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おすすめ映画『スイートガール』(2021/ブライアン・アンドリュー・メンドーサ監督)感想‣復讐の為父娘で巨悪に立ち向かう!

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『スイートガール』のあらすじと概要

Marc TheleによるPixabayからの画像

「アクアマン」「ゲーム・オブ・スローンズ」のジェイソン・モモアが主演し、ごく普通の父娘が失った家族の復讐のため巨悪に立ち向かっていく姿を描いたサスペンスアクション。

妻と娘を何よりも大切に生きてきた、ごく普通の夫であり父であるレイ・クーパーは、ガンで闘病中だった妻を亡くしたことで、心に誓いを立てます。それは、「妻の命を救う唯一の頼みの綱だった薬を市場から撤退させた、ある悪の組織に復讐する」こと。残された唯一の家族である娘のレイチェルととともに、見えない巨悪に果敢に立ち向かっていくレイでしたが、真実を追い求めていくうちに父娘は死の危険にさらされます。

娘のレイチェル役は「ボーダーライン ソルジャーズ・デイ」「トランスフォーマー 最後の騎士王」のイザベラ・メルセド。モモア主演の「ワイルド・ブレイブ」でプロデューサーを務めたブライアン・アンドリュー・メンドーサが長編初メガホンを取ります。

原題:Sweet Girl

Netflixで独占配信作品。

『スイートガール』のスタッフとキャストについて

Waldemar ZielinskiによるPixabayからの画像

ブライアン・アンドリュー・メンドーサ監督:『ワイルド・ブレイブ』でもプロデューサーとしてジェイソンとタッグを組んだブライアン・アンドリュー・メンドーサ。今作が監督として初の長編映画となります。

ジェイソン・モモア(レイ・クーパー):米ハワイ州ホノルル生まれ、アイオワ州ノーウォーク育ち。アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「コナン・ザ・グレート」をリメイクした「コナン・ザ・バーバリアン」(11)で主演に抜てきされ注目を浴びる。他に『アクアマン』など多数出演。

人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のカール・ドロゴ役をきっかけにブレイクし、待機作には、「ブレードランナー2049」「メッセージ」のドゥニ・ビルヌーブ監督最新作「DUNE デューン 砂の惑星」(10月15日公開)も控えており、大変楽しみです。

イザベラ・メルセド(娘/レイチェル・クーパー):ペルー系アメリカ人。2013年に映画女優として『The House That Jack Built』で初デビュー17年、マイケル・ベイ監督の大ヒットSFアクションシリーズ第5弾「トランスフォーマー 最後の騎士王」でメインキャストのひとりに抜てきされた。女優以外にも歌手、声優、作詞家、ダンサー、ウクレレ演奏家などの多才を発揮している様です。

また、イザベラは、役作りの参考にした俳優について『アトミック・ブロンド』のシャーリーズ・セロンを挙げています。「繊細でありながらも強く、情の深さとタフさを兼ね備えた、そんな女性像がとても好き」と映画雑誌に語っていました。

可愛い少女から2年という時間の経過と共に物凄く逞しく成長していく姿は見応えがありました。大男相手の真剣な格闘シーン、水中で首を絞められてしまうシーンなどかなりヤバそうの所もありました。

『スイートガール』のネタバレ感想

marcinjozwiakによるPixabayからの画像

最愛の妻ががんとの闘病の中で、唯一の救いと見られていた新薬の投与を、ある所からの圧力で停止された為、妻は安価な新薬を利用出来ずに亡くなってしまいます。残された家族の怒りは収まらず、権力や金銭の為に新薬投与を中止させた”巨悪”に対して超過激な怒りを爆発させています。

巨悪の方も暗殺者を雇ったり、証拠を掴んでいる記者を殺させるなどかなり極悪非道の手段で事実の隠蔽を計って来ますが、とても許せることではありません。全くの素人(多少はボクシングの経験あり)の父娘が、プロの殺し屋やFBIを相手に互角以上の闘いを繰り広げ、目標を果たして行きます。

(ネタバレ注意)中盤以降父親が中心となり、かなり手荒な敵と格闘しているのかと観客誰しもが思いますが、後半で実はそうではなかった事実が分かってくるところは本編映画の”みそ”です。完全に騙されていました。しかし、その事実が分かってしまうと悲しみはより大きく、実際の娘レイチェルの行動もより想像以上により逞しかったものだった事に気が付かされます。(単にか弱い娘として父親に守られていたのではありませんでした…)

社会に蔓延る巨悪に復讐する姿は逞しく映ります。ちょっと過激過ぎるアクションシーンは見応え十分でした。しかし、正直な話、何でそこまで頑張ってしまうのかという気持ちも一方ではありましたが…

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