>

映画『モービウス』血に飢えたバンパイアと人々の命を救う天才医師という両極端な2つの顔を持ち苦悩する主人公モービウスを描くアクション巨編【感想】

スポンサーリンク
絶対見逃せない映画 おすすめ
スポンサーリンク

『モービウス』のあらすじ・概要

スパイダーマンの宿敵として登場するマーベルコミックのキャラクター、モービウスを主人公に描いたスーパーヒーローダークアクション。

血に飢えたバンパイアと人々の命を救う医師という2つの顔を持つ主人公マイケル・モービウスを、徹底した役作りで知られるアカデミー賞受賞俳優のジャレッド・レトが演じます。天才医師のマイケル・モービウスは、幼いころから血液系の難病を患っていました。同じ病に苦しみ、同じ病棟で兄弟のように育った親友のマイロのためにも、一日も早く治療法を確立したいマイケルは、コウモリの血清を投与するという非常に危険な治療法を自らの肉体を実験台にして試します。

その結果、マイケルの肉体は激変し、超人的なスピードや飛行能力、周囲の状況を察知するレーダー能力が身につきますが、代償として血に飢えた吸血コウモリの様に、血に対する渇望に苦しむことになります。

自らをコントロールするために人工血液を飲み、薄れゆく人間としての意識を保つマイケル。そんな彼に対し、マイロも生きるためにその血清を投与して欲しいと懇願します。「危険すぎる、人間ではいられなくなる」と拒み続ける、マイケルでしたが…同じころ、ニューヨークの街では次々と全身の血が抜かれるという殺人事件が頻発することになります。

マイロ役はテレビシリーズ「ザ・クラウン」や映画「ラストナイト・イン・ソーホー」のマット・スミス。「デンジャラス・ラン」「ライフ」のダニエル・エスピノーサ監督がメガホンを取る。

原題:Morbius

DCコミックスの映画観るなら<U-NEXT>

『モービウス』の監督とキャストについて

ダニエル・エスピノーサ監督:スウェーデン・ストックホルム出身。2012年には、デンゼル・ワシントン主演のサスペンス・アクション映画『デンジャラス・ラン

監督作品関連記事

おすすめ映画|『ライフ』(2017/ダニエル・エスピノーサ監督)「筋肉と脳でできた生命体」!?の恐怖を描くSFスリラー

ジャレッド・レト(マイケル・モービウス):ノーベル賞を受賞した天才医師。生まれつきの血液系疾患を抱えているため、違法に蝙蝠の血清を利用した治療を試みる。治療に成功したものの、徐々に彼の体に異変が起き始め苦しむことになります/米ルイジアナ州出身。徹底した役作りに定評があり、約18キロ減量してエイズ患者を演じた「ダラス・バイヤーズクラブ」でアカデミー賞初ノミネートにして助演男優賞を受賞している。

公開中 おすすめ新作映画|「ハウス・オブ・グッチ」(2021/リドリ―・スコット監督)名門一族で繰り広げられる愛憎劇の驚きの全容が明かされる!

おすすめ映画|『パニックルーム』(2002/デビッド・フィンチャー監督)

マット・スミス(マイロ):モービウスと同じく血液系疾患に苦しんでいる彼の友人。大変な資産家であり、モービウスの研究を資金面で援助している/英ノーザンプトン出身。10年、英BBCの長寿SFドラマ「ドクター・フー」の11代目ドクター・フーに史上最年少の26歳で抜てきされ、英国内でブレイクする。

おすすめ映画|『オフィシャル・シークレット』(2019/ギャビン・フッド監督)キーラ・ライトレイ主演でイラク戦争にまつわる国民を裏切る政府の不正を告発(実話)

アドリア・アルホナ(同僚の医師/マルティーヌ・バンクロフト):プエルトリコ出身。

おすすめ映画|『スイートガール』(2021/ブライアン・アンドリュー・メンドーサ監督)復讐の為父娘で巨悪に立ち向かう!

DCコミックスの映画観るなら<U-NEXT>

『モービウス』のネタバレ感想

難病を治療し一刻も早く多くの患者を救おう考え、コウモリの血清を利用を考えたモービウス博士は、自ら人体実験の実験台となり猛烈なパワーを身に着ける事に成功します。しかしながら、その反作用として、自らが開発した人工血液あるいは本物の人間の血液が一定時間ごとに必要となる「吸血鬼ヴァンパイヤ―」体に変化してしまいました。

ストーリー展開としては荒唐無稽と言ってしまえば元も子も有りません。映像の大迫力シーンに目が釘付けの104分間を十分堪能するが出来る映画に違いありません。天才医師モービウス(幼少期より血管系の不治の難病を患い、思う様な歩行さえも困難な体になっていました)がコウモリパワー全開(バットマンを遥かに凌ぐ超人的パワー!)で活躍する超人から、時間の経過と共に顔も手も目の色も変容していてしまい怪人化するシーンが何度も繰り返されます。本物のコウモリからヒントを得たであろう怪人の顔があまりに恐ろしく、夜夢に出て来そうな髑髏顔なのは、さすがにびっくり仰天しました。小さな子どもが見ていたら思わず泣き叫ぶに違いありません。

モービウスとは幼い頃から大の仲良しだった大富豪のマイロも、コウモリのこっそり血清を盗み出し怪人化してしまうのは困ったものです。このようにヒーローとヴィランが実はコインの裏表として描かれる作品はかなり盛り上がる定石のようです。

一方、注目すべき他のキャストはタイリーズ・ギブソン演じた黒人FBI捜査官サイモン・ストラウドです。コミックの方でも活躍しているキャラらしいのですが、落ち着いた雰囲気、迫力のある演技に目が集中してしまいました。

U-NEXT

コメント

タイトルとURLをコピーしました