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群馬県万座温泉「ホテル聚楽」谷間のウグイスの鳴き声を聞き、天空の乳白色の硫黄泉を浴す

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山道をドライブし、万座温泉口を左に曲がりしばらくすると硫黄の臭気が強くなってきます。愈々温泉到着の期待が高まります。ホテル聚楽は以前は通り過ぎてばかりいました。今回ようやく初訪問しました。日本一硫黄濃度が高いと言われる万座温泉の中でも一際濃度が高いと言われるホテル聚楽の硫黄泉を堪能してきました。目の前に何も遮るものが無く、大自然と対面しながらの入浴を味わえるのは万座の大きな魅力の一つだと思います。もし、これから万座温泉行きを考えられている方は是非参考にしてみてください。

なお、過去訪問した「日進館」「万座プリンスホテル」の記事も参考にしてみてください。

群馬県(嬬恋村)の名湯〜鬼押温泉〜『ホテル軽井沢1130』と〜万座温泉〜『日進館』の源泉掛け流しを満喫!

群馬の名湯 〜万座温泉〜 ”万座プリンスホテル” 標高1800㍍雲上の露天風呂

万座温泉への東京からのアクセス方法

JR利用の場合

・JR吾妻線万座鹿沢口駅下車(上野・高崎より特急「草津号」を利用して2時間半)、西武観光バス約40分
・JR軽井沢駅下車(東京⇒軽井沢 =北陸新幹線=約1時間)、西武観光バス約100分

車利用の場合

練馬IC→渋川・伊香保IC(103㌔)→(R17など下道57㌔)→嬬恋村三原→(万座ハイウェイ22㌔)→万座温泉♨ 【194㌔ 2時間45分程度交通状況による】

但し、わたしが今回利用したのは草津温泉経由の一般道R145、R292絶景の<志賀草津高原ルート>(有料道路を回避)を利用しました。この道路はこの時期交通量も少なく景色を楽しみながら快適なドライブが出来ます。

初夏の様相、短い夏を謳歌する高山植物 志賀草津高原ルート沿いにて

ナナカマドの大木

万座温泉 ホテル聚楽の4つのおすすめポイント

乳白色の高濃度硫黄泉 (pH3.2) 

毎朝全温泉を抜き取り、湯船は清掃されており、非常に衛生的に管理されていて安心。

露天風呂の目の前は一切遮るものが無く、万座名勝「空吹(からぶき)」大自然が広がります。早朝にはウグイスの鳴き声を聞きながら朝風呂三昧!

露天風呂の目の前は一切遮るものの無い、大自然が広がります。早朝にはウグイスの鳴き声を聞きながら朝風呂三昧!

加水なしの源泉かけ流し、強酸性につきレジオネラ菌検査免除されています。日本でいちばん硫黄含有量が多い温泉は群馬県の万座温泉、その中でもジュラクの「法性の湯」はトップクラス

肌への感触は高酸性値にも関わらず、癖の無い柔らかいお湯で、何度も入浴しましたが、入浴後さっぱりした肌の感触が残りました。

【泉質】単純硫黄泉(硫化水素型)

【効能】硫黄泉は硫化水素の吸入などにより高血圧や動脈硬化の治療に効果があり
糖尿病にも絶大な効果があるといわれています。硫化水素には血管平滑筋を弛緩させて血管を広げる作用があり硫化水素を長期的に吸入することで、高血圧の治療、 あるいは予防効果が期待できる【万座ホテル聚楽 HPより抜粋】

※大浴場写真撮影可能時間 AM9:40 ~ AM9:50 この10分間は浴場にカメラを持ち込み自由に撮影する事が可能でした。

湯温調節については、加水なし加温あり。源泉はホテルから800M先の奥万座、硫化水素ガスの濃度を下げるため一旦空気にさらすそうです。ばっ気、引湯による湯温低下はパイプに70℃のお湯を通し熱交換方式によって加温するので成分はそのままの源泉かけ流しされると。上の写真はホテル裏手にあった、800㍍さくの源泉から引き湯されている温泉を熱交換器で加熱している施設かと思われます。豊富な湯量が流れ込んでいました。

