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群馬 水上温泉郷 谷川温泉「たにがわ旅館」心やわらぐ温泉宿。又、行きたくなりました!

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温泉 おすすめ
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最近群馬旅行にかなり入れ込んでいます。一つの理由は「群馬県民割」が我々千葉県民にも適用されるという原因も大きいと思います。なんと8月31日までこのキャンペーンは延長されることが正式に発表されました。しかしながら、群馬の魅力再発見は大きいと思います。特に水上温泉郷の広大な温泉群はまだ訪問した経験の無いところも非常に多く、是非新規開拓をしていきたいと思っています。今回の「たにがわ旅館」の素晴らしさには感動しました。機会があれば、リピーターとなることは間違いありません。その魅力の一部を取り纏めてみました。水上温泉郷で宿泊をご検討される際、是非参考にしてみてください。

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谷川温泉への東京からのアクセス方法

車利用の場合】練馬IC→水上IC(142㌔ 1時間半・道路状況によります)、水上IC→「たにがわ旅館」7㌔10分と非常に交通至便!

【新幹線利用の場合】東京駅より上越新幹線で上毛高原駅下車。リレーバスにて水上駅移動後、旅館の送迎バス(要予約)にて旅館へ。所要時間:約110分。

今回は、前泊地万座温泉から自家用車で移動しました。万座温泉から谷川温泉までは草津温泉経由90㌔、約2時間の運転を愉しむ事が出来ました。

「たにがわ旅館」おすすめ5のポイント

部屋・館内の雰囲気

和風の伝統的な良さを残した雰囲気にとても落ち着くことの出来る旅館でした。かといって古い感じは一切無く、モダンなテイストも各所に取り入れられています。まず、至る所にサービスを徹底した「気配り」がありとても好感がもてました。数々の驚きのサービスの一端をご紹介させて頂きます。

フロント脇の談話室の落ち着いた雰囲気!

こじんまりとした佇まいで非常に落ち着きます

鬱蒼とした色濃い緑に囲まれています。晴れていれば谷川岳が見えるのか?

午後3時頃からフロント前の囲炉裏端で提供される玉こんにゃく、味噌を付けて食べると美味しい。気配りが素晴らしい。心温まるサービスの一つ。

部屋の冷蔵庫には冷やされた葛餅が素晴らしい器に準備されている心憎い演出にびっくり仰天!冷蔵庫に冷やした和菓子の提供を受けたのは初めての経験です。

温泉

前泊地万座温泉の乳白色の濃厚硫黄泉と比較するとちょっと物足りなさを感じるかも知れません。しかしながら、無色無臭のアルカリ単純泉、源泉掛け流しでしっとりと体に馴染み湯上り爽快な気分になりました。また、こじんまりとした旅館の為、浴室で擦れ違う他の客の数も極端に少なく、ほぼ独占的に入浴する事が出来ました。

清らかな清流谷川付近から、不動の湯・不尽の湯・峰岸の湯・薬師の湯の4種類の源泉の違う温泉を、大浴場・露天風呂客室の露天風呂へ源泉を掛けながしで利用する事が出来ます。

泉質:無色透明(アルカリ性単純泉)

少し小さ目乍ら露天風呂も愉しむことが出来ます。露天風呂はかなり深めの構造となっています。

有料ながら湯船に入りながら「アイスクリーム」の提供を受けるサービスもあるそうです!

食事 地産地消の旬の素材を生かした、創作日本料理

夕食は畳の和室、完全個室の食事処にてテーブルにて給されます。旅館の佇まい相応の美味しく、とても贅沢な食事を提供して頂きました。時の経つのを忘れ、ゆっくり食事をする事が出来ました。

群馬上州牛のしゅぶしゃぶ

岩魚の塩焼き

飛龍頭(ひりゅうず≒がんもどき)含め煮、身欠き鰊旨煮、筍土佐煮、お箸が気に入り1階売店で同じものをお土産に購入しました(1膳1500円)

クリームチーズのムース、ダークチェリージュレ 繊細な味で絶品

夜、入浴後に提供される生搾りジュース、隠し味にしょうがが入っているそうです。このサービスには驚きました。

今年4月より開始されたハーフバイキングスタイルの朝食、麦わらに包まれた納豆の味、口当たりが絶品。小皿料理も多数。

なお、朝風呂後、フロント脇の囲炉裏端にて、7時~8時の間に、地元の舞茸を使った味噌汁を振舞って頂きました。舞茸の濃厚な味と舌触りが絶品の味でした。朝飯の前に味噌汁提供サービスも少し過剰ではないかと最初思いましたが、結構、いけてるサービスです。

周囲の環境

「たにがわ旅館」から谷川岳までは車でわずか30分という至近距離にあります。よく整備された道路で谷川岳ロープウェイ駅まで行くことが出来ます。今回は生憎の雨模様の為、ロープウェイは諦めました(前回訪問時と同じく連続悪天候の為断念せざるを得ず)

また、利根川源流域の渓谷美を堪能する事も出来ます。

その他

【太宰治ミニギャラリー】

「たにがわ旅館」は「走れメロス」・「人間失格」で知られる文豪 太宰治氏ゆかりの宿です。太宰治は昭和十一年に谷川温泉の川久保屋(現在・旅館たにがわの駐車場)に滞在し「人間失格」を書く引き金となった「創世記」を執筆したそうです。太宰治のゆかりの品が展示されているミニギャラリーが設けられていました。初版本などが数多く集められ展示されています。

【橋本勝谷川岳フォトギャラリー】

日本山岳写真協会会長、橋本勝氏の撮る谷川岳。プロ登山家であり、一流カメラマンである橋本さんの谷川岳の写真が展示されています。圧巻の重量感で迫る大迫力写真の数々が見ものとなっています。

谷川岳に何年も通い詰めなければ撮影する事は不可能と思われる入魂の写真多数展示

最後に

行ってみなければその宿の良さは分からないという事を実感しました。語弊を招くかも知れませんが、「こんなところに、こんな素晴らしい旅館が…」と驚きました。また、水上温泉郷は上越新幹線や高速道路を利用すれば、かなり便利に東京から来ることが出来ます。那須塩原、鬼怒川、伊香保、伊豆、軽井沢方面に随分通い詰めましたが群馬にもたくさんの良い温泉が有る事を最近実感しています。

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