立てこもる事件が発生。周到な計画のもと俊敏に行動する犯人グループを前に、フレイジャーたちも容易には動きが取れず膠着した状態が続く中、警察、銀行強盗、両者とも譲らず神経をすり減らすような心理戦を展開します。現場で指揮をとるニューヨーク市警察の捜査官フレイジャーは事件発生から7時間経っても、ジャンボジェット機や大型バス二台を準備しろという要求は出すものの、特に行動を起こさない犯人たちに対し、時間稼ぎをしているのではないかとの疑問を抱き始めます。

一方、事件の発生を知り激しく動揺するマンハッタン信託銀行会長のアーサー・ケイスは、やり手の企業女性弁護士マデリーン・ホワイトを呼び出すと、ある密命を託し、銀行立てこもり事件現場へと送り出すのでした。

おすすめ映画感想|『インサイド・マン』(2006/スパイク・リー監督)【U-nextで無料視聴】

最後に

トム・ホランド主演映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』は先月上旬に公開されていますが、残念乍らまで劇場に出掛けていません。2002年の『スパイダーマン』に出演したウィレム・デフォーがグリーン・ゴブリン役としてカムバックを果たしていると話題の作品です。なんとか劇場公開が終わらない内に見に行きたいと思っています。

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