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栃木の名湯〜奥塩原温泉・やまの宿「下藤屋」と那須温泉「東急 ホテルハーヴェスト那須」山中に湧出する天然温泉掛け流しを満喫!

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今回は2泊3日で栃木県那須塩原、那須高原を訪問しました。前回訪問した群馬県の「県民割」と同様今回は「栃木県・県民割」を活用しました。群馬県と異なるところは、栃木県で「県民割」の特典を受ける条件として、指定された旅行代理店か直接宿泊施設に予約する必要がある事です。(群馬県ではそのような制限は一切なかったので注意が必要です)

当初わたしはまったくその事を知らず、『一休』経由予約を入れていました。宿に事前に確認したところ、旅行会社は3社楽天トラベル、じゃらん,るるぶのみ、あるいは直接宿に申し込んで欲しいと言われたので、慌てて申し込み直した経緯があります。

さらに、ワクチン3回接種の証明書と写真付きの身分証の提示を求められるので準備が必要です。これも群馬県と異なるところは、身分証として「健康保険証」を提示したところ、写真無しの場合は「健康保険証」以外にもう一点の提示を求められました。パスポート・運転免許証など顔写真入り証明書が必携の様です。かなり厳密に本人確認がなされている感じでした。

細かい記載になりましたが、皆さんの参考になればと思います。

東京方面から奥塩原温泉・那須温泉へのアクセス

東京→奥塩原温泉

東京 → 西那須野塩原ICまでは東北自動車道利用「西那須野塩原IC」で下り、下道は残すこと37㌔、約50分程で到着します。自宅(千葉県M市)から186㌔ 全行程で3時間以内と便利です。午後3時がチェックインの時間だったので、時間的な余裕をみて出発した為、いつもながら大体2時半をめどに到着する事が出来ました。

奥塩原温泉→那須温泉(那須高原)

一般道利用で37㌔、50分強の道のりです。今回は途中、「那須ガーデンアウトレット」や道の駅「明治の森・黒磯」等々に立ち寄った為、やはりホテル到着は午後3:00前後となりました。

前回栃木を訪問した記事➢

栃木の名湯「那須湯本 那須高原ホテルビューパレス」と「塩原温泉郷 明賀屋本館」で源泉掛け流し天然温泉を愉しむ

栃木の名湯 〜奥塩原温泉③〜『渓雲閣』源泉掛け流し100%の硫黄泉

道の駅「明治の森・黒磯」に隣接する洋館「旧青木家那須別邸」拝観料200円で内部を見る事が出来ます。明治時代の外務大臣等を務めた青木周蔵さんの那須別邸です。

奥塩原温泉 やまの宿「下藤屋」(しもふじや)

日塩紅葉ラインの道路沿いに何件か纏まった温泉集落が現れると「下藤屋」は道路左手に直ぐです。『日本秘湯を守る会』の看板もありました。

玄関から奥まった場所にあるスペースで抹茶とお茶菓子で旅の疲れを癒す

雰囲気・部屋

宿内は洗練された雰囲気が漂い、とても落ち着く事が出来ます。たいへんこじんまりした宿でしたが、平日にも関わらずかなりの台数の車が駐車場に停められていたのを見て多少驚きました。しかし、宿の中は静かで世間の喧騒からは隔絶された空間を愉しむ事が出来ました。

通された部屋は内湯(男性用)から一番近い部屋だった為、入浴するのに非常に便利でした。

温泉

「硫黄泉」pH2.6の酸性泉。酸性のお湯には殺菌作用があり慢性皮膚病には効くそうです。また、硫黄泉は体内の毒素を排出する効果があると言われています。そして肌の角質を取り除く効果もあり、美肌効果を期待できるそうです。こちらは確かに実感出来ました。温泉から出ると肌が光輝いている様な気がしました。

板張りの浴室で雰囲気抜群です

乳白濁の硫黄泉、70度近い源泉がそのまま湯船に注がれている為、注意して入らないと表面温度はかなりの高温になっていました。攪拌する為の櫂も浴室内に準備されていました。しかし、湯守の方が頻繁に巡回して来られ『適温』に保たれている様でした。『今、42度です』などと逐一検査結果を報告して頂けました。

宿の人の話では最近は乳白濁の色が多少薄くなって来たようだと話されていました。以前はもっと濃い白濁色だったそうです。又、天候の変化で濃くなるかもしれません。ずっと変わらない源泉掛け流しの贅沢な温泉!

玄関から出て歩いて2,3分のところにある外湯「中の湯」宿泊客は無料で利用が可能です。他に「むじなの湯」などの利用も可能となっています。

こちらも宿の外にある露天風呂、白濁色ではなく無色透明の温泉を引いています。目の前は山そのもので、残念ながら入浴しながら眺望を楽しめる雰囲気ではありませんが、内湯と一味違った雰囲気もあり一興!

食事

前菜から始まり、かなりの豊富な量の料理の数々を堪能出来ました。

焼き立て天然岩魚の塩焼き、霜降り栃木牛のすき焼き…かなり上等な肉に舌鼓

こちらは翌朝の朝食、昨夜の夕飯の場所(一階大広間ですが、細かくテーブルごとに間仕切りありプライベート空間が確保されていました)と同じところで食事を頂きます

那須温泉「東急ホテルハーヴェスト那須」

広々とした室内、雄大な窓からの那須高原の眺めに癒されました。

ソファーベッドを利用すれば、一部屋4名は楽々宿泊できるような構造になっている様でした。⁅今回は2名で利用)

広大のホテルの敷地が広がりますが、その先には木々に隠れてはっきり見えませんが、コレージ群を見渡す事が出来ます。

雰囲気・部屋

写真ではごく一部しか紹介していませんが、全体的に余裕のある作りで、館内、部屋、温泉浴槽、洗い場、更衣室、レストランなど広々としており、非常に多くの宿泊客が滞在されていましたが、しっかりとプライベートが守られていました。

朝の清々しい陽光が湯船の底まで差し込んでいます。木々の濃厚な香りが漂っていました。

鳥の姿は多く見掛ける事が出来ましたが、鳥の鳴き声は余り聞く事は出来ませんでした…

太陽の光の角度により刻々と移り変わる温泉の色…

内湯、露天風呂、サウナ質、水風呂などが完備されています。温泉→水風呂→温泉…の繰り返しで時の経つのを忘れそうでした。

やはり早朝の朝湯が最高の気分でした。海抜576mの高原の朝を満喫!

温泉

ナトリウム・塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性低張性温泉 褐色の黄金温泉。中庭には足湯の設置もあるようでしたが、残念ながら立ち寄る時間がありませんでした。

日帰り入浴対応は不可能ようです。

食事

朝夕の食事会場となったレストランの佇まい。夕食は17:30スタートで開始されましたが、まだ、かなり明るい庭園を眺めながらの食事時間となりました。洗練された味の食事をビュッフェスタイルで心行くまで堪能しました。一品一品な手作り感のあるしっかりした味付けの見事な料理でした。

レストランから宿泊棟に戻る渡り廊下から、内庭の見事な眺望

最後に

同じく栃木県内にある純和風旅館の奥塩原「下藤屋」と那須高原「ホテルハーヴェスト那須」のまったく雰囲気の異なる「温泉地」を堪能する事が出来ました。それぞれの良さがあり、甲乙付けがたい魅力に溢れていました。いずれの宿も今後も何度も再訪したいと思いました。

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