なお、源泉は無色透明ですが、空気に触れて白くなるとのことです。

標高1800㍍の周囲を大自然に囲まれた高原

部屋の目の前に広がる「空吹(からぶき)」噴火口の様な様相。硫化水素の臭気が広がります

美しいクマザサの広がる山裾の風景に癒されます。ホテルに到着するまでは陽射しも有りましたが、到着以降出発日まで天候は悪化して、重たい雲に覆われてしまいました。到着時の気温は19℃とクーラーの要らない、ちょっと肌寒さを感じました。熱い温泉に浸かるには絶好の気温だったかもしれません。熊出没注意の大きな看板が目につきました。ホテルの部屋から窓ガラス越しに何度も良く目を凝らし、周囲を観察しましたが、熊の姿は発見できず!

マイナスイオンの濃度は東京都内の50倍という報告もありましたが、何となく気も違い良いので納得!

食事 当館人気No.1。食べ放題・飲み放題の地場食材バイキング!

上の写真は朝食バイキングの一部。嬬恋高原野菜や地元で採れた新鮮な食材をふんだんに使ったヘルシーな食事を摂る事が出来ました。中でも「上州麦豚」のしゃぶしゃぶ、ローストビーフ、蕎麦の実茶碗蒸し、群馬県産花豆の蜜煮(巨大)、地場食材を中心に50品目以上。

素晴らしい温泉、豊富な食材の朝夕ビュッフェスタイル食事、快適な部屋等々ありながら比較的リーズナブルな価格で宿泊が可能です。

自然豊な志賀草津高原ルートなど山間部のドライブを満喫

草津温泉から長野原町へ通じる街道沿いで運良くニホンザルのオスに遭遇しました。「おい」と呼びかけるとこちらに顔を向けてくれました。それ程素早く逃げる素振りも見せず、車を停めて撮影出来ました。

山岳ドライブを十分愉しむことが出来ます。運転中は車窓風景に見とれている余裕はないかも知れませんので、駐車指定スポット(非常に少ない)などを利用して一時休憩されることをお勧めします。

万座温泉 周辺情報(草津温泉外湯に立ち寄り)

アジサイの一種と思われます。華麗な白い花が美しい。

「地蔵の湯」地元で大人気の外湯、常連さんが4,5人先に入浴されていました。(無料)源泉掛け流しの素晴らしい温泉を満喫。こんなに立派な建物、浴室は7,8名入ると一杯になりそうです。きちんと衛生的に使用されていました。

いつもの湯畑

こちらは湯畑前の「白旗の湯」(無料)結構人気が高く観光客と思しき人で行列が出来ていました。今回は入浴はパス

ヒメシャジン?

有料の公共浴場『大滝の湯』の門前近くに佇む「煮川の湯」(無料)こちらは入浴客は無しでした。それもそのはず湯温45度の源泉掛け流しの湯で、わたしは入浴を諦め掛けました。冷たい水道の蛇口もありましたが、湯船の温度を下げてはいるのも「邪道」と考えて、3秒程全身で入りましたが、我慢できずさっさと退散!入れ替わりに地元の若い人が入って来たので『湯を薄めなくてよかった』と思いました。かみさんも入浴は諦めた様です。煮え滾る様な温泉「煮川の湯」

無色透明なんとなく「温泉効果ありそう!」

最後に

草津温泉から一足で別天地の万座温泉を訪れる事が出来ます。温泉の泉質の素晴らしさもさることながら、露天風呂から望む絶景が素晴らしく最近何度も訪れています。今回は到着直後より天気が崩れ、夜間星空の観測は出来ませんでした。また、次回機会がありましたら、温泉+星空観察を愉しみたいと思います。

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