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映画『イヴォンヌの香り』(1994/パトリス・ルコント監督)感想‣避暑地で繰り広げられる若い男女のひと夏の恋を官能的に描く!

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映画『イヴォンヌの香り』のあらすじ・概要

1950年代アルジェリア紛争の頃、フランスのレマン湖畔の避暑地で、パリから徴兵を逃れ貴族的蕩尽生活を送る30才のビクトールは、50才程のゲイの医師ルネと美しい女性イボンヌに出会います。ロシア人伯爵と偽るビクトールは、イボンヌとすぐに愛し合うようになります。ある日、彼女の伯父さんの家に呼ばれたビクトールはイヴォンヌに結婚を申し込み、アメリカ移住を誘います。約束のパリ行き急行列車で彼は待ちますが、イヴォンヌは現われません。彼は捜し回リ、やがて彼女がアンドリックス(美人コンテストの審査委員)という別の男とどこかへ行ったことが分かるのですが・・・

恋愛映画の名手、「仕立て屋の恋 」「橋の上の娘」のパトリス・ルコントが繰り広げられる大人のラブロマンスとほろ苦い結末を描きます。ビクトールを演じるのは「可愛いだけじゃダメかしら」のイポリット・ジラルド。

原作はルイ・マルと「ルシアンの青春」の脚本を執筆したパトリック・モディアノ(集英社刊)

1994年製作/86分/フランス
原題:Le Parfum d’Yvonne

Pierre-AndréによるPixabayからの画像

映画『イヴォンヌの香り』のスタッフとキャストについて

パトリス・ルコント監督・脚本

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イポリット・ジラルド(ヴィクトール):84年『ル・ボン・プレジィール』Le Bon Plaisir で政治家の愛人を熱演して注目を集め、翌年のセザール賞有望若手男優賞にノミネートされています/兵役を逃れる為パリを脱出してレマン湖畔で悠々自適に暮らす若者。ロシアの伯爵と詐称している。

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サンドラ・マジャーニ(イヴォンヌ):モデル出身の新人。容姿端麗の美女、両親と死に別れ叔父と暫く一緒に暮らしていた孤独な女性。過去は何となく謎に満ちている。自身を映画女優だと称している。

ジャン=ピエール・マリエール(ルネ・マント):映画『ダ・ヴィンチ・コード』でジャック・ソニエールを演じた事で世界的に名が知られるようになった/避暑地で優雅に暮らすゲイの医師。突如気勢を発したり、立腹するなど突飛な行動が気に掛かる面もある。

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Mitsuho SakataによるPixabayからの画像

映画『イヴォンヌの香り』のネタバレ感想

『イヴォンヌの香り』からしてかなりフランス映画的な題名で、期待は大いに高まります!

本編の映画の魅力はイヴォンヌの妖艶な存在感に尽きます。ヴィーナスの様なな端正で完璧な容姿に地球上のすべての男は魅了されてしまう事は間違いありません。初めルネ・マントという不思議な雰囲気の医師の”連れ”として登場します。しかし、3人、レストランでテーブルを囲み食事をする事になりますが、テーブルクロスの下ではイヴォンヌの脚がヴィクトールの脚に絡みつくというかなり刺激的な展開にびっくり仰天しました。

その後の発展は映画を見てのお楽しみです。官能的な映像の連続に暫し見惚れてしまいました。イヴォンヌの「香り」とは香水ゲランの香りなのでしょうか!? ピアノの鍵盤に残る香水を嗅いだり、船上で突如下着を脱ぎ、万一水に落ちた時の為に『遺品』と言って彼に手渡しています…そんなものもらってもしまって置く場所に困ります…

イヴォンヌを演じた新人サンドラ・マジャーニがあまりに素敵だったので他の映画作品に出ていないかと調べてみました。しかし、情報が少なく分からず仕舞いでした。どのなたか、詳しい情報が分かれベ是非提供頂ければと思います。

魅力的な女性を描出し続けているパトリス・ルコント監督ですが、イヴォンヌの魅力はその作品群の中でも1,2位を争うのではないかと思いました。

正直全く理解に苦しむ行動『その日ぐらし…』の生き方をしています。彼女の魅力に自分の人生を振り回される男は堪ったものではありません。しかし、何もかも捨てて一緒にいたいと思わせる女性も存在することは確かでしょう。幸福な時間は永遠に続く筈はないと早目に悟り、貴重な幸福な「一瞬の時間」を享受出来ればそれで良いのかなと考えます。

ヴィクトールの12年後の姿が再び描かれます。彼は一途に彼女を忘れる事が出来ず、ずっと探し求めていたという事であればかなりの悲劇です。

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