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石川県「山代温泉」”加賀百万石”宿泊と金沢市内散策

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石川県金沢市は久し振りの訪問となりました。GoToキャンペーンの特典もあり割安で2泊3日の家族旅行を楽しむことが出来ました。また、山代温泉は今回初めての訪問だったので、どんな温泉地か大変楽しみにしていました。金沢の最近の訪問はいずれも出張ばかりだったので、観光目的で訪問したのは新幹線開通の遥か以前のことでした。

立山、白山、剣岳などの登山が目的だったので、以前の金沢駅では登山の前後に駅舎のベンチで宿泊した経験もありました。現在では近代的な駅舎に生まれ変わり、昔の面影はまったくなくなってしまい、少し寂しい気持ちもしますが、これは時代の流れなので仕方が無いことだと思います。

加賀温泉郷は粟津温泉、片山津温泉、山中温泉と山代温泉の4つ温泉の総称です。

東京から山代温泉への旅程

(行き)東京10:24発―金沢12:52着 北陸新幹線 かがやき509号 (2時間半)

    金沢13:20発-加賀温泉13:45着 サンダーバード

(帰り)加賀温泉発11:32-金沢11:58着 サンダーバード11号

    金沢13:56発―東京16:52着 北陸新幹線 はくたか566号 (3時間)

停車駅が限定(上野駅にも停車しません)されている「かがやき」は最速で東京・金沢間を2時間半ととても早く、新幹線の利便性を存分発揮してくれます。午前10時過ぎの新幹線に乗れば、午後2時には山代温泉旅館のフロントでチェックインが可能という驚きの近さです。

なお、加賀温泉駅から旅館までは送迎マクロバスで15分程度と近い。バスの車窓からは想像と違い長閑な稲刈りを終えたばかりの田園風景が広がっていました。(もっと山の中というイメージでしたが)

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山代温泉(宿泊旅館”加賀百万石”)の概要

湯の曲輪(ゆのがわ)再生、
明治時代の総湯を復元(山代温泉観光HPより)

(総湯)江戸時代の温泉場は、共同浴場を中心として、まちがつくられていました。共同浴場の周りに温泉宿が立ち並び、湯治客は共同浴場に通ったり、ときには自然の中を散策しながら長逗留した様です。この共同浴場が「総湯」です。現在は500円程度で入れる総湯が2か所あるようですが、残念乍ら今回は宿泊した旅館から一歩も外に出なかったので、総湯の入浴チャンスは逸してしまいました。なお、総湯の温泉は加水していない源泉を愉しめるとのこと、是非入ってみればよかったと後悔しています。

宿泊した加賀百万石のフロント付近の優雅な演出
ロビーも広々としてとても寛げました
部屋からの広大な中庭を望む、左の建物は大浴場
大浴場内風呂 超巨大な内風呂温泉は地下1200㍍から汲み上げており、源泉温度は60度超と高い 自家源泉100%の宿
温泉は無色透明・無味無臭で、お風呂のお湯は凄くきれい
源泉湧出口という表示のある所からは驚く程細い水流の高温源泉が湧出していた
紅葉の季節までは少し時間がありそう

旅館”加賀百万石”の豪華な雰囲気に圧倒されました。”みやびの宿”と名打ってますが、その言葉通りで贅を尽くした内装に目を見張ります。当初の予定では山代温泉内の観光名所巡りを二日目にする予定でしたが、急遽金沢市内見物に変更した為、山代温泉内の総湯、湯守寺である 「薬王院温泉寺」(パワースポット)参拝、九谷焼窯跡展示館などは行きそびれてしまいました。

旅館の部屋・お風呂・食事処は大変広く、ゆったりと寛げる宿でした。

なお、食事の時間帯である夜6:00〜8:00前後は、食事場所には大勢の宿泊客が集中していましたが、宿泊棟の廊下、大浴場には思ったより人影が少なく、露天風呂は常時独占状態で利用できました。また、サウナと水風呂が完備されている為、温泉・水風呂・サウナ・水風呂を何度も繰り返す事で非常に寛ぐことが出来ました。

金沢市内見どころ

わたし自身も金沢観光は30年振りだったのですが、かみさんは初めての金沢訪問ということもあり、二日目は定番観光地である「兼六園」「ひがし茶屋町」の二か所を市内バスで回る事にしました。金沢駅までバス一日乗り放題券600円を購入を利用しました。3回以上バスに乗れば元が取れますが、結局3回しか乗らなかったので、都度支払う手間が省けただけでした。

兼六園

岡山後楽園、水戸偕楽園と並んで日本三名園のひとつに数えられています。入園料大人320円。

尾張町 

近江町市場からひがし茶屋に向かう道路沿いに立ち並ぶ古い家屋
石黒傳六商店(百万石通り沿い)

三田商店

初代藩主前田利家の生まれ故郷尾張から移住してきた商人の町で、往時を偲ばせる商家が立ち並ぶ。

ひがし茶屋町

ひがし茶屋町メインストリート 和服を着た観光客が多い

マスクをした観光客
金箔の芸術品
浅野川

金沢らしい風景の筆頭と言える、端正な格子戸の家々が並ぶ茶屋町、江戸時代から大人の社交場として繁栄した町並が現存しており、当時の雰囲気を濃厚に伝えています。江戸時代にタイムスリップした感覚になります。今回は昼間行きましたが、夜には夜独特の風情のある街に変わるとの紹介がありました。興味津々です。

最後に

北陸地方は東京からは縁遠い地域ですが、金沢という独特の優れた文化圏も大変貴重なものに感じられます。また、石川県の山海の幸、清浄な水と空気、京風の流れも感じる「加賀料理」に圧倒されました。

以前金沢訪問の際、金沢在住の知人に教えられて訪問したお店をご紹介させて頂ければと思います。わたしの知人は、金沢市内中心地は観光客相手のお店に変貌してしまったので、地元民は最近寄り付かなくなっている、そこで紹介を受けたのが、以下の二店です。(今回は行っていません)

1.おでん「森忠」(金沢市十一屋町13-7)おでんの他に一品料理も涙が出るほど美味しい。おでん具材に香箱ガニ(かに面)が入り始める頃が超おすすめ、べつにかに面が無くても勿論好いが、、、金沢から福井方面に向かう街道筋にある目立たない「おでん屋」市内からバス便があります。

2.野々市「田舎小屋」海鮮料理中心 鮮度・味・量・値段(安さ)は天下一品・・・金沢から二駅目というアクセスが問題!

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